韓国野球情報 "純情" 速報版

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韓国プロ野球順位表 (日程終了)

チーム名
1現代133805120
2キア133785052
3サムソン133765344
4SK1336664314
5ハンファ1336365517
6LG1336071220
7斗山(トゥサン)1335774223
8ロッテ1333991341

 ※韓国では勝率ではなく勝利数で順位を決定しています。

韓国シリーズ・トーナメント表
韓国シリーズトーナメント表

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2003年10月29日(木)
(トピックス)

 2003年アジア野球選手権の韓国代表に選ばれていた現代の主砲で、今季イ・スンヨプと激しいHR王・打点王争いを繰り広げ打率.335(打撃成績2位)、53HR、142打点を記録したシム・ジョンスが、肩と左ひざの痛みが激しく初の太極旗(韓国の国旗)のついたユニフォームを着る前に代表から外れることとなりました。

 シム・ジョンスは、イ・スンヨプとの夢の最強3・4番コンビを組むことが期待されましたが、残念ながら実現しないことになりました。
 代わりにSKのライトのレギュラーとして活躍し、打率.328(打撃成績5位)を記録しチームの躍進に貢献したイ・ジニョンが代表に選ばれました。

 また長年サムソンのサードのレギュラーとして活躍し、代表経験も豊富なキム・ハンスがひじの故障で、またSK投手陣の柱の右腕イ・スンホが太ももの故障でそれぞれ代表から外れました。
 その代わりとして今季キアから移籍し現代のサードのレギュラーとして活躍しながら、怪我で91試合の出場にとどまりながらも打率.343をマークしたチョン・ソンフンと、通算152セーブをあげているベテラン左腕のチョ・ギュジェ(現代)が代表に選ばれました。

2003年10月28日(水)
(トピックス)

 LGは27日、イ・スンチョル新監督(42)が初のスタッフミーティングを行い、新生LGツインズが出発しました。

 イ・スンチョル監督はヘテ、サムソンでプレーし、1985年の新人王、3度の盗塁王のタイトルを取り5度のベストナインに輝く華々しい活躍を見せました。
 現役引退後は1999年からサムソンでコーチを勤め、2001年からLGの走塁コーチに就任しチームを支え、イ・グァンファン監督の辞任とともに監督へ昇格することになりました。
 イ・グァンファン前監督は、LGの2軍監督に降格することとなりました。

 今シーズン6位に終わったLGは、負傷により今シーズンを棒に振ったイ・ビョンギュなどの主力選手の復活に勢力を注ぎ、戦力の立て直しを図ります。
 また、LGは来年春の1次キャンプを1月下旬から2月中旬までオーストラリアで行なったあと、2次キャンプを3月上旬まで例年通り沖縄で行なうこととなりました。

2003年10月27日(火)
(トピックス)

 韓国シリーズを終え、今シーズンの全日程を終了した韓国プロ野球のMVPと新人王の選定が記者投票によって行なわれました。

 まず今シーズン韓国プロ野球新記録、そしてアジア新記録となるシーズン56HRを放ち、プロ野球ファンのみならず国民的な注目を集めたイ・スンヨプ(サムソン)が史上最多となる3年連続の5度目のMVPに選ばれました。
 イ・スンヨプは有効投票数102票のうち81票をしめ、イ・スンヨプのHR・打点王争いのライバルだったシム・ジョンス(現代)は13票、17勝をあげ最多勝に輝いた韓国シリーズMVPのチョン・ミンテ(現代)は7票にとどまりました。
 残り1票は最優秀救援投手に輝き、チームの韓国シリーズ初進出に大きく貢献したチョ・ウンチョン(SK)でした。

 新人王は、新人不作の年らしく低レベルな争いとなり選定に手間がかかりました。
 1回目の記者投票で過半数の得票を得た選手がいなかったため、42票のイ・ドンハク(現代)と33票のイ・テックン(現代)の2人による決選投票が行なわれ、イ・ドンハクが勝利し新人王に輝きました。
 イ・ドンハクは2000年現代に入団したものの、1軍登板のないまま軍に入隊し尚武(サンム・軍隊のスポーツ部隊)でプレーし続け、今年5月プロ野球に復帰し、主に先発として活躍し27試合で8勝3敗、防御率5.35の成績を残しました。

 そしてソウル市内のホテルで、MVP、新人王と各タイトルを獲得した選手たちの表彰式が行なわれ、今シーズンを彩ったスター選手たちが一堂に会しました。なお、日本のベストナインに当たるゴールデングラブ賞は後日選定されます。

2003年10月25日(土)
<韓国シリーズ 第7戦>
 現代7−0SK(ソウル・蚕室)

 3勝3敗のタイで迎えた韓国シリーズの最終戦は、現代の先発がこのシリーズ2勝をあげているエースのチョン・ミンテ、SKの先発がポストシーズンで2勝をあげているキム・ウォンヒョンで始まりました。
 3回まで両チームともにチャンスを作れないまま試合は進んでいきましたが、4回裏に現代が2死1、2塁のチャンスから5番レフトのブロンバーのタイムリーで1点を先制します。
 そして5回裏、現代は2アウトから6連打を放ち、4番ライトの主砲シム・ジョンスとブロンバーのタイムリーで4点をあげ、キム・ウォンヒョンをノックアウトし、5−0とリードを広げます。
 もう1点も与えられないSKは6回裏から守護神チョ・ウンチョンをマウンドに送りますが、現代は6回裏に2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーで1点を追加し、さらに8回裏にもパク・チョンホはダメ押しのタイムリーを打ちます。
 チョン・ミンテはSK打線をわずか2安打に抑える完璧な投球で完封し、見事チームを3年ぶり3度目の韓国シリーズ制覇に導きました。

 このシリーズで、ポストシーズン史上最多の10勝目となる3勝をあげたチョン・ミンテは、現代が優勝した1998年以来2度目の韓国シリーズMVPに輝きました。
 一方打線ではチーム最多の10打点をあげたブロンバーの活躍が光りました。
 シーズンでは53HRを放ち活躍が期待された主砲のシム・ジョンスは、HRは1本も出ず3打点をあげただけで、大きく期待を裏切ってしまいました。

(韓国シリーズ総括)
 公式戦優勝の現代と、公式戦4位ながらも勢いに乗り韓国シリーズまで進出したSKの対戦は、戦前の現代有利の評判を覆し、予想以上の熱戦となりました。
 ですが結局はチョン・ミンテという絶対的なエースがいた現代に軍配が上がった格好となりました。
 ですが、もしシーズン中に13勝をあげ最優秀防御率のタイトルを取ったバワーズ(元横浜)が肩の故障にみまわれず、万全の状態で登板していたら、決着はもっと早くついていたかもしれません。

 一方で球団創設4年目にしてポストシーズンに初めて進出し、ここまで現代を苦しめたSKの健闘は、大いに賞賛されるべきものだと思います。
 SKはイ・スンホ、チェ・チュンモ、チェ・ビョンニョンら主力投手陣が若く、彼らがもう一皮向ければ、打線は今年大きく成長した主砲のイ・ホジュンを軸に十分破壊力がありますから、来年も優勝争いにからむ可能性は高いといえます。

 観客動員面で見ると、今回のシリーズは低調であったと言わざるを得ません。
 現代は1996年に太平洋ドルフィンズを買収しの球団が創設されて以来、3度韓国シリーズを制覇し毎年優勝争いに顔を出していますが、仁川(インチョン)から現在の本拠地の水原(スウォン)に移ってまだ4年と年月が浅く、またソウルや首都圏の他の都市への本拠地移転の噂も絶えず、水原市民の熱い支持を受けるに至らず、公式戦1試合あたりの平均観客動員数も2600人程度にしか過ぎません。
 SKは仁川を本拠地にして4年目であり、まだまだ地域に定着したとは言えないものの、観客動員数は文鶴(ムナク)野球場へ移転した去年から大きく伸び始め、今シーズンは8球団中2位となる公式戦1試合あたりの平均観客動員数約6700人を記録しています(1位はLGの約1万1千人)。
 また、球団も「仁川SK」と、仁川市民への地元意識に訴えるチーム名を使うことも多いです。
 ですが、新興球団であるがゆえに、全国的な人気や注目度は今ひとつであるといえましょう。

 こうした歴史の浅いチームどうしの対決となった今回の韓国シリーズは、文鶴で行なわれた第3戦では超満員となる約3万人、第4戦でも約2万4千人の観客を集めることができました。
 しかし水原で行なわれた第1戦では約1万人、第2戦では約7千人と満員にすることができませんでした。
 特に第1戦では、2000年の韓国シリーズ第6戦から続く入場者満員の記録が14試合で途切れてしまい、今年のシリーズの注目度の低さを図らずも明らかにしてしまいました。
 3万5千人程度の収容人数を誇るソウル・蚕室(チャムシル)野球場での第5、6戦でも観客は2万5千人前後であり、もっとも盛り上がるはずの第7戦では約1万8千人しか集まりませんでした。
 しかも、観客の中には応援のために動員された現代グループやSKグループの社員たちもいました。
 もしこれが韓国プロ野球最高のスターであるイ・スンヨプのいるサムソン、全羅(チョルラ)道出身者に熱い支持を受けているキアが進出していたら、蚕室での観客動員数はもっと多かったことでしょう。

 ですが今年の快進撃でファンを魅了し続けたSKは、今後の成績次第では仁川市民のみならず、韓国中のプロ野球ファンの心をつかむ可能性はあります。
 より一層の韓国プロ野球発展のため、SKが上位に定着し魅力ある野球を展開し、ファン層を拡大することを願わずにはいられません。

(野球W杯キューバ大会 7、8位決定戦)
 ブラジル8−3韓国

 現地時間24日、韓国代表は7位の座をかけてブラジル代表と対戦しました。
 韓国は3回に先発のイ・ジェヨン(トゥサン)と、2番手のリュ・テッキョン(LG)が乱調で四球を連発し、ブラジルに8点を献上してしまいます。
 韓国打線は完全に押さえ込まれ、9回に3点を返すのがやっとでした。
 この敗戦で韓国は8位が決定し、プロと大学生の混成チームで臨んだ今回の野球W杯は、全体としてまとまりを欠き期待を大きく裏切る結果となりました。

2003年10月24日(金)
<韓国シリーズ 第6戦>
 SK2−0現代(ソウル・蚕室)

 対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶり3度目の韓国シリーズ優勝まであと1勝とした
 現代の先発はチョン・ジュンホ(今季4勝)で、対するもう後がないSKの先発はチェ・ビョンニョン(今季9勝)でこの試合は始まりました。
 SKは2回裏、2死1,2塁のチャンスに8番キャッチャーのパク・キョンワンが凡退し、先制のチャンスを逃します。
 ですが3回裏、先頭の9番ショートのキム・ミンジェが四球で出塁し、1番センターのチョ・ウォヌはバントで走者を2塁へ進めます。
 ここで2番ライトのイ・ジニョンは、チョン・ジュンホから見事にライトポール際のスタンド中段へHRを打ち、まずはSKが2点を先制します。
 現代は4回から2番手のシン・チョリンを登板させ、これ以上の追加点を与えないようにします。
 しかしSKのチェ・ビョンニョンは現代打線をしっかり抑えチャンスを作らせません。
 ようやっと現代は6回表に2死1,2塁のチャンスを作りますが、チェ・ビョンニョンは4番ライトの主砲シム・ジョンスを内野ゴロに打ち取り、ピンチを脱します。
 さらに現代は8回表、この回途中から登板したSKの2番手イ・スンホから1死1,2塁のチャンスを作ります。
 しかしここで登板したSKの守護神チョ・ウンチョンに、3番サードのチョン・ソンフンが併殺打に打ち取られてしまいます。
 チョ・ウンチョンは、9回表に4番シム・ジョンス、5番イ・スンヨン、6番ブロンバーを3者連続三振に切ってとり、SKが第6戦を制しました。
 チェ・ビョンニョンは7回と3分の1イニングを4安打無失点に抑え、ポストシーズン2勝目をあげました。
 チョ・ウンチョンは今年のポストシーズン5セーブ目をあげ、通算セーブ数を韓国プロ野球史上最多の8に伸ばしました。

 (野球W杯キューバ大会 5−8位決定戦)
 ニカラグア5−3韓国

 ベスト4進出をかけた日本戦に敗北した韓国代表は、現地時間で23日、ニカラグア代表と対戦しました。
 韓国は大学生投手が先発しますが、1回表ニカラグアに2点を先制されると、5回表に1点を追加され、その後も2点を追加されます。
 韓国は6回裏にまず1点を返し、7回裏と9回裏にキム・テギュン(ハンファ)のタイムリーが出て2点差に迫りましたが、追いつくことができず敗戦となりました。
 両チームの安打数は韓国が12本、ニカラグアが11本と韓国が上回りましたが、チャンスを生かせたかどうかが勝敗の明暗を分けてしまいました。
 韓国代表は、現地時間の24日にブラジル−アメリカ戦の敗者と7,8位決定戦を戦います。

 (トピックス)
 先日米大リーグ進出を公言したイ・スンヨプ(サムソン)と同じく、今シーズンオフに米大リーグ進出が噂されていたシム・ジョンス(現代)が、韓国シリーズ第6戦を前に、記者たちに対して今シーズンオフの大リーグ進出をしないことにした、と自らの口から述べました。
 シム・ジョンスは当初ポスティングシステムでの大リーグ移籍を考えていました。
 ですが今シーズンはまだプロ入り8年目で、9年目から与えられるFA権は当然獲得できません。
 そのため現時点での移籍は高額の移籍料がかかるため、来シーズンオフFA権を取得してから米大リーグに挑戦することにしたとのことです。

2003年10月23日(木)
<韓国シリーズ 第5戦>
 現代8−3SK(ソウル・蚕室)

 対戦成績2勝2敗で迎えた韓国シリーズ第5戦は、SKの先発がイ・スンホ(今季5勝)、現代の先発がキム・スギョン(今季10勝)で始まりました。
 先手を取ったのは現代でした。2回裏無死1、2塁のチャンスを作ると、6番レフトのブロンバーが先制タイムリーを打ち1点を先行します。
 続く3回裏には、3番サードのチョン・ソンフンとブロンバーのタイムリーなどで5点を奪い、イ・スンホをノックアウトし6−0とリードを広げます。
 SKは5回表に代打チョン・ギョンベのソロHRで1点を返しますが、その裏9番ショートのパク・チンマンの2点タイムリーで8−1とリードを広げます。
 キム・スギョンはSK打線を8回までわずか2安打1失点に抑えます。
 9回表SKは現代の2番手イ・サンヨルから3番ファーストのキム・ギテの2ランを打ち反撃します
 が、後続が断たれこれ以上点差を詰めることができませんでした。
 現代はこの勝利で対戦成績を3勝2敗とし、3年ぶり3度目の韓国シリーズ制覇にあと1勝と王手をかけました。
 勝ち投手となったキム・スギョンは、韓国シリーズ通算4勝目をあげました。

 (野球W杯キューバ大会 決勝トーナメント1回戦)
 日本2−0韓国
 
 現地時間22日、予選A組を3勝3敗の4位で通過した韓国代表は、予選B組を7戦全勝で1位通過した社会人選手で構成された日本代表と、準決勝進出をかけて戦いました。
 韓国は嶺南(ヨンナム)大のソン・スンナク投手が先発しましたが、6回日本の竹原(三菱自動車岡崎)に先生HRを打たれ1点を先制されます。
 そして竹原は8回にもタイムリーを打ち、2−0とリードを広げます。
 韓国打線はソン・スンナクの好投に応えられず、野間口(シダックス)と谷村(三菱ふそう川崎)の2人の前に完全に抑えられてしまいました。
 日本にこのまま敗戦した韓国は、5−8位決定戦に回ることとなり、まずはニカラグアとの対戦に臨み、これに勝った場合はアメリカ−ブラジル戦の勝者と戦います。

2003年10月21日(火)
<韓国シリーズ 第4戦>
 現代9−3SK(仁川・文鶴)

 SKが対戦成績2勝1敗とリードした韓国シリーズ第4戦の先発は、現代が1戦目に見事チームを勝利に導いたエースのチョン・ミンテ、SKがシーズン中は主に中継ぎで登板し準プレーオフ第1戦で先発したキム・ヨンス(今季3勝)でした。
 試合は1回表、2番セカンドのパク・チョンホのソロアーチで1点を先制します。
 しかしその裏、SKは2番センターのイ・ジニョン、3番ファーストのキム・ギテの連打と4番DHイ・ホジュンの四球で1死満塁のチャンスを作ると、続く5番キャッチャーのパク・キョンワンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し同点とします。
 そして6番セカンドのディアズ(元広島)、7番ライトのチェ・ジョンボムの連続タイムリーでSKは2点を奪い、3−1と逆転します。
 そして3回表、現代は2死2、3塁のチャンスに3番ライトの主砲シム・ジョンスが韓国シリーズ初タイムリーを打ち1点を返すと、続く4番センターのイ・スンヨンのタイムリーで3−3の同点に追いつき、キム・ヨンスをマウンドから降ろします。
 5回表、現代はSKの2番手キム・ウォンヒョンから無死1、2塁のチャンスを作り、イ・スンヨンが2点タイムリーを放ち勝ち越しに成功します。
 さらに7回表にも現代は5番レフトのブロンバーのタイムリーで1点を追加し、9回表には2死満塁のチャンスに1番DHチョン・ジュンホが走者一掃の3点タイムリー2塁打を打ち、リードをさらに広げました。
 1回に3失点したチョン・ミンテは6回で降板し、その後はチョ・ギュジェ、クォン・ジュンホン、イ・サンヨルと中継ぎ陣がSK打線を0点に抑え、現代はSKに快勝しました。
 これで対戦成績は2勝2敗の五分となりました。
 2勝目をあげたチョン・ミンテは、これで韓国シリーズ5連勝となり、史上最多のポストシーズン通算9勝目を記録しました。
 韓国シリーズ第5戦は舞台を仁川(インチョン)からソウル・蚕室(チャムシル)野球場に変え、23日に行なわれます。

 (野球W杯キューバ大会 予選A組第6戦)
 韓国4−2イタリア
 
 現地時間20日に行なわれた韓国代表の予選リーグの最終戦であるイタリア戦は、ベスト8進出がかかった大一番となりました。
 韓国は1回にチェ・ギムン(ロッテ)の満塁HRで4点をリードすると、これを先発のイ・ジェヨン(トゥサン)が8回無失点で抑え、何とか勝利で飾ることができました。
 これで韓国は予選リーグ3勝3敗とカナダと同率4位となりましたが、韓国はカナダに勝っているため、対戦成績重視のルールにより韓国が4位扱いとなり決勝トーナメント進出を決めました。
 次の試合は、現地時間22日にB組で7戦全勝の1位となった日本との決勝トーナメント1回戦です。

2003年10月20日(月)
(野球W杯キューバ大会 予選A組第5戦)
 ニカラグア3−2韓国

 韓国の先発は大学生投手でしたが、2回表に2本のソロHRを打たれ先制されます。
 その裏韓国はキム・テギュン(ハンファ)が出塁すると相手のエラーが重なり、2−2の同点に追いつきます。
 しかし4回表、ニカラグアに3連打で1点を勝ち越されると、韓国打線は沈黙し1点差を追いつけず敗戦してしまいました。
 この結果、韓国は通算成績2勝3敗となり、21日(韓国時間)のイタリア戦に勝たなければ、A組4位以上が進出できる決勝トーナメントに進出できないこととなりました。

 (トピックス)
 韓国プロ野球史上初の日本人選手(在日韓国人を除く)である入来智が、来季もトゥサンでプレーすることが決まりました。
 入来は今季39試合に登板し、7勝11敗5S、防御率3.74の成績を残しました。
 入来はシーズン当初は抑えとして起用されましたが、サムソンとの開幕戦で同点の9回裏のピンチで登板し、連打され負け投手となり、その後チームも低迷が続き5月までに5Sをあげただけにとどまりました。
 さらには5月下旬には右足の故障で2軍落ちし、6月中旬に復帰した際には先発として起用されることとなりました。
 そして6月15日のロッテ戦で先発し、来韓初勝利をあげたあとはシーズン終了までローテーションを外れることなく投げ続けました。
 入来は好投しながら打線の援護に恵まれず敗戦投手となったこともあり、7勝にとどまりました。
 しかし安定した投球内容と、今年で36歳になったにもかかわらず規定投球回数に達し、6試合で完投した体力面も評価され、来季も再契約を結ぶことになりました。
 来季も日韓プロ野球の橋渡しとしてさらなる活躍を期待します。
 なお、トゥサンのもう一人の外国人投手で、昨年キアで19勝をあげ最多勝に輝きましたが、今季は7月に不振でトゥサンにトレードされ8勝にとどまったキーファーも、来季の再契約が決まりました。

 11月のアジア野球選手権の韓国代表に選ばれていたホン・セワン(キア)が、精密検査の結果右ひざじん帯の負傷が明らかになったため、代表から外れることとなりました。
 ホン・セワンはキアの4番ショートとして活躍し、今季129試合に出場し打率.290、22HR、100打点の成績を残し、キアの公式戦2位進出に大きく貢献しました。
 ですが、右ひざの故障を隠しながらプレーしていたため、これ以上悪化させないため代表を外れ、治療に専念することになりました。
 その代役として、キム・ミンジェ(SK)が代表入りしました。現在韓国代表は韓国シリーズを戦っているSK、現代の選手を除いて光州(クァンジュ)で調整のための合宿を行なっています。

2003年10月19日(日)
<韓国シリーズ 第3戦>
 SK5−3現代(仁川・文鶴)

 1勝1敗で迎えた韓国シリーズの第3戦は、現代の先発がキム・スギョン(今季10勝)、SKの先発がチェ・ビョンニョン(今季9勝)で始まりました。
 現代は1回表、5番サードチョン・ソンフンと6番レフトのブロンバーの連続タイムリーでまず2点を先制します。
 しかしSKは3回裏、2番センターのイ・ジニョンの2ランで同点に追いつき、さらに4回裏には8番サードのアン・ジェマンのタイムリーで1点を勝ち越し、キム・スギョンをノックアウトします。
 チェ・ビョンニョンは2回以降現代打線をしっかり抑えます。
 8回表現代はチェ・ビョンニョンを捕らえ、ついにチョン・ソンフンの犠牲フライで同点に追いつき、ここでSKは投手を守護神のチョ・ヨンジュンに交代し、反撃を断ちます。
 そしてその裏、現代は守護神のチョ・ヨンジュンを投入しましたが、この回SKの先頭打者の代打ヤン・ヒョンソクが出塁すると、これをアン・ジェマンがバントで2塁に送り、そして9番ショートのキム・ミンジェがタイムリーを放ち1点を勝ち越します。
 続く1番センターのチョ・ウォヌもタイムリーを放ち5−3と、リードを2点に広げます。
 一方チョ・ウンチョンは9回現代を三者凡退にきって取り、見事チームを勝利に導きました。
 チョ・ウンチョンはポストシーズン初勝利をあげ、通算成績は1勝4敗、防御率は1.04とチームの快進撃に大きく貢献しています。
 SKの2勝1敗となった韓国シリーズ第4戦は、21日に第3戦と同じ文鶴野球場で行なわれます。

(トピックス)
 キューバで開かれている野球W杯で、18日(現地時間)に韓国代表は4戦目となるカナダ代表と対戦し17−5と7回コールドで大勝し、通算成績を2勝2敗とし予選リーグを突破してのベスト8進出に前進しました。
 初回から韓国はカナダを圧倒し、まずキム・チャンヒ(トゥサン)のタイムリーで先制すると、2回にはチェ・ギムン(ロッテ)の3ランで追加点を奪います。
 その後5回にはソン・ジファン(LG)、7回にはキム・テギュン(ハンファ)のホームランなどが飛び出し、韓国は確実にチャンスを生かしカナダを圧倒し続けました。
 先発のイ・ジェヨン(トゥサン)は5回を1失点に抑え、勝利投手となりました。

2003年10月18日(土)
<韓国シリーズ 第2戦>
 SK5−3現代(水原)

 現代がまず1勝をあげた韓国シリーズ第2戦は、SKの先発がスミス(今季7勝)、現代の先発が最優秀防御率に輝いたバワーズ(今季13勝、元横浜)の両外国人で始まりました。
 始球式は人気女性アイドルグループのピンクルのメンバーで、最近ソロアルバムを発表し好評を博しているイ・ヒョリが行い、場内を沸かせました。
 試合は2回表、SKが4番DHイ・ホジュンのソロHRで先制します。
 しかしその裏、現代はまず4番センターのイ・スンヨンのソロHRで同点とすると、スミスは続く5番サードのチョン・ソンフンに2塁打を打たれ、続く6番レフトのブロンバーのタイムリーで1点を勝ち越されます。
 そして8番キャッチャーのキム・ドンスにも追加点となる3点目のタイムリーを打たれ、ここでスミスは降板します。
 4回までバワーズにイ・ホジュンのソロHRだけに抑えられていたSKは、5回表に代打アン・ジェマンの2ランで3−3の同点に追いつきます。
 現代は6回表にバワーズを降板させ、早めの継投策でSK打線を抑えようとします。
 一方SKの2番手チェ・チュンモ(今季10勝)も現代打線をなんとか抑え、勝ち越し点を許しません。
 そして8回表、SKは先頭打者の2番センターのチョ・ウォヌが現代の4番手のクォン・ジュンホンから2塁打を打ち出塁すると、続く3番ファーストのキム・ギテのタイムリーでついに1点を勝ち越します。
 さらに5番キャッチャーのパク・キョンワンにもタイムリーが出て、この回5−3と2点をリードします。
 SKは8回途中からロングリリーフで好投したチェ・チュンモから守護神のチョ・ウンチョンに交代させ、現代の反撃を断ち韓国シリーズ初勝利をあげ、1勝1敗のタイとしました。
 チェ・チュンモはポストシーズン初勝利をあげ、チョ・ウンチョン(2000年まで現代に在籍)はポストシーズン新記録となる通算7セーブ目をあげました。

2003年10月17日(金)
<韓国シリーズ 第1戦>
 現代3−2SK(水原)

 韓国シリーズ初出場となるSKと、3年ぶり3度目の韓国チャンピオンを目指す現代の韓国シリーズ第1戦は、現代の先発が今季17勝をあげ最多勝に輝き、先発での21連勝の韓国プロ野球記録を達成したチョン・ミンテ、SKの先発が投手陣の柱として期待されながらも、故障によりわずか5勝に終わったイ・スンホにより始まりました。
 まず試合は3回裏、現代の先頭打者8番キャッチャーのキム・ドンスがヒットで出塁すると、続く9番ショートのパク・チンマンが犠打で手堅く2塁に進め、トップに帰って1番DHチョン・ジュンホがタイムリーを放ち1点を先制します。
 さらに2番セカンドのパク・チョンホにもタイムリーが出て、この回2点をリードします。
 さらに5回裏、現代は2死1,3塁のチャンスから3番ライトのシム・ジョンスが打ったゴロをSKのサードのディアズ(元広島)がこぼしてしまい、その間に3塁走者が生還し1点を追加します。
 チョン・ミンテはSK打線を6回まで完全に抑えていましたが、7回裏8番セカンドのチョン・ギョンベにタイムリーを打たれたところで、2番手のクォン・ジュンホンに交代します。
 SKはこの回9番ショートのキム・ミンジェにもタイムリーが出て、3−2と1点差に迫ります。
 しかしその後現代は8回途中から守護神のチョ・ヨンジュンを投入し1点差を守りきり、まずシリーズ1勝目をあげました。
 これで現代は2001年のトゥサンとのプレーオフから続くポストシーズンでの連敗を5で止めました。
 チョン・ミンテはポストシーズン通算9勝目をあげ、ポストシーズン6連勝の新記録を達成しました。
 チョ・ヨンジュンはポストシーズン初セーブをあげました。

 (トピックス)
 キューバで行なわれている野球W杯の韓国代表は、15日に緒戦のキューバ戦に4−0と完封負けしてしまいました。
 今回の韓国代表は大学生とプロ選手の混成チームですが、プロ選手はトゥサン、ロッテ、ハンファ、LGなどの下位チームのレギュラーか1軍半の選手ばかりです。
 両チームともに5安打ずつとチャンスは少なかったものの、キューバはチャンスを確実にものにし、韓国はチャンスに凡打ばかりと両チームの集中力の差が出てしまいました。
 翌16日に韓国はロシアと対戦し、26−3と7回コールドで圧勝しました。
 4番のキム・テギュン(ハンファ)は2HRを放ち、大学生の投手を主体とした継投もロシア打線を3点に抑えました。
 17日に韓国はプロアマ混成チームの台湾と対戦しました。韓国は1回表台湾の先発投手の暴投で、走者チョン・サンヨル(トゥサン)が生還し1点を先制します。
 ですがその裏韓国は先発の大学生投手が四球を連発し4点を奪われ逆転されてしまいます。
 韓国は台湾の8安打を上回る11安打を放ったものの、その後も台湾に追加点を取られ8−2で負けてしまいました。

 (おまけ)
 日本のセ・リーグで、今シーズンはウッズ(横浜)がラミレス(ヤクルト)とHR王のタイトルを分け合いましたが、それに関連する記事が韓国のスポーツ朝鮮(チョソン)に載っています。
 記事へのリンク(ハングル語)
 ウッズの背広姿の写真が掲載され、見出しの太文字は、「元トゥサンの打者ウッズ、日本のセ・リーグでホームラン王に登りつめる」とあります。
 ウッズは1998年、韓国プロ野球で外国人選手が解禁された時にOBベアーズ(トゥサンの前身)に入団し、その年当時のシーズンHR最多記録となる42HRを記録し、一躍人気者となりました。
 その後2001年には打点王を獲得し、トゥサンの韓国シリーズ制覇に貢献し、シリーズMVPにも輝きました。
 昨年限りでトゥサンを退団し韓国プロ野球に別れを告げましたが、韓国での5年間で174HRを放ち、韓国プロ野球史上最高の外国人選手であることは間違いがありません。
 ウッズは過去に何度か日本プロ野球からの誘いがあり本人も行く気はありましたが、トゥサンが手放さなかったため実現しませんでした。
 今年になってようやっと日本進出が実現し、見事史上初となる日韓本塁打王に輝いたというわけです。
 来年以降のウッズの更なる活躍に期待します。

2003年10月15日(水)
<トピックス>
 アジア野球選手権の韓国代表に選ばれていたク・デソン(オリックス)が、シーズン終盤に痛めた左ひざの故障が完治しないため、代表を辞退することになりました。
 その代わりとして、イ・スンホ(SK)が代表入りしました。
 (訂正:9月30日付の記事で、SKのイ・スンホ投手が代表入りしたとありましたが、こちらは最多奪三振のタイトルに輝いたLGのイ・スンホ投手の間違いでした。お詫び申し上げます。二人は漢字こそ違いますが、韓国語での発音上はまったくの同名です。SKのイ・スンホ投手は2000年の新人王に輝き、昨年までの3年間で30勝をあげSK先発陣の軸として活躍しましたが、今年は故障に悩まされわずか5勝にとどまりました。)

 公式戦2位ながらもプレーオフでSKに敗退したキアのキム・ソンハン監督が2年間で年俸と契約金込みの5億ウォン(約5000万円)で、契約を再更新しました。
 キム・ソンハン監督は1980年代にキアの前身のヘテタイガースの主力打者として3度の本塁打王、2度の打点王に輝き、ソン・ドンヨルらとともにチームの黄金時代を築きました。
 キム・ソンハン監督は、2001年シーズンからヘテの黄金時代を築いた名将キム・ウンニョン監督(現サムソン監督)の後を受け監督に就任し、2001年シーズン途中にヘテがキアに身売りしたことにより、キアタイガース初代監督となりました。
 1990年代後半のヘテ時代の末期に親会社の業績不振により、イ・ジョンボムらの主力選手を放出し弱体化したタイガースを、昨年・今年と公式戦2位に導いた手腕が高く評価されています。

 昨年は公式戦4位ながらも韓国シリーズに進出しましたが、今年は6位に終わったLGのイ・グァンファン監督が辞任しました。
 イ・グァンファン監督は昨年チームを韓国シリーズに導きながらも、フロントとの確執で退団した名将キム・ソングン監督の後を受け今年から監督に就任しました。
 しかしチームの不振で新風を吹き込もうとしたフロントは、イ・グァンファン監督との契約期間が残っているにもかかわらず、ソン・ドンヨル氏を監督か、あるいは2軍監督などの主要ポストに迎え入れようとしました。
 ですが結局この交渉はうまくいかず、ソン・ドンヨル氏はサムソンの投手コーチとなりました。
 そのあおりを受け、フロントに不信を抱き長く監督の座にとどまれないと判断したイ・グァンファン監督は辞任を決断したというわけです。
 突然の辞任ということで、後任監督の人選は若手コーチの内部昇格にするか、それともLGの出身者で他球団で活躍する指導者にするかでかなりもつれるものと思われます。
 またこれから予定されているチームの秋季練習は、監督不在という異常事態になってしまい、選手たちも動揺の色を隠せないようです。

2003年10月12日(日)
<プレーオフ第3戦>
 SK10−4キア(仁川・文鶴)

 SKが敵地光州(クァンジュ)で連勝し、韓国シリーズ進出に王手をかけるという意外な展開となったプレーオフの第3戦は、SKの本拠地仁川(インチョン)・文鶴(ムナク)野球場で、3万人強の大観衆を集め行なわれました。
 SKの先発はチョ・ジンホ(元レッドソックス、今季4勝)、キアの先発はリオス(今季10勝)で試合が始まりました。
 勢いに乗るSKは、1回裏2番ライトのイ・ジニョンの2ランで先制します。
 一方このままで終われないキアは、2回表に7番DHイ・ジェジュの2ランで同点としますが、その裏SKの先頭打者にヒットを打たれた時点で先発のリオスをあきらめ、2番手としてベテランのイ・ガンチョルを投入します。
 3回表キアは4番ショートのホン・セワンのタイムリーで1点を勝ち越すと、SKはここで先発のチョ・ジンホをあきらめ2番手としてチェ・チュンモ(今季10勝)を投入します。
 SKは3回裏、4番DHイ・ホジュンのタイムリーで同点とすると、6番セカンドのチョン・ギョンベの犠牲フライで勝ち越し、さらにこの回2点を追加しイ・ガンチョルをノックアウトし、6−3と一気に逆転に成功します。
 さらにSKは4回裏に5番キャッチャーのパク・キョンワンの3ランなどで4点を追加し、10−3と大きくリードを広げます。
 SKは4回途中から3番手としてポストシーズン絶好調のベテラン、キム・ウォンヒョンを投入し、6回まで投げさせキアの反撃を1点に抑えます。
 キアは必死の継投で5回以降SKを無得点に抑えますが、序盤の大量失点が痛すぎました。
 SKは7回以降も継投でキア打線にチャンスを作らせず試合に勝利し、プレーオフ3連勝で球団史上初となる韓国シリーズ進出を決めました!
 3番手のキム・ウォンヒョンはポストシーズン2勝目をあげ、プレーオフMVPとしては10打数8安打を放ち、チームの3連勝に大きく貢献したイ・ジニョンが選ばれました。
 公式戦首位現代とSKとの韓国シリーズは、17日から第1・2戦が現代の本拠地水原(スウォン)で、20日から第3・4戦が仁川・文鶴野球場で、23日からの第5戦以降はソウル・蚕室(チャムシル)野球場で行なわれ、先に4勝したほうが優勝となります。

(トピックス)
 1980年代後半からヘテタイガース(現キア)の7度の韓国シリーズ優勝に貢献し続け、最多勝などのタイトルに何度も輝き日本の中日でも活躍した韓国球界の国宝、ソン・ドンヨル氏がサムソンの投手コーチに就任することが決まりました。
 ソン・ドンヨル氏は昨年オフ数球団から監督就任の要請を受けましたが、コーチ経験がないことを理由にすべて断ってしまいました。
 今年は指導者としての経験を積むため、古巣の中日の2軍コーチ研修に参加していました。
 9月以降来季の人事に向けて動き出した各球団がソン・ドンヨル氏にアプローチを始め、トゥサンは今年で契約が切れ退任するキム・インシク監督の後任として正式な監督就任要請を行い、正式契約までこぎつけようとしました。
 しかし、コーチ陣の人選や戦力補強など条件面が折り合わず、この話は結局まとまりませんでした。
 その後LGが監督要請をしましたが、まだ契約が残るイ・グァンファン現監督の処遇などをめぐって話は平行線をたどりました。
 結局この日、近い将来の後任監督ということで投手コーチの就任要請をしていたサムソンと条件面が折り合い、ソン・ドンヨル氏は正式契約を結びました。
 キム・ウンニョン現サムソン監督は、ソン・ドンヨル氏のヘテ在籍時の監督であり、監督業を学ぶにはうってつけの人材であると言えます。
 果たしてソン・ドンヨル氏はコーチ、監督としても韓国プロ野球史上に金字塔を打ち立てることができるのでしょうか?
 なお、ソン・ドンヨル氏との交渉がまとまらなかったトゥサンは、新監督としてキム・ギョンムンバッテリーコーチの内部昇格を決めました。

2003年10月10日(金)
<プレーオフ第2戦>
 SK2−0キア(光州)

 注目のプレーオフ第2戦は、第1戦に快勝したSKの先発がスミス(今季7勝)、キアの先発はジョンソン(元近鉄、今季8勝)と両外国人投手の投げあいで序盤が繰り広げられました。
 SKは1回表、4回表と得点圏にランナーを進めましたが得点をあげられず、キアは序盤からスミスにしっかりと抑えられてしまいます。
 そして5回表、SKは1番センターのチョ・ウォヌの2ランで先制します。キアは6回表に先発のジョンソンをあきらめ、2番手に抑えのイ・ガンチョル、一人をはさんで8回表から4番手に中継ぎエースのシン・ヨンウンを投入し、なんとかSK打線を抑えます。
 しかし、SKは7回途中から早々と2番手として守護神のチョ・ウンチョンを投入し、キア打線にチャンスを作らせません。
 結局見事な完封リレーでキア打線をわずか3安打に抑えたSKが快勝し、韓国シリーズ進出に王手をかけました。
 まるでシーズン中盤まで優勝争いをしていた時の強さがよみがえったかのようです。
 注目の第3戦は、12日にSKの本拠地仁川(インチョン)・文鶴(ムナク)野球場で行なわれます。

2003年10月09日(木)
<プレーオフ第1戦>
 SK4−1キア(光州)

 サムソンとの準プレーオフを2連勝で勝ち上がってきたSKは、公式戦2位のキアと3戦先勝のプレーオフを戦います。
 注目の第1戦はキアの本拠地光州(クァンジュ)・無等(ムドゥン)野球場で行なわれ、キアの先発がキム・ジヌ(今季11勝)、SKの先発がチェ・ビョンニョン(今季9勝)で始まりました。
 SKは1回表、いきなり2死2、3塁のチャンスを作ると、3塁走者の2番ショートのキム・ミンジェがキム・ジヌが2塁へ牽制球を投げる間に韓国プロ野球ポストシーズン史上初となるホームスチールを決め、1点を先制します。
 さらにSKは2回表に1番センターのチョ・ウォヌのタイムリーで1点を、4回表には9番サードのアン・ジェマンの2ランでリードを広げ、キム・ジヌをノックアトします。
 チェ・ビョンニョンはキア打線を5回まで2安打無失点に抑え、準プレーオフで好投したキム・ウォンヒョンに6回からマウンドを託します。
 キアは7回裏に6番DHイ・ジェジュのタイムリーで1点を返しますが、あとはキム・ウォンヒョンに抑え込まれました。
 キアも必死の継投でSK打線を抑えますが、打線の援護に恵まれませんでした。
 SKは前身のサンバンウルレイダース時代を含めても、初の進出となるプレーオフ初戦を勝利で飾りました。
 チェ・ビョンニョンはポストシーズン初勝利を、キム・ウォンヒョンは初セーブをそれぞれあげました。

2003年10月08日(水)
<トピックス>
 今シーズンアジア新記録となるシーズン56本塁打を記録し、今シーズンオフにFA権を取得するため以前から米大リーグ進出が噂されていた、イ・スンヨプ(サムソン)が政府広報のラジオ広告の収録をソウルで行なった後記者会見を開き、初めて自らの口から大リーグ進出を明らかにしました。
 イ・スンヨプはサムソンで一塁手として活躍し続け、他のポジションを守った経験がないことから、指名打者制をとるアメリカン・リーグのチームに行きたい、との希望を明言しました。
 またいくつかのチームから具体的な話もあることも言及し、ライバルとして同じ左の長距離砲であるヤンキースの松井の名をあげ、いまは松井のほうが格が上だが2年以内に松井を抜いてみせると公言し、強い意欲を見せました。

2003年10月05日(日)
<準プレーオフ第2戦>
 SK3−2サムソン(仁川・文鶴)

 プレーオフ進出に王手をかけたSKのホーム文鶴(ムナク)野球場には、アジア新記録となる第56号HRを打ち大フィーバーを起こしたイ・スンヨプ(サムソン)の雄姿と、SKの快進撃を見ようという地元野球ファンたちが集まり、普段静かなこの球場で約2万1千人の入場者を記録しました。
 試合はサムソンの先発がキム・ジヌン(今季9勝)、SKの先発がスミス(今季7勝)で始まりました。
 試合は2回裏、SKが8番レフトのチョ・ギョンファンがタイムリーを打ち1点を先制します。
 さらに3回裏、SKは4番イ・ホジュンと7番パク・キョンワンのタイムリーで2点を追加し、キム・ジヌンをノックアウトします。
 サムソンは4回表、2番セカンドのコ・ジヘンがソロHRを打ち1点を返します。
 そして3番ファーストのイ・スンヨプと4番レフトのヤン・ジュンヒョクが連打でチャンスを作り、SKは先発スミスから前日の第1戦に中継ぎで登板し好投したキム・ウォンヒョン(今季7勝)に投手を交代します。
 その期待に応え、キム・ウォンヒョンは続く5番DHマ・ヘヨンを併殺打に打ち取り、ピンチをしのぎます。
 その後サムソンの2番手ペ・ヨンス(今季13勝)はなんとかSK打線を抑え、打線の奮起に期待しますが、SKはキム・ウォンヒョンがランナーは出すものの要所をしめ、サムソンの反撃を断ちます。
 サムソンは8回裏には守護神のノ・ジャンジン(今季30SP)まで登板させ、必勝体制を取ります。
 3−1と2点差で迎えた9回表、サムソンはSKの守護神チョ・ウンチョン(今季36SPで最優秀救援投手)から8番キャッチャーのチン・ガビョンのタイムリーで1点を返し、さらに2死1、3塁と一打逆転のピンチを迎えます。
 しかし最後の打者を打ち取り、SKが2試合連続で1点差試合をものにし、2連勝で球団史上初のプレーオフ進出を決めました。
 ロングリリーフで好投したキム・ウォンヒョンが勝ち投手となり、チョ・ウンチョンはポストシーズン2セーブ目をあげました。
 サムソンは韓国シリーズ連覇の道を断たれてしまい、シーズン終盤の連戦による先発投手陣の不調がそのままポストシーズンまで続いてしまった格好となりました。
 特に第1戦7回裏でのトリプルプレーが、準プレーオフの勝敗の行方を左右してしまったといっても過言ではないかもしれません。
 SK−キアのプレーオフは、9日から第1戦、2戦がキアの本拠地光州(クァンジュ)・無等(ムドゥン)野球場で、1日移動日をはさんで第3、4戦がSKの本拠地文鶴野球場で、その後1日移動日をはさんで第5戦がソウル・蚕室(チャムシル)野球場で行なわれ、先に3勝したほうが17日からの現代との韓国シリーズを戦います。

 (トピックス)
 1995年から昨シーズンまで1014試合の連続試合出場の韓国プロ野球記録を打ち立てた韓国プロ野球界の鉄人、SKのチェ・テウォンが今季限りでの引退を発表し、11年間の現役生活にピリオドを打つこととなりました。
 チェ・テウォンはこの日準プレーオフ第2戦の前にファンたちへ引退のあいさつを告げました。
 チェ・テウォンは主に2塁のレギュラーとして、SKの前身のサンバンウルレイダース時代からチームの主軸として活躍しました。
 通算成績は1284試合に出場し、打率.268、1133安打、24HR、344打点、130盗塁を記録しています。

2003年10月04日(土)
<準プレーオフ第1戦>
 SK6−5サムソン(大邱)

 昨年の覇者サムソンと、球団創設4年目にして初のポストシーズン進出となったSK(前身のサンバンウルレイダースを含めると2度目)の準プレーオフ第1戦は、サムソンの先発がチョン・ビョンホ、SKの先発はキム・ヨンスで始まりました。
 試合は1回表、3番ファーストのディアズ(元広島)がヒットで出塁し2塁まで進塁すると、チョン・ビョンホが暴投する間にホームインしまずSKが1点を先制します。
 そして3回表、SKは5番キャッチャーのパク・キョンワンの2ランなどで3点を取り、リードを広げチョン・ビョンホをノックアウトしますが、その裏サムソンも5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を返します。
 4回表SKは9番ショートのキム・ミンジェの2ランで追加点をあげますが、その裏サムソン1番センターのパク・ハニの内野ゴロの間に1点を返します。
 5回裏、サムソンは3番ファーストの主砲イ・スンヨプがSKの2番手イ・スンホからソロHRを放ち、反撃ののろしを上げます。
 この回7番カン・ドンウのタイムリーで更に2点を返したサムソンは、6−5と1点差に迫ります。7回裏サムソンは無死1、3塁のチャンスを作りましたが、打者が三振し飛び出していた1塁ランナーが挟殺され、この隙に生還しようとした3塁走者もホームで刺され、韓国プロ野球ポストシーズン史上初のトリプルプレーで完全にサムソンは勢いを失いました。
 サムソンは5番手の今季13勝をあげたエース、イム・チャンヨンが6回から9回まで無失点に抑えましたが、あと1点が取れませんでした。
 5回に3点を取られながらも7回まで投げたSKのイ・スンホはポストシーズン初勝利をあげ、守護神のチョ・ウンチョンは初セーブをあげました。

2003年10月03日(金)
(トピックス)
 3年連続の最下位に終わったロッテは、8月の白仁天(ペク・インチョン)監督更迭後指揮を取っていたキム・ヨンチョル監督代行を解任し、来季の新監督としてヤン・サンムンLG投手コーチ(42)を迎えることを発表しました。
 ヤン・サンムン新監督は現役時代ロッテなどでプレーし、現役引退後は1994年から2001年までロッテのコーチを務め、昨年からLGのコーチとなっていました。
 近年の低迷から脱出するため、ロッテは監督、コーチともに若返りを図り抜本的改革を行なっていく方針です。

 また、2日で公式戦は終了し、4日から3位サムソンと4位SKの準プレーオフを皮切りに、プレーオフ、韓国シリーズと続くポストシーズンが始まります。
 その前に、今シーズンのタイトル獲得選手を記載します。
 個人成績各部門上位者は、後日記載します。

 <打者部門>
 首位打者:  キム・ドンジュ(トゥサン)  .342
 本塁打王:  イ・スンヨプ(サムソン)   56本
 打点王:   イ・スンヨプ(サムソン)   144点
 最多安打:  パク・ハニ(サムソン)    170安打
 盗塁王:   イ・ジョンボム(キア)    50盗塁
 最高出塁率: シム・ジョンス(現代)    .478
 最高長打率: シム・ジョンス(現代)    .720
 最多得点:  イ・スンヨプ(サムソン)   115得点

 <投手部門>
 最多勝:   チョン・ミンテ(現代)    17勝
 最優秀防御率:バワーズ(現代)       3.01
 最優秀勝率: チョン・ミンテ(現代)    .895
 最優秀救援: チョ・ウンチョン(SK)   36SP
 最多奪三振: イ・スンホ(LG)      157
 最多ホールド:チャ・ミョンジュ(トゥサン) 16
        イ・サンヨル(現代)

2003年10月02日(木)
<試合結果>
 ロッテ6−4サムソン(大邱)
 LG7−4ハンファ(ソウル・蚕室)
 SK4−2キア(仁川・文鶴)

 <ロッテ6−4サムソン>
 1999年に韓国プロ野球新記録となるシーズン54HRを放ち、その後記録更新を期待されながら達成できなかったものの、「国民的打者」と呼ばれこの5年間韓国プロ野球ナンバー1のスター選手として、通算4度のHR王、3度の打点王、4度のMVPを獲得したサムソンの主砲、イ・スンヨプ。
 彼がついに、韓国中が待ち望んでいた大記録を公式戦最終戦で達成しました!
 サムソンの本拠地、大邱(テグ)公設野球場はアジア新記録となる第56号HRを見ようと、1万2千人の超満員の観衆でふくれあがりました。
 外野には歴史に残るホームランボールを取ろうと、虫かごやグローブをもったファンたちの姿が目立ちました。
 まず試合は1回表、ロッテが4番センターのイシオンのタイムリーで2点を先制します。
 そして2回裏、サムソンの攻撃は先頭バッター4番ファーストのイ・スンヨプから始まりました。
 当然球場中からは、期待感にあふれた割れんばかりの喚声が沸き起こります。
 ロッテの先発イ・ジョンミンはまず初球をイ・スンヨプに投げ、外角に抜けボールとなりました。
 そして2球目は低めのストライクゾーンに入りましたが、イ・スンヨプは見逃します。
 カウント1−1で迎えた3球目、イ・ジョンミンの投じた白球は真ん中低めのやや内角よりの甘いコースに飛んでいきました。
 イ・スンヨプはこれを見逃さず、渾身の力を込めてバットを振りぬきます。
 バットの芯近くに激突した白球は高々と舞い上がり、センター方向へ低い弾道ながらもどんどん伸びていきます。
 球場全体の2万以上の瞳が見つめる中、白球はバックスクリーン左側の幅1メートルほどの外野席とフェンスの合間に落下しました!
 55号が出てから5試合足踏みしましたが、ついに、2003年10月2日19時ジャスト、アジア新記録となる第56号HRが出ました! 
 新記録達成の瞬間、球場中の噴射式の花火が勢いよく噴き上がり、夜空には何十発もの花火が打ち上げられ、バックスクリーンの電光掲示板には大きな金色の「56」の数字が映し出され、新記録を盛大に祝いました。
 イ・スンヨプは大歓声の中、右のこぶしを振り上げつつダイヤモンドを一周します。
 ホームインしたあとは、3塁のサムソンのベンチ前で両腕を広げ観客たちの歓声に応えます。
 このあと試合が中断され、祝賀セレモニーが行なわれました。
 イ・スンヨプはロッテ、サムソン両チームの主将から花束を渡され、お立ち台で特別インタビューを受けました。
 さらに各界からの祝電が披露され、中にはノ・ムヒョン大統領からのものもあり、球場中をさらに沸かせました。
 試合は興奮冷めやらぬうちに再開され、ロッテは3回表、3番DHペレス(元オリックス)のHRなどで2点を追加し、4−1とリードを広げます。
 サムソンも4回裏に3番レフトのヤン・ジュンヒョクの第33号2ランで1点差とします。
 ロッテは6回表と8回表に1点ずつを取って追いすがるサムソンを振り切り、今季最終戦を勝利で飾ることができました。
 ロッテのイ・ジョンミンはイ・スンヨプに第56号HRを打たれながらも、5回を3失点に抑え2年目にしてプロ入り初勝利をあげました。

 <SK4−2キア>
 この試合は両チーム消化試合となりましたが、4位SKにとっては3位サムソンとの準プレーオフを勝ち抜いたあとのプレーオフ対戦相手となるため、気を抜くことができません。
 一方キアにとっても、プレーオフでの対戦を考えここでSKの出鼻をくじいておきたいところです。
 キアに2点を先制されたSKは、3回裏に7番セカンドのチョン・ギョンベのタイムリーで同点とすると、8番キャッチャーのチョン・サンホのタイムリーで勝ち越しに成功します。
 SKは8回裏に3番ファーストのカン・ヒョクのソロHRで1点を追加し、そのまま逃げ切りました。
 今年の沖縄春季キャンプで練習中に160キロの投球を記録した、SKの先発のオム・ジョンウクは5回を2失点に抑え、2年目にしてプロ入り初勝利をあげ、ポストシーズン進出に当たって大きな収穫となりました。
 SKは球団創設後初のシーズン勝率5割以上を達成し、公式戦を終えました。

 <LG7−4ハンファ>
 ハンファは3回表、3番レフトのイ・ヨンウの2ランで先制しますが、LGは4回裏7番DHキム・グァンヒの2点タイムリーなどで4点を取り逆転すると、5回裏には4番ライトのアルカントゥラと5番キャッチャーのチョ・インソンの連続タイムリーで2点を追加します。
 追うハンファも6回表に2点を返しますが、その後の反撃を断たれてしまい、昨季は公式戦4位ながらも韓国シリーズに進出したものの、今季は終盤の失速で6位に終わってしまったLGは公式戦最終戦を白星で飾ることができました。
 今季終盤に猛烈な追い上げを見せ、ポストシーズン進出権を得られる4位まであと一歩と迫りながらも5位に終わったハンファは、この試合に勝てばシーズン勝率を5割で終えることができましたが、敗戦のため残念ながら勝率は5割未満となり、今シーズンの公式戦を終えました。

2003年10月01日(水)
<試合結果>
 キア5−0サムソン(光州)
 ロッテ8−4SK(仁川・文鶴)

 <キア5−0サムソン>
 この試合も、キアの本拠地光州の無等(ムドゥン)野球場は前日のサムソン−LG戦と同じく、超満員の観客であふれかえりました。
 観客のお目当ては何と言っても、イ・スンヨプ(サムソン)のアジア新記録となるシーズン第56号HRです。
 9月25日に韓国プロ野球新記録の第55号HRを打った縁起のいい地で、イ・スンヨプの大記録達成なるかがプロ野球ファンのみならず、全国民の関心として注目を浴びました。
 ですが、この試合は2位キアと1勝差で追う3位サムソンがポストシーズンのプレーオフ進出権をかけた大一番でもありました。
 試合はサムソンの先発が若手のクォン・オジュン、キアの先発が高卒2年目ながらも2年連続の2桁勝利をあげ、将来の韓国プロ野球を背負って立つ逸材となったキム・ジヌで始まりました。
 試合は4回裏、キアが4番ショートのホン・セワンのタイムリーなどで2点を先制すると、5回裏には3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで1点を追加し、試合を優位に進めます。
 そして8回裏には5番ライトのパク・チェホンの2ランでダメ押し点を取ります。
 キアは先発キム・ジヌが7回を無失点に押さえ降板したあと、シン・ヨンウン、イ・ガンチョルの黄金リレーでサムソン打線を完封し、大一番に勝利し残り1試合で2位の座を確定しました。
 キム・ジヌは11勝目(5敗)をあげました。
 敗れたサムソンは3位が確定し、これで全8球団の順位が決定しました。
 注目のイ・スンヨプは4打数1安打でHRは出ず、2日の本拠地大邱(テグ)での公式戦最終戦となるロッテ戦に新記録をかけて臨むこととなりました。

 <ロッテ8−5SK> 
 SKはすでに4位を確定させており、この試合は最下位ロッテを相手に、4日から開始予定となっているポストシーズンの3位サムソンとの準プレーオフをにらんだ選手起用で試合を進めました。
 2−2の同点で迎えた4回表、ロッテはSKの3番手でここまで10勝をあげながらも故障で2軍落ちし、復活を期すチェ・チュンモから1番セカンドのチョ・ソンファンの満塁弾で勝ち越します。
 4回裏SKは1点を返しますが、5回表ロッテは7番キャッチャーのチェ・ギムンの2ランで8−3とリードを広げます。
 ロッテはその後のSKの反撃を1点に抑え勝利しました。ロッテの先発パク・チチョルは5回4失点ながらも打線の援護に恵まれ、チームトップとなる8勝目(7敗)をあげました。

2003年9月30日(火)
<試合結果>
 LG5−4サムソン(ソウル・蚕室)
 SK5−0ハンファ(大田)

 <LG5−4サムソン>
 この試合も、前日と同じくイ・スンヨプ(サムソン)のアジア新記録となる第56号HR見たさに、2万5千人の大観衆が蚕室(チャムシル)野球場に集まりました。
 また3位サムソンにとっては、1勝差で追う2位キアを追い越すためにも絶対落とせない試合でもあります。
 サムソンの先発はここまで13勝をあげているペ・ヨンスでしたが、2回裏にLGの7番サードのアン・サンジュンにタイムリーを打たれるなどして2点を先制され、3回裏には4番ライトのアルカントゥラのタイムリーで1点を追加され、4回裏途中で降板してしまい、さらにこの回1点を追加されます。
 一方サムソンは5回表、2番ライトのキム・ジョンフンのタイムリーと3番ファーストのイ・スンヨプの犠牲フライで3点を返し、4−3と1点差に迫ります。
 そして8回表、7番セカンドのチョ・ドンチャンのタイムリーで4−4の同点に追いつきます。
 しかしその裏、サムソンの3番手チョン・ビョンホが満塁から痛恨の押し出し四球を許し、LGに1点を勝ち越されます。9回表は8回から登板したLGのエースのイ・スンホが無失点に抑え、チームを勝利に導き11勝目(11敗)をあげました。
 イ・スンヨプは3打数1安打1打点でノーアーチに終わり、残り2試合にアジア新記録をかけることとなりましたが、打点では全試合が終了した現代のシム・ジョンスとトップタイの142となり、HR・打点王の2冠王達成が濃厚となりました。
 敗れたサムソンはこの日試合のなかったキアと1勝差のままとなり、2位進出が厳しくなりました。

 <SK5−0ハンファ>
 わずか1勝差の4位SKと5位ハンファのポストシーズン進出権をかけた大一番は、SKがスミス、ハンファがここまで15勝をあげているイ・サンモクの先発で始まりました。
 試合は2回表、SKが7番レフトのチョ・ギョンファンのタイムリーなどで3点を先制します。
 そして4回表には8番キャッチャーのパク・キョンワンのタイムリーなどで2点を追加し、イ・サンモクをノックアウトします。
 その後ハンファは先発要員のギーロン、中継ぎエースのパク・チョンジンとつなぎSK打線を抑えますが、味方打線もSKのスミスと守護神チョ・ウンチョンの2人に計3安打に抑えられ、完封負けしてしまいました。
 これでSKはハンファに残り2試合で2勝差をつけ、残り1試合のハンファが次の試合に勝ってもSKの勝数に及ばないため、2000年シーズン開幕前にサンバンウルレイダースを買収し球団が創設されて以来、4年目にして初のポストシーズン進出権を得る4位が確定しました。
 スミスは7勝目、チョ・ウンチョンはセーブ王を確定する36SP目をあげました。

 (トピックス)
 10月31日から札幌ドームで開幕するアテネオリンピックアジア地区予選を兼ねたアジア野球選手権の韓国代表選手22名が確定し、発表されました。
 メンバーは韓国プロ野球のスター選手が中心となり、海外でプレーする選手はク・デソン(オリックス)のみで、大学生も1名選ばれました。
 日本、台湾などの強豪と対戦する22名の選手たちは以下の通りです。

【投手】チョン・ミンテ(現代)、チョ・ヨンジュン(現代)
    イム・チャンヨン(サムソン)、キム・ジヌン(サムソン)
    イ・スンホ(SK)、キム・ジヌ(キア)、
    イ・ガンチョル(キア)、ク・デソン(オリックス)
    シム・スチャン(漢陽大)
【捕手】チン・ガビョン(サムソン)、チョ・インソン(LG)
【内野手】イ・スンヨプ(サムソン)、キム・ハンス(サムソン)
     チャン・ソンホ(キア)、キム・ジョングク(キア)
     ホン・セワン(キア)、キム・ドンジュ(トゥサン)
     パク・チンマン(現代)
【外野手】シム・ジョンス(現代)、パク・ハニ(サムソン)
     イ・ジョンボム(キア)、パク・チェホン(キア)

2003年9月29日(月)
<試合結果>
 サムソン7−5LG(ソウル・蚕室)
 トゥサン5−3ハンファ(大田)
 SK5−2ロッテ(釜山・社稷)

 <現代5−1キア>
 首位現代と2位キアの大一番は、現代の先発は現在最多勝争いトップの16勝をあげているチョン・ミンテ(元巨人)、キアの先発は7月入団ながらも8勝をあげているジョンソン(元近鉄)でした。
 3回表、現代は1番DHチョン・ジュンホのタイムリーで1点を先制し、5回表にはチョン・ジュンホが満塁から犠打を決めるなどして、2点を追加しジョンソンをノックアウトします。
 7回表にはチョン・ジュンホが2ランを放ちリードを広げます。
 その裏キアは3番ファーストのチャン・ソンホの第21号ソロHRで1点を返すのが精一杯でした。
 現代は今季最終戦となったこの試合で公式戦優勝を決め、シリーズ優勝した3年ぶり3度目の韓国シリーズ進出も決めました。
 チョン・ミンテは17勝目(2敗)をあげ、最多勝の座をほぼ手中にしました。

 <サムソン7−5LG>
 LGの本拠地であるソウル・蚕室(チャムシル)野球場には、イ・スンヨプ(サムソン)のアジア新記録の第56号HR見たさに2万8千人の大観衆が集まりました。
 現在3位とし烈な上位争いを繰り広げているサムソンは、1回表4番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで2点を先制しますが、その裏LGは5番ライトのアルカントゥラのタイムリーで1点を返します。
 さらにLGは4回裏8番サードのアン・サンジュンのソロHRで2−2の同点とします。
 試合は8回表、サムソンが7番ライトのカン・ドンウのタイムリーで1点を勝ち越します。
 しかし粘るLGは9回裏、サムソンの守護神ノ・ジャンジンから4番DHキム・ジェヒョンが犠牲フライを放ち、4−4の同点に追いつき試合は延長に突入します。
 そして11回表、サムソンは途中出場のキム・ジョンフンのタイムリーなどで4点を勝ち越しますが、その裏LGは1番レフトのパク・ヨンテクのタイムリーなどで2点を返します。
 サムソンは9回裏エースのイム・チャンヨンを抑えとして登板させ、かろうじて逃げ切りました。
 3位サムソンは2位キアと2勝差となり、残り3試合に2位進出の望みを託すこととなりました。
 イ・スンヨプはこの日3四球の無安打に終わり、HR新記録はお預けとなりました。
 イ・スンヨプが四球で出塁した時、一部の過激な観客が怒ってスタンドから物を投げ込み、試合が数分間中断するハプニングが2度もありました。

 <トゥサン5−3ハンファ>
 トゥサンは1回表、3番レフトのチェ・ギョンファンの2ランで先制し、5回表にもハンファの内野手のエラーによって1点を追加します。
 5回裏ハンファは8番サードのイ・ボムホの2ランで1点差に迫りますが、トゥサンは7回表と9回表に1点ずつを追加し、9回裏のハンファの反撃を1点に抑え、序盤の大不振で7位に終わってしまった今季の最終戦を白星で飾りました。
 一方、SKとの激しい4位争いを繰り広げているハンファには、5位に転落する痛恨の敗戦となりました。
 トゥサンの先発で高卒新人のノ・ギョンウンは3勝目(1敗)をあげました。

 <SK5−2ロッテ>
 SKは3回表、ロッテの先発ヨム・ジョンソクから3番ライトのイ・ジニョンがタイムリーを打ち1点を先制すると、4回表には8番キャッチャーのパク・キョンワンのタイムリーで1点を追加します。
 一方ロッテは4回裏5番レフトのイ・ゲソンのタイムリーで1点を返します。
 6回表、SKは7番レフトのチョ・ギョンファンのタイムリーなどで2点を追加し、4−1とリードを広げます。
 6回裏ロッテは3番DHペレス(元オリックス)のソロHRで1点を返しますが、SKは8回表に1点を追加し勝負ありました。
 SKの先発キム・ウォンヒョンは9回裏のピンチでマウンドを降りましたが7勝目(7敗1S)を、このピンチをしのいだ守護神チョ・ウンチョンはセーブ王争い単独トップの35SP目をそれぞれあげました。
 SKは前日まで同じ勝数で並んでいたハンファに1勝差を付け、4位に浮上しました。

2003年9月28日(日)
<試合結果>
 ハンファ7−6現代(大田)
 キア11−3LG(ソウル・蚕室)
 SK5−1サムソン(大邱)

 <ハンファ7−6現代>
 ハンファは1回裏、2番ライトのイム・ジェチョルのソロHRで先制します。
 現代も3回表9番ショートのパク・チンマンのソロHRで同点としますが、その裏ハンファはイム・ジェチョルの2打席連続となる2ランと4番ファーストのキム・テギュンのソロHRで3点を勝ち越します。
 そして現代は4回表パク・チンマンのタイムリーなどで2点を返し、5回表には代打キム・ミヌのタイムリーで4−4の同点とします。
 さらに6回表現代は3番ライトの主砲シム・ジョンスのタイムリーなどで2点を勝ち越し、6−4と試合をひっくり返します。
 しかし8回裏、ハンファは7番セカンドのイム・スミンの2点タイムリーで同点とし、そのままの勢いで9回裏現代の守護神チョ・ヨンジュンからイム・ジェチョルがサヨナラタイムリーを打ち、サヨナラ勝ちしてしまいました。
 イム・ジェチョルは3安打4打点の大活躍でした。9回途中から登板した抑えのソン・ジヌが9勝目(7敗7S、韓国プロ野球最多の通算171勝目)をあげました。
 ハンファは同じ勝数で並ぶSKを押さえなんとか4位の座をキープしました。

 <キア11−3LG>  
 キアは1回表に3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーなどで3点を先制し、4回表には1番センターのイ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を追加し、その後も着実に得点を重ね、16安打で11得点をあげます。
 キアの先発カン・チョルミンは5回を3失点に抑え、6勝目(7敗)をあげました。
 2番手のイ・ガンチョル、3番手のチン・ピルジュンがLG打線を無失点に抑え、特にチン・ピルジュンはポストシーズンでの抑え復帰に向けて好アピールをしました。
 キアはこの日ハンファに敗れた首位現代に2勝差と迫りました。

 <SK5−1サムソン>
 4回まではSKの先発キム・ヨンス、サムソンの先発ライアンの投げあいでお互い無得点でしたが、5回表にSKが代打ヤン・ヒョンソクのタイムリーなどで2点を取り先制します。
 一方サムソンは6回裏8番キャッチャーのチン・ガビョンの第21号ソロHRで1点を返します。
 SKは7回表に9番ショートのキム・ミンジェのタイムリーで1点、8回表には4番DHイ・ホジュンの第36号2ランで5−1とリードを広げ、9回には守護神のチョ・ウンチョンもセーブの付かない場面で投入し勝利しました。
 5位SKは、同じ勝ち数ながらも負け数が少ない4位ハンファに何とかくらいついています。
 3位サムソンはこの日LGに勝利した2位キアと2勝差をつけられ、公式戦優勝が苦しくなってきました。
 アジア新記録となる第56号HRが期待された主砲のイ・スンヨプはこの日ノーアーチに終わり、本拠地大邱の満員の観衆をがっかりさせてしまい、しかも打点王争いではこの日1打点をあげたライバルのシム・ジョンス(現代)に1点差(132点)を付けられてしまいました。

2003年9月27日(土)
<試合結果>
 現代9−3LG(水原)
 サムソン7−2ロッテ(大邱)
 ハンファ2−1トゥサン(ソウル・蚕室)

 <現代9−3LG>
 現代は1回裏、3番ライトの主砲シム・ジョンスの第53号2ランなどで3点を先制します。
 そして3回裏に現代は8番キャッチャーのキム・ドンスなどのタイムリーで3点を追加し、6−0とリードを広げます。
 LGも4回表に6番ファーストのチェ・ドンスのタイムリーなどで2点を返しますが、その裏現代は5番レフトのブロンバーの3ランで突き放します。
 LGは6回表に1点を返しましたが、反撃はここまででした。現代の先発マ・イリョンは5回と3分の2を投げ3失点でしたが、今季3勝目(6敗)をあげました。
 現代はキアと3勝差の首位をキープしていますが、残り試合はあと2つであり、5試合を残しているキア、サムソンと比べて若干優位に立っているに過ぎません。
 主砲のシム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプ(サムソン)にあと2本差と迫り、打点はイ・スンヨプと並ぶトップタイの141としました。
  一方昨年は公式戦4位ながらも3位現代との準プレーオフ、2位キアとのプレーオフを勝ち抜き公式戦優勝のサムソンとの韓国シリーズに出場したLGは、6位が確定しました。

 <サムソン7−2ロッテ>
 圧倒的最下位に低迷したロッテの本拠地、釜山・社稷(サジク)野球場は普段だと観客が1000人を切ることも珍しくないのですが、この日はサムソンのイ・スンヨプのアジア新記録となる第56号HR見たさに、5ヶ月ぶりとなる1万人を超える観客が集まりました。
 ロッテは2回裏1点を先制しますが、サムソンは3回表に1番センターのパク・ハニの内野ゴロの間に同点に追いつきます。
 ですがその裏、ロッテは2番ショートのパク・キヒョクの内野ゴロの間に1点を勝ち越します。
 いっぽうサムソンは4回表5番DHマ・ヘヨンの第38号2ランと7番ライトのカン・ドンウのソロHRで4−2と試合をひっくり返します。
 そして8回表、イ・スンヨプはここまで3打数凡退といいところがありませんでしたが、1死1塁で4打席目に立ったとき、ロッテバッテリーが敬遠し、これに怒った外野席の観客が汚物をグラウンドに投げ込み、1時間半もの間試合が中断してしまいました。
 試合再開後、サムソンは4番レフトのヤン・ジュンヒョクとマ・ヘヨンのタイムリーで3点を追加し、リードを5点と広げそのまま勝利しました。
 サムソンの2番手で5回途中から6回までを無失点に抑えたキム・ヒョヌクが8勝目(2敗)をあげ、3位サムソンはこの日試合のなかった2位キアと2勝差としました。

 <ハンファ2−1トゥサン>
 ハンファは4回表、トゥサンの先発でここまで8勝をあげているキーファーから、4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーで1点を先制します。
 さらに8回表にもハンファは8番サードのイ・ボムホのタイムリーで1点を追加します。
 ハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)に7回まで無失点に抑えられていたトゥサン打線は、2番手ソン・ジヌから3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返します。
 ですがハンファは1点のリードを守りきり勝利し、この日試合のなかったSKに勝ち数で並び、負け数が少ないためSKに代わって4位に浮上しました。
 チョン・ミンチョルは11勝目(10敗)を、ソン・ジヌは7セーブ目をそれぞれあげました。
 いっぽうおととし2001年シーズンには韓国シリーズ優勝に輝いたトゥサンは、7位が確定しました。

2003年9月26日(金)
<試合結果>
 現代6−2LG(水原)
 キア6−5SK(光州)

 <現代6−2LG>
 LGは2回表、6番ファーストのホン・ヒョヌのソロHRで先制すると、3回表には4番DHキム・ジェヒョンのソロHRで2−0とリードを広げます。
 LGの先発チェ・ウォンホに抑えられていた現代打線は、6回裏5番レフトのブロンバーがLGの3番手キョン・ホンホから逆転3ランを放ち試合をひっくり返します。
 そして7回裏に現代はブロンバーのタイムリーなどで3点を追加し、リードを広げます。
 7回途中から登板した現代の守護神チョ・ヨンジュンがLG打線を抑え28SP目をあげ、激しい首位争いの中で現代は2位キアと2勝差とする貴重な白星をあげました。
 現代の先発キム・スギョンは7回途中で降板しましたが2失点で10勝目(9敗)をあげ、2年連続の自身5度目となる2桁勝利を記録しました。決勝逆転3ランを打ったブロンバーは4安打4打点の大活躍でした。

 <キア6−5SK> 
 SKは4回表、これまで10勝をあげているキアの先発リオスから、リオスのエラーによって3塁まで進んだランナーが7番セカンドのチョン・ギョンベの内野ゴロの間に生還し、1点を先制します。
 その裏キアは、7番レフトのシン・ドンジュの3ランで逆転し、これまで10勝をあげているSKの先発チェ・チュンモをノックアウトします。
 SKは5回表に4番DHイ・ホジュンのタイムリーで1点を返すと、8回表にはキアの3番手イ・ガンチョルから代打ヤン・ヒョンソクの2点タイムリーで4−3と試合をひっくり返します。しかしその裏、キアは2死1,2塁のチャンスで代打
 キム・ギョンジンを打席に送り、彼はその期待に応え記念すべきプロ入り初HRとなる逆転3ランを放ち、6−4と試合をひっくり返しました。
 ポストシーズン進出権を得られる4位確保に必死のSKも、9回表イ・ホジュンのタイムリーで1点差に詰め寄りますが、なんとかキアが逃げ切り2位の座を確保しました。
 キアの4番手で8回途中から登板したシン・ヨンウンは2失点ながらも11勝目(3敗4S)をあげました。

2003年9月25日(木)
<試合結果>
 キア4−2サムソン(光州)
 ハンファ7−6現代(水原)
 トゥサン6−2ロッテ(ソウル・蚕室)

 <キア4−2サムソン>
 韓国のスポーツマスコミは、この1週間あまりプロ野球の激しい優勝争いよりも、イ・スンヨプのHR新記録への期待ばかり報道していました。
 当然この試合は同率2位のサムソンとキアの公式戦優勝をかけた大一番というよりも、すでに自己タイの54HRを放ちシーズンHR数韓国プロ野球タイ記録を達成しましたが、新記録を前に足踏みが続いているイ・スンヨプのHRが出るか出ないか、ということに全国民とマスコミの注目が集まっていました。
 キアの本拠地である光州(クァンジュ)の無等(ムドゥン)野球場も、イ・スンヨプの55号見たさに平日のナイターでもあるにかかわらず、1万人あまりの客席がほぼ埋めつくされ、外野スタンドはグローブをもったファンで押し合いへし合いとなっていました。
 さて、試合は序盤サムソンの先発のイム・チャンヨン、キアの先発キム・ジヌと両チームのエースの投げ合いとなります。
 そして5回裏、キアが9番サードのイ・ヒョンゴンのソロHRで先制し、試合の均衡が破れます。
 6回表のサムソンの攻撃で、ランナーを1人置いて3番ファーストのイ・スンヨプがこの試合3打席目に入ります。
 ここで1発出れば逆転となり、試合の主導権を握れます。
 マウンドのキム・ジヌは堂々と勝負に行きました。イ・スンヨプは初球を思い切って打ちにいきますがファールとなり、2球目と3球目はボールとなり見逃します。
 そして4球目、イ・スンヨプはキム・ジヌの内角高めの速球を振り切り、打球は高々と舞い上がり、狭い無等野球場のライトスタンド最上段に落ちました!
 これでイ・スンヨプはシーズンHR数の韓国プロ野球新記録、日本プロ野球記録に並ぶアジアタイ記録を打ち立てました!
 球場中が大歓声に包まれる中観客全員が総立ちとなり、グラウンドを一周するイ・スンヨプに惜しみない拍手を送りました。
 さて、試合は興奮冷めやらぬうちに再開されます。
 サムソンは7回、8回表にもチャンスを作りますが追加点を取れません。
 チャンスを逃したサムソンは、8回裏イム・チャンヨンのあとを受けた2番手のキム・ジヌンが、キアの代打イ・ジェジュに逆転3ランを打たれてしまいます。
 そしてキアの2番手シン・ヨンウンは9回表のサムソンの攻撃を抑え、10勝目(3敗4S)をあげました。
 サムソンと同率2位だったキアは、この勝利でサムソンに1勝差をつけ、単独2位となりました。

 <ハンファ7−6現代>
 現代は1回裏、ハンファの先発イ・サンモクから1番DHチョン・ジュンホの先頭打者HRなどで2点を取り先制します。
 ハンファも2回表、現代の先発でここまで8勝をあげ新人王候補のイ・ドンハクから4連打で3点を取り逆転します。
 しかしその裏、現代は6番レフトのブロンバーのソロHRで同点に追いつきます。
 両チームは5回に1点ずつ取り合い4−4で迎えた6回表、ハンファは代打キム・ジョンソクのタイムリーなどで3点を勝ち越します。
 現代は7回裏に1点を返し、9回裏も7回途中から登板したハンファの抑えソン・ジヌから、4番センターのイ・スンヨンがソロHRを打ち1点差に迫りますが、そのまま逃げ切られてしまいました。
 イ・サンモクは7回途中で降板し5失点ながらも、打線の援護で15勝目(6敗1S)をあげ、最多勝争いトップのチョン・ミンテ(現代)に1勝差としました。
 5位ハンファはこの日試合がなかった4位SKに1勝差と迫り、ポストシーズン進出に大きく前進しました。
 敗れた現代は2位キアと2勝差に迫られ、首位争いはますます混沌としてきました。

 <トゥサン6−2ロッテ>
 ロッテは3回表、2番ショートのパク・キヒョクの犠打で先制します。ロッテの先発イム・ギョンワンに抑えられていたトゥサン打線は、5回裏に2番ファーストのチャン・ウォンジンのタイムリーで同点とすると、6回裏には7番サードのホン・ウォンギと代打キム・ドンジュのタイムリーで2点を勝ち越し、7回裏には相手のエラーなどで3点を追加します。
 7位トゥサンは継投でロッテ打線を2点に抑え、6位のLGに2勝差と迫りました。

(おまけ)
 イ・スンヨプ韓国プロ野球新記録達成!ということで、日本プロ野球でシーズン55HRを放った王貞治、ローズ、カブレラが「スポーツ朝鮮(チョソン)」で紹介されています。記事はこちら
 王貞治は「64年 列島の神話」、ローズは「2001年の『黒い王貞治』」、カブレラは「2002年 ベネズエラ産巨砲」とそれぞれ紹介されています。

2003年9月24日(水)
<試合結果>
 サムソン6−6キア(光州、ダブルヘッダー第1戦)
 サムソン5−4キア(光州、ダブルヘッダー第2戦)
 ロッテ3−1トゥサン(ソウル・蚕室)
 ハンファ10−4現代(水原)

 <サムソン6−6キア、ダブルヘッダー第1戦>
 サムソンは1回表、4番DHマ・ヘヨンの第37号3ランで先制します。
 しかしキアはその裏、3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで2点を返すと、4番ショートのホン・セワンのタイムリーで同点とし、9番サードのイ・ヒョンゴンのタイムリーで2点を勝ち越し、5−3と逆転します。
 しかし2回表、サムソンは1番センターのパク・ハニの2点タイムリーで同点とすると、4番DHマ・ヘヨンの内野ゴロで1点を勝ち越します。
 その後は両チームの2番手以降が踏ん張り、試合は動かないまま終盤に突入します。
 そして8回表、キアはチャン・ソンホの第20号ソロHRで6−6の同点とし、このまま9回を終了し、規約により延長戦なしの引き分けに終わりました。
 シーズンHR数アジア新記録が期待されたサムソンのイ・スンヨプは、3四球を記録しまともに勝負してもらえず、ノーヒットに終わりました。

 <サムソン5−4キア、ダブルヘッダー第2戦>
 キアは1回裏、3番ファーストのチャン・ソンホの内野ゴロで先制すると、4番ショートのホン・セワンの第22号2ランでこの回3点を奪います。
 サムソンも2回表には5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第31号ソロHR、3回表には1番センターのパク・ハニのソロHRで3−2と1点差に迫ります。
 追い上げを受けたキアも4回裏、何とか1点を追加します。
 しかし6回表、サムソンは4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで1点を返すと、続くヤン・ジュンヒョクは第32号2ランを放ち試合を逆転します。
 サムソンはそのまま逃げ切り、先発のペ・ヨンスは13勝(5敗)目、守護神のノ・ジャンジンは30SP目をあげました。
 サムソンはこれでキアに再び勝敗数がまったく変わらない同率2位となりました。
 HR新記録で注目され続けているサムソンのイ・スンヨプはこの試合もノーアーチと、大記録を目の前にバットが沈黙しています。

 <ハンファ10−4現代>
 ハンファは3回表、3番レフトのイ・ヨンウのタイムリーで1点を先制しますが、その裏現代はまず2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーで同点とすると、満塁となってから5番レフトのブロンバーの走者一掃のタイムリー2塁打で3点をあげ試合をひっくり返します。
 ハンファ打線は現代の先発チョン・ジュンホに7回まで抑えられていましたが、8回表現代の2番手クォン・ジュンホンから5連打を放ち一気に4−4の同点とします。
 そして1死満塁の場面で、現代は守護神のチョ・ヨンジュンを投入しますが、ハンファの代打キム・ジョンソクが打った内野ゴロを現代のファーストのイ・テックンが処理を誤った上に悪送球をし、その間にランナーが全員生還し3点を勝ち越されます。
 その後ハンファはもう1点を追加し、試合を8−4とひっくり返してしまいました。
 ハンファは9回表にも6番キャッチャーのイ・ドヒョンの2ランでダメを押し、現代に逆転勝ちを収めました。
 ハンファの4番手パク・チョンジンが6勝目(7敗3S)をあげました。
 首位現代は同率2位のサムソンとキアとは3勝差で首位をキープし、一方好調5位ハンファはこの日試合がなかった4位SKと2勝差にせまりました。

 <ロッテ3−1トゥサン>
 ロッテは1回表、トゥサンの先発入来から4番ファーストのイ・デホのタイムリーで2点を先制します。
 入来はこの後ロッテ打線を2回から8回までノーヒットに抑えますが、味方打線もロッテの先発パク・チチョルの前に完璧に抑え込まれます。
 ようやっと初安打の出た5回裏、トゥサンは6番レフトのチェ・ギョンファンの犠牲フライで1点を返します。
 ですがこの後トゥサン打線はパク・チチョルの前に手も足も出ず、1安打しか打てませんでした。
 一方ロッテは9回表に8番キャッチャーのチェ・ギムンのタイムリーで1点を追加し、リードを2点とすると、9回裏もパク・チチョルがトゥサン打線を抑え接戦を制しました。
 パク・チチョルは完投で7勝目(7敗)をあげました。入来は完投しながらも11敗目(7勝5S)を喫しました。

2003年9月23日(火)
<試合結果>
 現代7−1トゥサン(水原)
 キア11−4サムソン(光州)
 ハンファ2−1SK(仁川・文鶴)
 LG3−2ロッテ(ソウル・蚕室)

 <現代7−1トゥサン>
 現代は3回裏、トゥサンの高卒新人で先発を任され2勝をあげたノ・ギョンウンから、2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーで先制すると、続く3番ライトの主砲シム・ジョンスが第52号2ランを放つなどして、この回5点を奪いノ・ギョンウンをノックアウトします。
 そして4回裏には6番ショートのパク・チンマンのソロHRで1点を追加します。
 現代の先発チョン・ミンテは8回を1失点に抑え、最多勝争いトップの16勝目(2敗)をあげました。
 シム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプに2本差とし、打点も137でトップのイ・スンヨプに2点差と迫りました。
 もちろんチームも2位キアと3勝差で首位をキープです。

 <キア11−4サムソン>
 キアは1回裏、3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで1点を先制すると、2回裏には8番キャッチャーのキム・サンフン、2番セカンドのキム・ジョングク、チャン・ソンホのタイムリーで4点を追加します。
 一方サムソンも3回表に6番ライトのカン・ドンウのソロHRで1点を返し、5−1とします。
 キアは4回裏にキム・ジョングクのソロHRで1点を追加しますが、サムソンも5回表に1点を返して反撃します。
 ですが8回裏、キアはチャン・ソンホの満塁HRなどで5点を取り試合を決めました。
 9回表、サムソンは5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第30号2ランで抵抗するのが精一杯でした。
 キアの先発ジョンソン(元近鉄)は関東で8勝目(3S)をあげました。
 また、チャン・ソンホは3安打1HR6打点の大活躍でした。
 サムソンの主砲イ・スンヨプは韓国プロ野球新記録となる第55号HR、アジア新記録となる第56号HRが期待されましたが、不発に終わりました。
 チームも同率2位だったキアに1勝差をつけられ、3位転落です。

 <ハンファ2−1SK> 
 ハンファは2回表6番キャッチャーのイ・ドヒョンのソロHRで先制しますが、その裏SKは8番キャッチャーのパク・キョンワンのタイムリーで同点とします。
 その後はSKの先発キム・ウォニョンとハンファの先発ギーロンとの投げ合いとなります。
 試合に決着を付けたのは、6回表のハンファの若き主砲、4番ファーストのキム・テギュンの自身初となる第30号ソロHRでした。
 ギーロンは8回途中で降板しましたが3勝目(3敗1S)を、抑えのソン・ジヌは5セーブ目をあげました。
 5位ハンファは4位SKに3勝差と迫り、首位争い同様4位争いもわからなくなってきました。

 <LG3−2ロッテ>
 LGの先発はエースのイ・スンホ、ロッテの先発は勝ち頭(7勝)のヨム・ジョンソクで、序盤はこの2人の投げ合いとなります。
 試合は5回裏、LGの7番キャッチャーのチョ・インソンが先制ソロHRを打ちやっと動きます。
 ロッテも6回表1番サードのチョ・ソンファンのタイムリーで同点に追いつきます。
 ロッテは8回表、代打パク・チョンテのタイムリーで1点を勝ち越しますが、その裏LGも4番DHキム・ジェヒョンのタイムリーで2−2の同点とします。
 9回裏、LGは四球で出塁した8番サードのイ・ジョンヨルが2死から盗塁を仕掛けます。
 これを見てあせったロッテのキャッチャーのチェ・ギムンが2塁へ悪送球し、ボールが外野へ転がる間にイ・ジョンヨルは3塁を回りホームを陥れ、サヨナラのホームを踏みLGの連敗を8でストップしました。
 9回から登板したLGの2番手のキョン・ホンホは4勝目(2敗1S)をあげました。

2003年9月21日(日)
<試合結果>
 サムソン7−5LG(大邱)
 キア6−4ハンファ(大田)
 SK3−1トゥサン(ソウル・蚕室)

 <サムソン7−5LG> 
 サムソンは1回裏、4番ファーストのマ・ヘヨンの第36号3ランで先制します。
 そして3回裏、8試合の間ノーアーチだった3番DHの主砲イ・スンヨプが右中間に第54号ソロHRを打ち、ついに自身が1999年に達成したシーズンHR数の韓国プロ野球記録に並び、サムソンの本拠地大邱公設野球場は興奮のるつぼとなります。
 5回表LGは3番センターのマルティネスの2ランなどで3点を返し、4−3と1点差に迫りますが、その裏サムソンはマ・ヘヨンと5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで2点を追加します。
 LGも8回表に1点を返しますが、サムソンもその裏この日5打点目となるマ・ヘヨンのタイムリーで7−4とします。
 サムソンは9回表のLGの反撃を1点に抑え、息づまる優勝争いの中貴重な勝ち星をあげました。
 いっぽうLGは泥沼の8連敗です。
 5回途中で降板したサムソンの先発チョン・ビョンホのあとを受けた2番手キム・ジヌンが9勝目(10敗)をあげました。
 サムソンはこの日勝利したキアと勝ち数も負け数もまったく同じ(73勝47敗)で前日同様同率2位をキープし、試合のなかった現代とは3勝差(76勝48敗)としています。
 イ・スンヨプは残り10試合でどこまでHR数を伸ばせるかが注目されます。

 <キア6−4ハンファ>
 キアは1回表、4番ショートのホン・セワンの内野ゴロで1点先制すると、続く5番ライトのパク・チェホンのタイムリーでもう1点を取ります。
 ハンファは2回裏1点を返すと、3回裏には3番ライトのイ・ヨンウのタイムリーでまず同点に追いつくと、5番キャッチャーのイ・ドヒョンのタイムリーで3−2と勝ち越します。
 しかしキアも5回表7番DHイ・ジェジュのタイムリーで3−3の同点としますが、その裏ハンファもイ・ドヒョンの内野ゴロで1点を勝ち越します。
 そして4−3とハンファ1点リードで迎えた9回表、キアは驚異的な粘りを見せます。
 まずキアはハンファの4番手ソン・ジヌを攻め、2死から連打でチャンスを作り代打シン・ドンジュのタイムリーでまず同点とすると、続く7番DHイ・ジェジュの犠牲フライで勝ち越し、さらに1点を加え奇跡の逆転を成功させます。
 9回裏はイ・ガンチョルが抑え、キアがハンファの連勝を7で止めました。キアの3番手のチン・ピルジュンは8回から9回途中まで投げ、4勝目(3敗19S)をあげました。
 キアはこの日勝利したサムソンと勝ち数負け数ともに同じとなり、首位現代と3勝差の同率2位となりました。

 <SK3−1トゥサン>
 SKは1回表、3番ライトのイ・ジニョンのタイムリーで先制しますが、その裏トゥサンも4番DHシム・ジェハクのタイムリーで1−1の同点とします。
 その後SKの先発スミス、トゥサンの先発キーファーの好投で両者無得点で試合が進みます。
 そしてSKは6回表、5番ファーストのキム・ギテのライト前ヒットをトゥサンのライトのキム・チャンヒが3塁に送球した際、ボールが走者のイ・ホジュンに当たってしまい、ボールがファールグラウンドを転がる間にイ・ホジュンが生還し、1点を勝ち越されます。
 そしてこの回、7番キャッチャーのパク・キョンワンのタイムリーでもう1点を追加します。
 SKは9回裏守護神チョ・ウンチョンを投入し、2点差を守り快勝しました。
 先発のスミスは6勝目(10敗)を、チョ・ウンチョンはイ・サンフン(LG)と並ぶセーブ王争いトップタイの34SP目をあげました。

2003年9月20日(土)
<試合結果>
 現代8−6ロッテ(釜山・社稷)
 ハンファ10−6キア(大田)
 サムソン7−2LG(大邱)
トゥサン6−3SK(ソウル・蚕室)

 <現代8−6ロッテ>
 現代は1回表、3番ライトの主砲シム・ジョンスの第50号ソロHRで先制します。
 ロッテはその裏、2番ライトのキム・デイクのタイムリーと4番センターのイシオンの内野ゴロで2点を取り逆転します。
 しかし2回表、現代は8番キャッチャーのキム・ドンスのタイムリーで同点とします。
 そして現代は4回表、ロッテの3番手で11セーブをあげているイム・ギョンワンを攻め、まず1番DHチョン・ジュンホの犠打で1点を勝ち越すと、さらにシム・ジョンスの第51号満塁HRでこの回5点を取って試合の主導権を握り、6回表にも1点を追加し8−2とリードします。
 しかしロッテも6回、7回裏と3番DHペレス(元オリックス)のタイムリーで2点ずつを返します。
 現代は9回裏には守護神のチョ・ヨンジュンを投入し何とか逃げ切りました。
 現代の先発キム・スギョンは7回途中6失点で降板しましたが9勝目(9敗)を、チョ・ヨンジュンは27SP目をそれぞれあげ、現代の首位キープに貢献しました。
 いっぽうロッテのイム・ギョンワンはこれで13敗目(3勝11S)となりました。
 シム・ジョンスはHR王トップのイ・スンヨプ(サムソン)に2本差と迫り、打点も130とし同じくトップのイ・スンヨプに7点差と迫ります。
 1シーズンに2人以上の打者が50HR以上を記録したのは、韓国プロ野球史上初です。

 <ハンファ10−6キア>
 キアは1回表、4番ショートのホン・セワンのタイムリーで2点を先制しますが、ハンファは3回裏まず3番レフトのイ・ヨンウの内野ゴロで1点を返すと、続く4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーで同点に追いつきます。
 そして4回裏にはイ・ヨンウの満塁HRなどで一挙5点を取り、ここまで10勝をあげているキアの先発キム・ジヌをノックアウトします。
 キアも7回表に1点を返しますが、ハンファもその裏代打チャン・ジョンフンの2ラン(通算333本目、韓国プロ野球史上最多記録更新中)などで3点を取り、リードを広げます。
 粘るキアも9回表に5番ライトのパク・チェホンの3ランで4点差としますが、反撃もここまででした。
 ハンファの先発チョ・ギュスは6回を2失点に押さえ4勝目(9敗2S)をあげ、チームの7連勝に貢献しました。

 <サムソン7−2LG>
 サムソンは2回裏、8番キャッチャーのチン・ガビョンのタイムリーなどで3点を先制し、続く3回裏には5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第29号2ランで追加点をあげ、ここまで9勝をあげているLGの先発チャン・ムンソクをノックアウトします。
 サムソン打線はその後も追加点を奪い、先発のイム・チャンヨンもLG打線を抑え40日ぶりとなる13勝目(3敗)をあげました。
 この日キアが負けたことにより、サムソンは勝敗数がまったく同じとなり(72勝47敗)同率2位となりました。
 首位現代とは3勝差(実質1ゲーム差)であり、各チーム残り10試合を切っても公式戦優勝の行方はまだまだ分かりません。
 一方LGは元気なく7連敗です。
 なおサムソンの主砲イ・スンヨプは8試合連続ノーアーチとなり、自己が持つ韓国プロ野球のシーズンHR記録の54本を前に足踏み状態が続いています。

 <トゥサン6−3SK>
 SKは2回表8番キャッチャーのパク・キョンワンの2ランで先制しますが、その裏トゥサンは7番ファーストのムン・ヒソンのタイムリーで1点を返すと、続く8番サードのホン・ウォンギが同点タイムリーを放ち、1番センターのチョン・サンヨルは逆転タイムリーをSKに浴びせ、3−2と試合をひっくり返します。
 3回表にSKは3番センターのイ・ジニョンのタイムリーで同点としますが、4回裏トゥサンは代打チャン・ウォンジンの内野ゴロの間に勝ち越すと、続く3番セカンドのアン・ギョンヒョンの2点タイムリーでリードを広げます。
 トゥサンは5回以降を継投でしのぎSK打線を抑え、そのまま逃げ切りました。

 (おまけ)
 トゥサンの入来の記事が「スポーツ朝鮮(チョソン)」に載っていたので紹介します。
 見出しは「トゥサンの入来『直球の切れがいい』」とあり、入来の談話が載っていますが、これまで先発で7勝と来季の残留が微妙な状況もあってか、「機会があれば来年もトゥサンのユニフォームを着て、韓国で活躍したい」と語っています。

2003年9月19日(金)
<試合結果>
 現代11−4ロッテ(釜山・社稷)
 サムソン5−5ハンファ(大田)
 トゥサン7−1SK(ソウル・蚕室)

 <現代11−4ロッテ>
 現代は1回表、3番ライトの主砲シム・ジョンスが第49号ソロHRを打ち先制すると、2回表には怪我から47日ぶりに復帰した9番サードのチョン・ソンフンのタイムリーでもう1点を追加します。
 ロッテも2回裏、7番キャッチャーのチェ・ギムンと8番セカンドのパク・ヒョンスンのタイムリーで2−2の同点に追いつきますが、3回表現代は4番センターのイ・スンヨンの犠牲フライで1点を勝ち越すと、4回表にはこの日4安打を放った8番ファーストのイ・テックンのタイムリーでもう1点を追加します。
 ロッテも4回裏パク・ヒョンスンのタイムリーで1点を返しますが、5回表現代はこの日4安打を放ったシム・ジョンスのタイムリーなどで3点を追加し、7−3とリードを広げます。
 現代は7回表にも4点をあげロッテを突き放し、首位の貫禄を見せ圧勝しました。
 現代の先発チョン・ジュンホは6回途中3失点で降板しますが、打線の援護に恵まれ4勝目(2敗)をあげました。

 <サムソン5−5ハンファ>
 ハンファの先発はこれまで14勝をあげ、この試合に勝って最多勝争いトップタイの15勝をあげているチョン・ミンテ(現代、元巨人)に並びたいイ・サンモクでした。
 しかし、1回表サムソンの2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)に先制ソロHRを浴びると、3回表には5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで3点を奪われ、リードを広げられます。
 ハンファは3回表に1点を返しますが、5回表サムソンはヤン・ジュンヒョクが第28号ソロHRを打ち1点を追加し、イ・サンモクはこの回で降板します。
 ヤン・ジュンヒョクは韓国プロ野球史上4人目となる通算250号本塁打を達成しました。
 いっぽう5回裏、ハンファは4番ファーストのキム・テギュンが第29号3ランを放ち、5−4の1点差に迫ります。このまま両チーム無得点で迎えた9回裏、ハンファは7番サードのイ・ボムホの起死回生の同点ソロHRで試合を振り出しに戻します。
 試合はこのまま延長に突入し両チーム共に無得点に終わり、5−5の引き分けに終わりました。
 サムソンの主砲イ・スンヨプはこれで7試合連続本塁打なしとなり、HR王争いのライバルのシム・ジョンス(現代)に4本差と迫られました。

 <トゥサン7−1SK>
 トゥサンは序盤から打線が爆発し、1回裏には5番キャッチャーのホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制すると、3回表には7番センターのキム・チャンヒのタイムリーでもう1点を、4回表にはキム・チャンヒのタイムリーなどでさらに3点、5回表には3番セカンドのアン・ギョンヒョンの犠牲フライでダメ押しとなる1点を追加し、7−0と大きくリードします。
 トゥサンの先発入来は7回を1失点に抑え、7勝目(10敗5S)をあげました。

2003年9月18日(木)
<試合結果>
 サムソン8−2トゥサン(大邱)
 ハンファ−LG、SK−キアは雨天中止。

 <サムソン8−2トゥサン>
 サムソンは1回裏、4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで1点を先制すると、2回裏にはさらに1点を取り、3回裏には6番サードのキム・ハンスの3ランで5−0とリードを広げ、トゥサンの先発のイ・ギョンピルをノックアウトします。
 5回表にLGは1点を返しますが、6回裏サムソンは3番ファーストの主砲イ・スンヨプのタイムリーなどで2点を取り、試合をほぼ決めてしまいました。
 サムソンは連敗を4で止め、先発のペ・ヨンスは7回を2失点に抑え12勝目(5敗)をあげました。

2003年9月17日(水)

<試合結果>
 現代4−3SK(水原)
 キア6−2LG(光州)
 トゥサン6−5サムソン(大邱)
 ハンファ4−0ロッテ(釜山・社稷)

 <現代4−3SK> 
 SKは1回表、現代の先発チョン・ミンテから2番ショートのキム・ミンジェのタイムリーで1点を先制すると、この回もう1点追加します。
 現代は2回裏6番ショートのパク・チンマンのタイムリーで1点を返しますが、3回表SKに4番DHイ・ホジュンのタイムリーで1点を追加され3−1とリードを広げられます。
 しかし3回裏、現代は3番セカンドのパク・チョンホの2点タイムリーで同点とすると、5番センターのイ・スンヨンの打球をSKのファーストのカン・ヒョクがエラーし、1点を勝ち越します。
 その後両チームとも得点をあげられず、現代が1点差を守りきりました。
 チョン・ミンテは最多勝単独トップの15勝目(2敗)を、現代の守護神のチョ・ヨンジュンは26SP目をあげ、首位キープに大きく貢献しました。

 <キア6−2LG>
 LGは1回表、3番センターのマルティネスのソロHRで先制すると、3回表には8番キャッチャーのチョ・インソンのソロHRでリードを広げます。
 キアもその裏4番ショートのホン・セワンの犠牲フライで2−1と1点差とします。
 そして5回裏、キアはホン・セワンの2ランで逆転すると、この回さらに2点を取り5−2とリードを奪います。
 7回裏には5番ライトのパク・チェホンのソロHRで1点を追加し、勝利を決定付けました。
 キアの先発カン・チョルミンは6回を2失点に抑え5勝目(7敗)をあげました。
 LGはこれで元気なく6連敗で、この日勝ったハンファに抜かれ6位転落です。

 <トゥサン6−5サムソン>
 サムソンは1回裏、4番DHマ・ヘヨンのタイムリーなどで2点を取り先制します。
 トゥサンは2回表に1点を返すと、3回表には3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで2−2の同点に追いつきます。
 そして4回表、トゥサンは9番ショートのソン・シホンのタイムリーなどで2点を勝ち越し、7回裏には5番キャッチャーのホン・ソンフンの2ランで6−2とリードを広げます。
 粘るサムソンは9回裏、連打で点差を縮め3番ファーストの主砲イ・スンヨプのタイムリーで1点差まで迫ります。
 しかし、最後は抑えのイ・ジェヨンが4番レフトのヤン・ジュンヒョクを打ち取り、何とか逃げ切りました。トゥサンの先発ノ・ギョンウンは先週のプロ入り初勝利に続く2勝目をあげました。
 3位サムソンは主砲イ・スンヨプの沈黙と共にチーム状況も悪くなり、2位キアとの勝差を2に広げられました。

 <ハンファ4−0ロッテ>
 この試合は前日同様、8回まで両チーム無得点の投手戦となりました。
 8回表、ハンファは2番センターのキム・スヨンのタイムリーで先制すると、このあと4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーなどでこの回3点を奪います。
 そして9回表にも1点を追加し、4−0とリードを広げます。
 ハンファは3投手の完封リレーで6連勝を飾り、同じ勝数ながらも負け数が少ないためLGを抜いて5位となりました。
 6回途中から8回まで無失点に抑えた2番手のマ・ジョンギルが2日連続の勝ち星となる3勝目(2敗2S)をあげました。

2003年9月16日(火)

<試合結果>
 キア8−2LG(光州)
 トゥサン6−4サムソン(大邱)
 ハンファ3−0ロッテ(釜山・社稷)

 <キア8−2LG>
 LGは4回表、5番ライトのアルカントゥラの2ランで先制します。
その裏キアはまず5番ライトのパク・チェホンのタイムリーで1点を返すと、続く7番DHイ・ジェジュのタイムリーで2−2の同点とします。
そして5回裏、1番センターのイ・ジョンボムが今日3安打目となる2塁打で出塁したあと、2番セカンドのキム・ジョングクの2ランで勝ち越します。
 キアはその後も追加点をあげLGに快勝し、この日トゥサンに負けたサムソンを抜いて単独2位に浮上しました。
 先発のジョンソンは8回を2失点に抑え7勝目(3S)をあげました。
 またイ・ジョンボムは3回裏に盗塁王争いトップを独走する44個目の盗塁を決め、4安打を放つ大活躍で安打数でもトップに躍り出ました。

 <トゥサン6−4サムソン>
 トゥサンは2回表6番ライトのイ・スンジュンのソロHRで先制すると、3回表には4番DHムン・ヒソンのタイムリーで2点を追加します。
 トゥサンは4回、5回にも1点ずつを取り5−0とリードを広げ、サムソンの先発で8勝をあげているチョン・ビョンホをノックアウトします。
 サムソンは6回裏に3番レフトのヤン・ジュンヒョクのソロHRなどで2点を取り3点差としますが、8回表にトゥサンは1点を追加し点差を広げます。
 その裏サムソンはヤン・ジュンヒョクのタイムリーと4番ファーストの主砲イ・スンヨプの内野ゴロで2点を返しますが、反撃もここまででした。
 トゥサンの先発キーファーは8勝目(5敗)を、守護神ク・ジャウンは20SP目をあげました。敗れたサムソンはキアに抜かれ3位転落ですが、この日試合のなかった首位現代とはまだ3勝差と、公式戦優勝の行方は依然読めません。

 <ハンファ3−0ロッテ>
 すでに3年連続の単独最下位が決定したロッテですが、この試合は8勝8敗と今季五分の星で戦っているハンファと投手戦を繰り広げます。
 6回までハンファ打線を1安打に抑えていたロッテの先発ヨム・ジョンソクは、7回表ついに8番サードのイ・ボムホの2ランを許し先制されます。
 ハンファは8回表に4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーで1点を追加し、そのまま逃げ切りました。
 ハンファの2番手で5回から7回までを無失点に抑えたマ・ジョンギルが2勝目(2敗2S)を、守護神のソン・ジヌは4セーブ目(8勝6敗)をあげ、チームを5連勝に導きました。

2003年9月15日(月)

<試合結果>
 ハンファ6−1LG(大田)

 <ハンファ6−1LG>  
 この試合ハンファの先発は10勝をあげているチョン・ミンチョル(元巨人)、LGは奪三振王争いを独走し(142奪三振)10勝をあげているイ・スンホで、終盤まで両先発の投手戦となりました。
 ハンファは2回裏、韓国プロ野球の通算安打・本塁打・打点記録を持つ6番DHチャン・ジョンフンの今季第5号ソロHR(通算332本目)で先制します。
 その後チョン・ミンチョルは7回を無失点に抑え、あとを韓国プロ野球の通算勝利数記録を持つソン・ジヌに託します。
 しかしソン・ジヌは8回表にLGの7番ショートのアン・サンジュンに同点タイムリーを打たれます。
 追いつかれたハンファは8回裏、LGの2番手チョン・スンナムを攻略し、4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーで勝ち越すと、この回一気に5点を取りリードを奪います。
 9回表はソン・ジヌがLG打線を3人で切って取り、今季8勝目(6敗3S)をあげ史上初の通算170勝投手となりました。

 (おまけ)
 「スポーツ朝鮮」の「阪神タイガース 18年ぶりのリーグ優勝」と銘打たれた阪神優勝に関する記事です。
 星野監督胴上げの写真上の青字の見出しには、「広島を破り、残り試合関係なくセントラルリーグ優勝確定、日本経済をこれからよみがえらせるだろう、と列島中が興奮のるつぼ」と書かれています。

2003年9月14日(日)

<試合結果>
 現代5−2トゥサン(ソウル・蚕室)
 SK7−4サムソン(仁川・文鶴)
 ロッテ6−5キア(釜山・社稷)
 ハンファ8−2LG(大田)

 <現代5−2トゥサン>
 現代は1回表、トゥサンの先発入来から3番ライトの主砲シム・ジョンスが第48号2ランを打ち先制します。
 現代は3回表、4回表にも1点ずつを追加し、リードを広げます。8回には7番レフトのブロンバーにソロHRが出てダメを押します。
 トゥサンは8回裏に2点を返しますが、反撃はそこまででした。
 現代の先発キム・スギョンは8回途中で降板しましたが、8勝目(9敗)をあげました。一方入来は10敗目(6勝5S)です。

 <SK7−4サムソン>
 サムソンは1回表に2点、2回表に1点を取り3−0とリードします。
 3回裏にSKは1点を返しますが、4回表にサムソンは8番キャッチャーのチン・ガピョンの第20号ソロHRで4−1と再び3点差とします。
 SKは6回裏に2点を返し1点差に迫ると、続く7回裏まず4番DHイ・ホジュンのタイムリーで同点とすると、6番ファーストのカン・ヒョクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、ついに逆転に成功します。
 さらに8回裏には5番サードのディアズのタイムリーで2点を追加し、そのまま逃げ切り勝利しました。
 SKはこれで3連勝となり、ポストシーズンに進出できる4位以上確保にだいぶ光明がさしてきました。
 SKの先発の軸として期待されながらも、故障で長いこと勝利から遠ざかっていた3番手のイ・スンホが5勝目(3敗)を、守護神のチョ・ウンチョンがセーブ王争いのトップを行くイ・サンフン(LG)に1差と迫る33SP目をそれぞれあげました。

 <ロッテ6−5キア>
 キアは1回表1点を先制しますが、その裏ロッテは13日から50日ぶりのスタメンに復帰した3番DHペレス(元オリックス)のタイムリーで同点とすると、6番ファーストのイ・デホのタイムリーで勝ち越したあとさらに2点を追加し、4−1と逆転します。
 キアは3回表1番センターのイ・ジョンボム(元中日)が四球で出塁後、今季43個目の盗塁を決めて作ったチャンスを生かし1点を返すと、4回表には7番ライトのシン・ドンジュのタイムリーでもう1点を奪い4−3と1点差に迫ります。
 2回以降キアの先発で10勝をあげているリオスを打てなかったロッテは、6回裏1番レフトのイ・ゲソンの2点タイムリーで6−3とリードを広げます。
 しかしキアは8回表、5番DHパク・チェホンのタイムリーやロッテ内野陣のエラーで2点を返し、6−5と1点差に迫りますが、何とかロッテは逃げ切りました。
 ロッテは19試合目にして対キア戦今季初勝利を飾り、昨年から続く同一チーム相手の連敗記録を18でストップしました(引き分け1試合を含む)。
 ロッテの3番手で5回から7回までを無失点に抑えたイム・ギョンワンが3勝目(11敗11S) を、新守護神カン・サンスが5セーブ目(2勝2敗)をそれぞれあげました。

 <ハンファ8−2LG> 
 ハンファは1回裏、4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーなどで2点を先制すると、2回裏に2点、3回裏に1点を奪いリードを広げます。
 続く4回裏にもハンファは3番レフトのイ・ヨンウの3ランで8−0と序盤で試合を決めてしまいました。
 ハンファの先発イ・サンモクは6回を2失点に抑え、チョン・ミンテ(現代、元巨人)と並ぶ最多勝争いトップタイとなる14勝目(6敗1S)をあげました。

2003年9月13日(土)

<試合結果>
 トゥサン7−6現代(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 トゥサン9−1現代(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 SK5−4サムソン(仁川・文鶴)
 キア6−1ロッテ(釜山・社稷)
 ハンファ4−3LG(大田、ダブルヘッダー第1戦)
 ハンファ7−6LG(大田、ダブルヘッダー第2戦)

 <トゥサン7−6現代、ダブルヘッダー第1戦>
 トゥサンは1回裏、3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで先制しますが、2回表現代は9番サードのチェ・ジョングクのタイムリーで同点とすると、続く1番DHチョン・ジュンホのタイムリーで勝ち越すと、この回もう1点取り3−1と逆転します。
 そして5回表、現代は3番ライトの主砲シム・ジョンスの第47号2ランでリードを4点と広げます。
 しかし7回裏にトゥサンは1点を返すと、8回裏には4番DHキム・ドンジュと5番キャッチャーのホン・ソンフンの連続タイムリーで2点を返し5−4と1点差に迫ります。
 現代は9回表、7番レフトのブロンバーのソロHRで6−4とリードを広げ、何とか逃げ切るかに見えました。
 しかし9回裏、現代の守護神チョ・ヨンジュンが大乱調で、1死後連打で1点を返されると、4番キム・ドンジュを敬遠し満塁策を取ります。しかし続くホン・ソンフンには押し出し四球で同点とされ、さらに代打チェ・ギョンファンにも押し出し四球を与え、無念のサヨナラ負けとなりました。
 9回表2死から登板し打者1人を抑えた、トゥサンの中継ぎのイ・ヒェチョンが5勝目(3敗)をあげました。

 <トゥサン9−1現代、ダブルヘッダー第2戦>
 トゥサンは1回裏、4番DHキム・ドンジュのタイムリーで先制しますが、2回表現代の7番レフトのブロンバーのタイムリーで同点とされます。
 しかしその裏、トゥサンは2番レフトのチャン・ウォンジンのタイムリーで勝ち越すと、この回さらに2点を取り4−1とリードします。
 4回裏には3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーなどで3点を追加し7−1と点差を6に広げます。
 トゥサンは8回裏にも2点を取り、首位現代に連勝しました。トゥサンの先発イ・ギョンピルは6回途中で降板しましたが1失点に抑え、8勝目(12敗)をあげました。

 <SK5−4サムソン>
 サムソンは1回表、3番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで4点を先制し、試合の主導権を奪います。
 一方サムソンの先発で11勝をあげているペ・ヨンスに抑えられていたSKは、5回裏に1番センターのチョ・ウォヌのタイムリーなどで2点を返し、反撃ののろしをあげます。
 そして8回表、SKは1点を返すとチョ・ウォヌのタイムリーで4−4の同点とし、試合は延長にもつれ込みます。
 そして試合は10回裏、SKのチョ・ウォヌが2軍から復帰し中継ぎ登板したサムソンのエース、イム・チャンヨンからサヨナラHRを打ったことにより決着が付きました。
 10回表に登板したSKの守護神チョ・ウンチョンは32SP目となる6勝目(5敗26S)をあげました。

 <キア6−1ロッテ>
 試合が動いたのは5回表、キアが1番センターのイ・ジョンボムの第20号ソロHRで先制してからです。
 イ・ジョンボムはこれで韓国プロ野球史上際高齢となる33歳での20本塁打−20盗塁を達成しました。
 この回さらに3番ファーストのチャン・ソンホにも2ランが出てリードを広げます。
 6回表には5番ライトのパク・チェホンのソロHRと、さらにもう1点追加し5−0としました。ロッテはその裏1点を返しますが、キアは7回表にも1点を追加し試合を決めました。
 キアの先発キム・ジヌは7回を1失点に抑え、昨年のルーキーイヤーに続く2年連続の2桁勝利となる10勝目をあげました。また、ロッテの先発ソン・ミンハンは5失点で完投したものの敗戦投手(3勝11敗)となりました。
 この試合に3位キアが勝ち、2位サムソン・首位現代がともに負けたことにより、首位戦線は上位3チームが2勝差にひしめく大混戦となってきました。

 <ハンファ4−3LG、ダブルヘッダー第1戦>
 LGは2回表、6番センターのマルティネスの2ランで先制します。
 一方ハンファも3回裏4番ファーストのキム・テギュンの2ランで同点とすると、4回裏には2番サードのイ・ボムホのタイムリーで1点を勝ち越します。
 しかしLGも6回表、4番ライトのアルカントゥラのソロHRで3−3の同点とします。
 しかし9回裏、ハンファは満塁のチャンスから5番キャッチャーのイ・ドヒョンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、ハンファがサヨナラ勝ちしました。

 <ハンファ7−6LG,ダブルヘッダー第2戦>
 ハンファは1回裏、3番レフトのイ・ヨンウと4番ファーストのキム・テギュンの連続タイムリーで2点を先制します。
 しかし3回表、LGは5番センターのマルティネスの満塁HRで逆転しますが、その裏ハンファもキム・テギュンの第28号2ランで4−4の同点とします。
 LGは5回表、7番キャッチャーのチョ・インソンの2ランで勝ち越しますが、7回裏ハンファは7番セカンドのイム・スミンの2点タイムリーで6−6の同点とし、試合はこのまま延長に突入します。
 11回裏、LGのマウンドには10回から登板した守護神のイ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が上がっていましたが、1死1,2塁のピンチを迎えます。
 ここでイ・ヨンウがサヨナラタイムリーを打ち、ハンファが4時間24分の激闘を制しました。
 イ・サンフンはこのところの好調が嘘のようなセーブ失敗でした。
 10回から登板し2回無失点に抑えたハンファのソン・ジヌが7勝目(6敗3S)をあげ、通算勝利数の韓国プロ野球記録を169に伸ばしました

2003年9月12日(金)

<試合結果>
 トゥサン−現代、サムソン−ロッテ、ハンファ−LGの3試合とも雨天中止。

 (トピックス)
 9月8日、韓国野球委員会は10月12日から25日までキューバで開かれる野球W杯の韓国代表選手を発表し、24名のプロと大学生の混成チームとなることが明らかとなりました。
 監督には檀国(タングク)大学野球部監督のカン・ムンギル氏で、投手コーチにはLGのキム・ヨンスコーチが選ばれています。
 一方今回代表に選ばれた12名のプロ選手には、公式戦終了後の10月のポストシーズン進出が濃厚な優勝争いをしている現代、サムソン、キア、そして現在4位SKの選手は1人もいません。
 以下、代表に選ばれたプロ選手たちの氏名と今季の成績です。彼らのほとんどは、11月のアテネ五輪予選を兼ねたアジア野球選手権(日本・札幌ドームで開催)の韓国代表には選ばれないものと思われます。

(投手)
 イ・ジェウ(トゥサン)     22試合 2勝0敗   防御率3.34
 イ・ジェヨン(トゥサン)    46試合 6勝2敗3S 防御率3.79
 イ・ヒェチョン(トゥサン)   76試合 4勝3敗   防御率3.68

(捕手)
 チェ・ギムン(ロッテ)     106試合 打率.292 1HR 36打点 6盗塁

(内野手)
 ソン・ジファン(LG)     57試合 打率.200 0HR 4打点 0盗塁
 キム・テギュン(ハンファ)   116試合 打率.317 26HR 78打点 3盗塁
 ペク・チェホ(ハンファ)    80試合 打率.248 2HR 21打点 3盗塁
 ハン・サンフン(ハンファ)   79試合 打率.208 1HR 18打点 6盗塁

 (外野手)
 チョン・サンヨル(トゥサン)  111試合 打率.266 1HR 27打点 7盗塁
 キム・チャンヒ(トゥサン)   107試合 打率.269 3HR 33打点 4盗塁
 チェ・ギョンファン(トゥサン) 101試合 打率.295 3HR 24打点 10盗塁

2003年9月11日(木)

<試合結果>
 LG2−1現代(ソウル・蚕室)
 サムソン10−4ハンファ(大邱)
 キア7−1トゥサン(光州)

 <LG2−1現代>
 LGは、先日韓国プロ野球での連勝が21で止まった現代の先発チョン・ミンテから、2回裏に9番セカンドのユ・ジヒョンのタイムリーで先制し、さらに3回裏には3番ファーストのホン・ヒョヌのタイムリーで1点を追加します。
 一方現代は6回表にLGの先発キム・グァンサムから2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーで1点を返しますが、その後はLGの継投策の前にあと1点が取れませんでした。
 LGの先発キム・グァンサムは7勝目(9敗)を、守護神のイ・サンフン(元中日のサムソン・リー)はセーブ王争いトップとなる34SP目をあげました。なおチョン・ミンテはようやっと2敗目(14勝)です。

 <サムソン10−4ハンファ>
 サムソンは2回裏、6番サードのキム・ハンスのタイムリーで1点を先制しますが、3回表ハンファに同点とされます。
 しかしその裏、サムソンは2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)が勝ち越しタイムリーを打つと、続く3番レフトのヤン・ジュンヒョク、5番DHマ・ヘヨンらにもタイムリーが出て、さらにキム・ハンスの2ランも飛び出しこの回5点を取り、試合の主導権を握ります。
 その後サムソンとハンファは1点ずつを取り合い、8回表にハンファは2点を返し7−4と3点差に迫りますが、その裏サムソンはマ・ヘヨンの第35号3ランで点差を広げ、勝負ありました。
 サムソンの先発チョン・ビョンホは6回を1失点に抑え、8勝目(2敗)をあげました。

 <キア7−1トゥサン>
 キアは1回裏、4番ショートのホン・セワンの第20号満塁弾で4点を先制します。
 トゥサンも4回表に2番レフトのチョ・ギョンファンのソロHRで1点を返しますが、キアは5回裏に1番センターのイ・ジョンボム(元中日)の第19号ソロHR、2番セカンドのキム・ジョングクのソロHRで2点を追加します。
 その後もう1点を追加したキアは、トゥサン打線を完璧に抑え快勝しました。キアの先発ジョンソン(元近鉄)は6回3分の2を1点に抑え、6勝目(3S)をあげました。

2003年9月10日(水)

<試合結果>
 ロッテ5−4現代(水原、ダブルヘッダー第1戦)
 現代3−1ロッテ(水原、ダブルヘッダー第2戦)
 サムソン13−9ハンファ(大邱)
 トゥサン5−2キア(光州、ダブルヘッダー第1戦)
 キア7−6トゥサン(光州、ダブルヘッダー第2戦)
 SK10−4LG(仁川・文鶴)

 <ロッテ5−4現代、ダブルヘッダー第1戦>
 現代は2回裏、6番ファーストのチョン・グンピョの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制します。
 一方ロッテは4回表に現代のショートのパク・チンマンのエラーにより同点に追いつきますが、5回裏現代の1番DHチョン・ジュンホに勝ち越しタイムリーを打たれます。
 しかし6回表ロッテは3番ライトのソン・インホのタイムリーで同点とすると、代打パク・チョンテの犠牲フライで1点を勝ち越し、6番キャッチャーのチェ・ギムンの2点タイムリーで5−2とリードを広げ、ここまで8勝をあげている現代の先発イ・ドンハクをノックアウトします。
 最下位ロッテに取りこぼしは許されない首位の現代も7回裏に2番セカンドのパク・チョンホ、4番センターのイ・スンヨンのタイムリーで2点を返し5−4と1点差にせまりますが、反撃もここまででした。
 ロッテの先発ヨム・ジョンソクは5回2失点ながらも7勝目(12敗)を、8回から登板したカン・サンスが4セーブ目(2勝2敗)をあげました。

 <現代3−1ロッテ、ダブルヘッダー第2戦>
 ロッテは3回表、3番ライトのソン・インホの犠牲フライで1点を先制しますが、その裏現代は3番ライトの主砲シム・ジョンスの犠牲フライですかさず同点に追いつきます。
 そして6回裏、現代は7番ライトのブロンバーのタイムリーで勝ち越すと、9番サードのチェ・ジョングクにもタイムリーが出て、3−1とリードを奪いロッテの先発で6勝をあげているパク・チチョルをノックアウトします。
 現代は2点差をこのまま守り抜き勝利しました。先発キム・スギョンは7勝目(9敗)を、守護神のチョ・ヨンジュンは25SP目をあげました。

 <サムソン13−9ハンファ>
 ハンファは1回表に1点を先制しますが、サムソンはその裏4番ファーストの主砲イ・スンヨプの第52号3ランで逆転し、続く7番ライトのシム・ソンボにも2ランが出て5−1と4点をリードし、ここまで10勝をあげているハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)をノックアウトします。
 2回表ハンファは7番サードのイ・ボムホのソロHRで1点を返しますが、その裏サムソンも3番レフトのヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで1点を追加します。
 しかし3回表、ハンファは連打で3点を返し、イ・ボムホの犠牲フライで6−6の同点に追いつきます。
 勢いに乗るハンファは4回表、2番センターのイム・ジェチョルの2ランなどで3点を勝ち越します。
 ですがその裏、サムソンもヤン・ジュンヒョクの2点タイムリーで反撃を開始すると、イ・スンヨプが同点タイムリーを打ち、6番サードのキム・ハンスが勝ち越しタイムリーを打ち10−9と逆転します。
 そして6回裏、サムソンはイ・スンヨプの第53号2ランで追加点を奪い、7回裏には1番センターのパク・ハニのソロHRでリードを3点に広げ、乱打戦を制しました。
 4回途中に登板しロングリリーフで好投したノ・ジャンジンは9勝目(9敗20S)をあげました。

 イ・スンヨプは日本プロ野球の55本を抜くシーズンHR数のアジア新記録となる56本まであと3本と迫り、自己タイ記録となる54本まではあと1本を残すのみとなりました。
 さらにイ・スンヨプはこの試合6打点をあげ、打点を打点王争いトップを独走する134に伸ばし、2位のシム・ジョンス(現代)に11点差をつけました。

 <トゥサン5−2キア、ダブルヘッダー第1戦>
 トゥサンは1回表、4番DHのキム・ドンジュの第23号2ランで先制しますが、2回裏キアは5番ライトのパク・チェホンの2ランで同点に追いつきます。
 しかしトゥサンは4回表、5番キャッチャーのホン・ソンフンの2ランで勝ち越すと、その後は継投でキア打線を抑え、8回表にはもう1点を追加し好調キアに快勝しました。
 トゥサンの先発で高卒ルーキーのノ・ギョンウンは5回を2失点に抑えうれしいプロ入り初勝利をあげました。

 <キア7−6トゥサン、ダブルヘッダー第2戦>
 キアは3回裏、4番ショートのホン・セワンの2ランで先制しますが、4回表トゥサンは代打チョン・スグンのタイムリーで1点を返すと、続く代打シム・ジェハクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し同点に追いつきます。
 6回裏キアはトゥサンの先発で古巣相手に好投していたキーファー(2002年最多勝)から、3番ファーストのチャン・ソンホの2点タイムリーで勝ちこします。
 しかしトゥサンは8回表満塁からの押し出し四球で1点を返すと、2番ファーストのチャン・ウォンジンの走者一掃となる3点タイムリーで6−4と試合をひっくり返します。
 追い詰められたキアは9回裏、1番センターのイ・ジョンボム(元中日)が起死回生の第19号同点2ランを打ち、試合を振り出しに戻します。
 試合は延長11回裏、キアがホン・セワンのタイムリーでサヨナラ勝ちを収め、シーソーゲームを制しました。
 9回から登板し3回を無失点に抑えたキアのコ・ウソクが3勝目(1敗3S)をあげました。

 <SK10−4LG>  
 泥沼の8連敗から抜け出したい4位SKですが、この試合も1回表5位LGに5番DHキム・ジェヒョンの3ランで先制され、いきなり暗雲が漂います。
 必死のSKは2回裏、ここまで10勝をあげているLGの先発イ・スンホから7番ショートのキム・ミンジェの犠牲フライで1点を返し、反撃ムードを高めると、3回裏には3番ライトのチェ・ジョンボムの2ランでまず同点とし、キム・ミンジェの3ランで勝ち越します。
 LGは5回表に1番レフトのパク・ヨンテクのソロHRで1点を返しますが、SKはその裏1点を追加すると、8回裏には5番ファーストのディアズ(元広島)がこの試合4安打目となる第22号3ランでリードを広げ、連敗をついに8で止めました。
 SKの先発キム・ウォンヒョンは7回4失点ながらも打線の援護に恵まれ、6勝目(5敗)をあげました。

2003年9月9日(火)

<試合結果>
 ハンファ10−1サムソン(大邱)
 トゥサン7−5キア(光州)
ロッテ−現代は雨天中止。

 <ハンファ10−1サムソン>
 2回表、突然の豪雨により試合は1時間ほど中断し、ハンファはここまで13勝をあげているイ・サンモクの肩が冷えたと判断し交代させます。
 3回表ハンファは2番センターのイム・ジェチョルのソロHRで先制しますが、その裏サムソンは8番キャッチャーのチン・ガビョンのソロHRで同点に追いつきます。
 ハンファは4回表、8番サードのイ・ボムホのタイムリーで1点を勝ち越すと、6回には3点を追加しサムソンの先発キム・ジヌンをノックアウトします。
 さらにハンファは7回表にも2点を加えると、8回表には3番レフトのイ・ヨンウがこの試合4安打目となるソロHRを打ち、続く4番ファーストのキム・テギュンにも3試合連続となる第26号ソロHRが出るなど、この回3点を奪い試合を決めてしまいました。
 ハンファは連敗を4で止め、3番手のベテランのハン・ヨンドクは5回を1失点に抑え2勝目(1敗1S)をあげました。

 <トゥサン7−5キア>
 キアは4回表、トゥサンの先発入来から4番ショートのホン・セワンがソロHRを打ち先制しますが、5回表トゥサンは8番サードのホン・ウォンギの犠牲フライで同点に追いつきます。
 その裏キアは8番キャッチャーのキム・サンフンにソロHRが出て1点を勝ち越します。
 しかし6回表、トゥサンは満塁のチャンスから4番DHキム・ドンジュが犠牲フライで同点とすると、続く5番キャッチャーのホン・ソンフンが3ランを打ち5−2と勝ち越しに成功します。
 8回表にトゥサンは3番セカンドのアン・ギョンヒョンが2ランを打ちさらに点差を広げますが、その裏キアは1番センターのイ・ジョンボムが第18号2ランを打ち、7−4と3点差に迫ります。
 粘るキアは9回裏1点を返しましたが、反撃もここまででした。入来は8回4失点とやや平凡な内容ながらも、打線の援護にようやっと恵まれ1ヶ月ぶりの白星となる6勝目(9敗5S)をあげました。

2003年9月8日(月)

<試合結果>
 サムソン4−2現代(水原)
 LG6−5SK(ソウル・蚕室)

 <サムソン4−2現代>
 サムソンは2回表、7番ライトのシム・ソンボの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を先制すると、3回表には3番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を、そして5回表には4番DHのイ・スンヨプのタイムリーで1点を追加します。
 7回裏現代は9番サードのチェ・ジョングクの2ランで3−2と1点差に追い上げますが、8回表サムソンに1点を追加されるとそのまま逃げ切られました。
 サムソンの先発ペ・ヨンスは6回を1失点に抑えこれで4連勝となる11勝目(5敗)を、7回から登板し無失点に抑えたライアンが来韓初セーブ(1勝1敗)をあげました。
 2位サムソンは首位現代に3勝差と迫り、公式戦優勝の行方はわからなくなってきました。

 <LG6−5SK>
 7連敗と泥沼のSKは先発を155キロを超える快速球が魅力のオム・ジョンウクに託しますが、1回表に1点を先制してもらってもその裏すぐ同点とされ、2回裏には2本の犠牲フライで3−1とリードを奪われ、オム・ジョンウクはこの回で降板します。
 SKは3回裏に先発要員のスミスを登板させて連敗を止めようとしますが、この回も2点を奪われさらに劣勢に立たされます。
 SKは7回表に3番ライトのイ・ジニョンのソロHRと、5番DHイ・ホジュンの2ランで5−4と1点差に迫ります。
 しかしその裏、LGは5番ファーストのホン・ヒョヌのこの日3安打目となるタイムリーで1点を追加し、粘るSKも8回表にイ・ジニョンのタイムリーで再び1点差とします。
 しかしLGは9回表に守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)をマウンドに送り、SK打線を見事三者凡退に抑え接戦を制しました。
 イ・サンフンはセーブ王争いトップとなる33SP目をあげ、LGの先発チャン・ムンソクは5回を1失点に抑え、9勝目(5敗)をあげました。
 4位SKはこれで元気なく8連敗で貯金が0になってしまい、5位LGに2勝差とすぐそこまで迫られてしまいました。

2003年9月7日(日)

<試合結果>
 キア9−5ハンファ(光州)
 トゥサン3−1ロッテ(釜山・社稷)
 現代−サムソン、SK−LGは雨天中止。

 <キア9−5ハンファ>
 キアは1回裏に4番ショートのホン・セワンのタイムリーで1点を先制すると、2回裏には2番セカンドのキム・ジョングクの3点タイムリー2塁打が出て、3回裏には5番ライトのパク・チェホンのソロHRなどでさらに3点を追加し、7−0と大きくリードします。
 しかし4回表、ハンファは下位打線の連打で3点を返し、5回表にも1点をあげ7−4と3点差に迫ります。
 キアは5回裏、6回裏に1点ずつをあげハンファを突き放しますが、粘るハンファも7回表に4番ファーストのキム・テギュンがソロHRを打ち、9−5と4点差とします。
 ですがその後ハンファはキアの継投策に抑えられ、キアは3連勝を飾りました。
 キアの先発キム・ジヌは5回4失点という今ひとつの内容ながらも、打線の援護で9勝目(5敗)をあげ、中継ぎエースのシン・ヨンウンが4セーブ目(9勝3敗)をあげました。

 <トゥサン3−1ロッテ>
 トゥサンは4回表、ロッテの先発でかつては左腕エースとして活躍したチュ・ヒョングァンから、6番ファーストのムン・ヒソンが3ランを放ち先制します。
 その後トゥサン投手陣はロッテの反撃を1点に抑え、快勝しました。
 トゥサンの先発イ・ギョンピルは6回を1失点に抑え、7勝目(12敗)をあげました。

2003年9月6日(土)

<試合結果>
 サムソン8−3現代(水原)
 キア5−0ハンファ(光州、ダブルヘッダー第1戦)
 キア3−1ハンファ(光州、ダブルヘッダー第2戦)
 LG5−2SK(ソウル・蚕室)
 トゥサン8−1ロッテ(釜山・社稷)

 <サムソン8−3現代>
 現代の先発は、2000年から続く韓国プロ野球での連勝を21とし、韓国プロ野球記録の22連勝にあと1とせまったチョン・ミンテ(元巨人)でした。
 1回裏、現代は早速3番センターのイ・スンヨンにタイムリーが出て1点を先制し、チョン・ミンテを援護します。
 しかし3回表、チョン・ミンテはサムソンの1番センターのパク・ハニに同点ソロHRを浴びると、ランナーを1人置いて4番DHのイ・スンヨプには第51号勝ち越し2ランを打たれます。
 6回表にもサムソンは1点を追加し、8回表には連打で一挙4得点とチョン・ミンテをノックアウトし、首位現代に快勝しました。
 チョン・ミンテは今季初黒星(14勝)となり、連勝記録も21でストップしました。
 一方サムソンの主砲イ・スンヨプは日本プロ野球の55本を抜くシーズンHR数のアジア新記録の56本まであと5本とし、打点も127とし2位のシム・ジョンス(現代)に5点差をつけました。

 <キア5−0ハンファ、ダブルヘッダー第1戦>
 キアは2回裏、6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーで1点を先制すると、4回裏にはキム・ギョンオンと8番キャッチャーのキム・サンフンのタイムリーで2点を追加します。
 5回裏にもキアは1点を取り、7回裏には9番サードのイ・ヒョンゴンのソロHRでダメを押しました。
 キアの先発イ・ウォンシクは6回途中で降板しましたがハンファ打線を無失点に抑え、その後はシン・ヨンウンとイ・ガンチョルの完封リレーでハンファに快勝し、イ・ウォンシクは2勝目(1敗)をあげました。

 <キア3−1ハンファ、ダブルヘッダー第2戦>
 ハンファは4回表、キアの先発ジョンソン(元近鉄)から4番ファーストのキム・テギュンが第24号ソロHRを打ち先制します。
 しかしキアもその裏、4番ショートのホン・セワンが同点ソロHRを放ちます。
 キアは6回裏に5番ライトのパク・チェホンのタイムリーで1点を勝ち越すと、8回裏には2番キム・ジョングクの2ランが出てダメを押し、そのまま逃げ切りました。
 ジョンソンは5勝目(3敗)を、守護神のイ・ガンチョルは8セーブ目(6勝4敗)をあげ、11連勝が止まったあとでも3位キアの勢いは衰えてはおらず、2位サムソンに1勝差としました。

 <LG5−2SK>
 SKは2回表、LGの先発イ・スンホから9番セカンドのキム・ミンジェが先制タイムリーを放ち1点をリードします。
 しかし、6回裏SKの先発キム・ウォンヒョンが崩れ、LGの4番ライトのアルカントゥラに逆転2ランを打たれると、その後連打で2点を追加され4−1と逆転されてしまいます。
 SKも7回表に1点を返しますが、その裏LGに暴投で1点を献上してしまい、そのまま敗戦となり元気なく7連敗となってしまいました。
 今季奪三振数トップを独走する(141個)LGのイ・スンホは10勝目(11敗)を、守護神のイ・サンフンはセーブ王争い単独トップとなる32SP目をそれぞれあげました。
 5位LGはこれで4位SKに3勝差とし、公式戦4位以上に与えられるポストシーズン進出の可能性が見えてきました。

 <トゥサン8−1ロッテ>
 トゥサンは2回表、5番キャッチャーのホン・ソンフンのソロHRで先制すると、3回表には4連打で3点をあげ、その後も着実に追加点を奪いリードを広げていきました。
 投手陣もロッテ打線を1点に抑え、トゥサンは最下位ロッテとの対戦成績を8勝8敗の五分に戻しました。
 先制HRを打ったホン・ソンフンは、3安打1HR2打点の活躍で勝利に貢献しました。先発のイ・ジェウは6回と3分の2を1点に抑え、2勝目をあげました。

2003年9月5日(金)

<試合結果>
 サムソン10−1現代(水原)
 ロッテ5−4トゥサン(釜山・社稷)
 キア−ハンファは雨天中止。

 <サムソン10−1現代>
 現代は2回裏、7番レフトのブロンバーのタイムリーで1点を先制しますが、5回表先発のキム・スギョンが乱れ、四球でサムソンにチャンスを作られると代打のシム・ソンボに同点タイムリーを打たれ、さらには2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)に勝ち越し2点タイムリーを許し、続く3番レフトのヤン・ジュンヒョクにはとどめの第26号3ランを打たれます。
 6回表にもサムソンは1点を追加すると、8回表には主砲の4番ファーストのイ・スンヨプの第50号ソロHRが出て、ダメを押します。
 サムソンはこの大量リードを守りきり、首位現代との天王山第1戦を大勝しました。
 サムソンの先発チョン・ビョンホは7勝目(2敗)をあげました。
 イ・スンヨプはこの試合HRも打点もなかったシム・ジョンスにHRでは4本差、打点は125とし3点差とし、日本プロ野球のHRシーズン最多記録の55本を上回るアジア新記録まではあと6本となりました。
 なお、シーズン117試合目での50HR到達は、2001年のバリー・ボンズの米大リーグの記録に並ぶ世界最速記録タイとなりました。

 <ロッテ5−4トゥサン>
 ロッテは1回裏、キアの先発キーファーから4番センターのイシオンがタイムリーを打ち1点を先制します。
 4回表トゥサンは7番ライトのキム・チャンヒのタイムリーで同点とし、5回表には4番DHキム・ドンジュの第22号3ランで4−1と試合をひっくり返します。
 ロッテは6回裏に1点を返すと、8回には3番ライトのソン・インホのタイムリーで1点差に迫ると、トゥサンのセカンドのコ・ヨンミンのエラーで同点に追いつきます。
 そして、9回裏ロッテはトゥサンの守護神ク・ジャウンを攻め立て、1死1,3塁のチャンスを作ります。
 そしてソン・インホがサヨナラタイムリーを打ち、ロッテは劇的な勝利を収めました。
 また、9回表打者一人に投げただけのロッテのカ・ドゥギョムは、2年ぶりの勝利を飾る幸運に恵まれました。

2003年9月4日(木)

<試合結果>
 サムソン9−4キア(大邱)
 トゥサン8−0LG(ソウル・蚕室)
 ロッテ6−3ハンファ(大田)

 <サムソン9−4キア>
 キアは2回表、9番サードのイ・ヒョンゴンの2点タイムリーで先制します。
 その裏サムソンは6番DHマ・ヘヨンの第34号ソロHRで1点を返しますが、3回表にキアは4番ホン・セワンのタイムリーで1点を追加します。
 ですがサムソンは4番ファーストの主砲イ・スンヨプに第48号3ランが出て、4−3と逆転します。
 そして5−4とサムソン1点リードで迎えた7回裏、サムソンはマ・ヘヨンのタイムリーなどで3点を追加し、さらに8回裏、イ・スンヨプの今日2本目となる第49号ソロHRでダメを押し、キアの連勝を11でストップさせました。
 サムソンは単独2位の座も1勝差で何とかキープしました。
 イ・スンヨプはこの日試合がなかったHR王、打点王争いのライバル、シム・ジョンス(現代)にHRで2本差をつけ、打点も124とし2点差を付け単独トップに立ちました。

 <トゥサン8−0LG>
 トゥサンは1回裏に3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を先制すると、4回裏にも7番ライトのキム・チャンヒのタイムリーで1点を追加します。
 さらに5回裏には5番キャッチャーのホン・ソンフンの3ランなどで4点を追加し、LGの先発キム・グァンサムをノックアウトし試合を決めてしまいました。
 トゥサンの先発ソン・ヒョクは6回を無失点に抑え、4勝目(5敗)をあげました。

 <ロッテ6−3ハンファ>
 ハンファは1回裏、4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーで先制しますが、2回表ロッテは6番DHパク・ヨンスのソロHRで同点に追いつきます。
 2回裏ハンファはロッテの先発パク・チチョルの押し出し四球などで2点を取り3−1と勝ち越しますが、3回表にロッテも4番センターのイシオンのタイムリーで1点を返します。
 このままでは終われない最下位ロッテは、6回表7番キャッチャーのチェ・ギムンの2点タイムリーで4−3と逆転に成功し、その後も追加点をあげたロッテが快勝し、キアとの対戦成績を8勝8敗1分の五分としました。
 ロッテの先発パク・チチョルは6勝目(6敗)をあげ、9回に登板したかつてのロッテの左腕エース、チュ・ヒョングァンは今季初セーブ(7敗)をあげました。

2003年9月3日(水)

<試合結果>
 現代8−5SK(仁川・文鶴)
 キア9−7サムソン(大邱、ダブルヘッダー第1戦)
 キア8−5サムソン(大邱、ダブルヘッダー第2戦)
 LG5−2トゥサン(ソウル・蚕室)
 ハンファ5−1ロッテ(大田)

 <現代8−5SK>
 SKは1回裏、現代の先発バワーズ(元横浜)から4番DHイ・ホジュンのタイムリーなどで3点を先制します。
 すると現代は4回表に2点を返し、5回表にはまず4番センターのイ・スンヨンのタイムリーで同点とすると、続く5番ショートのパク・チンマンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、4−3と逆転に成功します。
 現代は6回表にも1点を追加し、7回表にはパク・チンマンのタイムリーなどでさらに3点を追加します。
 現代投手陣はSK打線の反撃を7回裏の2点のみにとどめ、先発バワーズは13勝目(4敗1S)をあげ、防御率部門でもトップ(3.01)に立ちました。
 また守護神チョ・ヨンジュンは24SP目をあげました。
 SKはこれで6連敗となり、7月まで首位に立っていたときの勢いがすっかり失われています。

 <キア9−7サムソン、ダブルヘッダー第1戦>
 サムソンは1回裏、3番ファーストの主砲イ・スンヨプの犠牲フライで1点を先制します。
 ですが2回表、キアは8番キャッチャーのキム・サンフンの2点タイムリーで逆転すると、この回押し出しの四球などで5点を取り逆転し、ここまで10勝をあげているサムソンの先発、ペ・ヨンスをノックアウトします。
 一方サムソンは2回裏、3回裏に1点ずつを返すと、5回裏には5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第25号2ランで5−5の同点に追いつき、6回裏にはキアの先発キム・ジヌの暴投で1点を追加し、8回裏には2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)のソロHRで7−5と2点をリードします。
 9回表、サムソンは必勝体制をとり守護神ノ・ジャンジンをマウンドに送ります。
 しかしノ・ジャンジンは4番ショートのホン・セワンに満塁弾を打たれ、9−7と一気に逆転されてしまいました。
 9回裏キアは守護神イ・ガンチョルがしっかりと抑え7セーブ目(6勝4敗)をあげ、ついにチームも10連勝です。

 <キア8−5サムソン、ダブルヘッダー第2戦>
 サムソンは1回裏、3番ファーストの主砲イ・スンヨプのタイムリー2塁打などで4点を先制します。
 キアは2回表7番DHイ・ジェジュのソロHRで1点を返しますが、そのあとキアの先発リオス、サムソンの先発キム・ジヌンが好投し得点を許しません。
 リオスは6回裏サムソンに1点を追加されノックアウトされます。
 しかしいまのキアには勢いがあります。
 7回表、2死から四球と連打、サムソンの失策により3点を返すと、6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーで5−5の同点とし、続くイ・ジェジュのスクイズで3塁走者が生還しついに逆転します。
 キアは8回表にも3番ファーストのチャン・ソンホと5番パク・チェホンのタイムリーで2点を追加し勝負を決め、球団創設後初の11連勝を記録しました。
7回から登板したキアのシン・ヨンウンは9勝目(3敗3S)をあげました。

 <LG5−2トゥサン>
 LGは2回裏、トゥサンの先発入来から6番ライトのアルカントゥラのタイムリーで1点を先制します。
 トゥサンもすかさず3回表に4番DHキム・ドンジュのタイムリーで同点とし、この回でLGの先発ソ・スンファは降板します。
 トゥサンは5回表に3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を勝ち越します。
 しかしその裏、1死2塁から1番レフトのパク・ヨンテクのタイムリーで同点とされ、続く3番センターのマルティネスのタイムリーで勝ち越され、さらに4番DHキム・ジェヒョンの2点タイムリーでとどめをさされました。
 その後両チーム無得点に終わり、9回表に登板したLGの守護神、イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)は31SP目をあげ、チョ・ウンチョン(SK)と並ぶセーブ王争いトップタイに立ちました。
 一方で入来は9敗目(5勝5S)を喫してしまいました。

 <ハンファ5−1ロッテ>
 ハンファは2回裏、ここまで6勝をあげているロッテの先発ヨム・ジョンソクから1死1,3塁のチャンスを作り、7番セカンドのイム・スミンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を先制します。
 3回裏には3番レフトのイ・ヨンウの2ランが出て、その後4回裏、7回裏にも1点ずつを取りハンファはリードを広げていきます。
 一方ロッテはハンファの先発イ・サンモクから8回表に代打パク・チョンテのタイムリーで1点を返すのが精一杯でした。
 イ・サンモクは8回途中で降板しましたが、最多勝トップのチョン・ミンテ(現代、元巨人)に1勝と迫る13勝目(6敗1S)をあげました。

2003年9月2日(火)

<試合結果>
 LG7−1トゥサン(ソウル・蚕室)
 サムソン−キア、ハンファ−SKは雨天中止。

 <LG7−1トゥサン>
 LGは1回裏、無死1,3塁のチャンスで3番センターのマルティネスの内野ゴロで3塁走者がホームインし、先制点を奪います。
 2回裏には1番レフトのパク・ヨンテクのタイムリーでもう1点を奪い、とどめは3回裏7番キャッチャーのチョ・インソンの3ランで、トゥサンの先発イ・ギョンピルをノックアウトしました。
 トゥサン打線はLGの先発チャン・ムンソクから1点を奪うのがやっとでした。チャン・ムンソクは8回を投げ1失点で8勝目(5敗)をあげました。

2003年9月1日(月)

<試合結果>
 キア10−2SK(光州)

 <キア10−2SK>
 キアは1回裏3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで先制すると、この回打者一巡の猛攻で6点を奪い、SKの先発で新人王候補のソン・ウンボムを1回持たずにノックアウトします。
 SKは2回表7番レフトのチョ・ギョンファンの第23号2ランで反撃しますが、6回裏と8回裏にキアはチャン・ソンホが2ランをそれぞれ打ち、SKに快勝しました。
 キアはこれで怒涛の9連勝です。チャン・ソンホは4安打2HR5打点をあげ、チームの勝利に大きく貢献しました。
 キアの先発イ・ウォンシクは2年ぶりの白星を挙げ、キム・ソンハン監督に通算200勝をプレゼントしました。

 <トピックス>
 SK投手陣の主軸の一人であり、今季9勝をあげているチェ・ビョンニョンがランニング中に右足のじん帯を断裂し、全治3週間と診断され今季絶望となりました。
 現在4位のSKは8月以降急速に成績を落としており、9月のプレーオフ進出権をめぐる4位争いにおいて、チェ・ビョンニョンの離脱は大きな痛手となりました。

2003年8月31日(日)

<試合結果>
 トゥサン8−6現代(水原、ダブルヘッダー第1戦)
 現代5−3トゥサン(水原、ダブルヘッダー第2戦)
 ロッテ5−3サムソン(釜山・社稷、ダブルヘッダー第1戦)
 ロッテ3−2サムソン(釜山・社稷、ダブルヘッダー第2戦)
 キア7−2SK(光州)
 LG2−1ハンファ(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 ハンファ3−1LG(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 キア−SKのダブルヘッダー第1戦は雨天中止。

 <トゥサン8−6現代、ダブルヘッダー第1戦>
 現代は3回裏、トゥサンの先発キーファーから2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーなどで3点を取り先制します。
 トゥサンは4回、5回表に1点ずつあげると、6回表1番センターのチョン・サンヨルの2点タイムリーで逆転しこの回4点を奪い6−3とリードします。
 現代は6回裏に1点を返すと、7回裏には3番ライトの主砲シム・ジョンスの第46号2ランで6−6の同点とします。
 シム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプ(サムソン)に1本差と迫りました。
 現代の追い上げムードかと思われましたが、8回表にトゥサンの4番DHキム・ドンジュが勝ち越し2ランを打ち、9回裏は守護神ク・ジャウンが抑え19SP目をあげ、トゥサンが勝利しました。
 トゥサンの中継ぎで7回に登板したイ・ジェヨンは6勝目(2敗)をあげました。

 <現代5−3トゥサン、ダブルヘッダー第2戦>
 現代の先発、チョン・ミンテ(元巨人)は韓国プロ野球での連勝記録(巨人に在籍した2001−02年の成績は除く)を21に伸ばし、ロジャー・クレメンス(ヤンキース)が大リーグで1998−99年にかけて達成した先発での連勝の新記録達成なるか、ということでこの試合は非常に注目されました。
 チョン・ミンテの新記録をアシストしようと、現代打線はトゥサンの先発パク・ミョンファンから、2回裏に8番キャッチャーのキム・グィテ、4回裏には7番ライトのブロンバーがそれぞれ2ランを打ち4−0とリードします。
 しかし7回表、チョン・ミンテはトゥサンの代打シム・ジェハクに2ランを打たれるなどして3点を奪われ、この回で降板します。
 しかし7回裏に現代は1点を追加し、リリーフ陣がトゥサン打線を抑え、チョン・ミンテは今季負けなしの14勝目を先発での21連勝という世界新記録樹立で飾りました。
 次は22連勝という1982年にOBベアーズ(現在のトゥサン)のパク・チョルスンが達成した韓国プロ野球記録に挑みます。
 現代はこれで70勝8球団一番乗りとなりました。

 <ロッテ5−3サムソン、ダブルヘッダー第1戦>
 サムソンは1回裏2番サードのキム・ハンスの2ランで先制しますが、その裏エラーや押し出しが絡み、4点を奪われ逆転します。
 3回表サムソンはキム・ハンスのこの試合2本目となるソロHRが出て、4−3と1点差に迫ります。
 ですがこのあとサムソン打線はロッテ投手陣に抑えられ、ロッテ打線は8回裏にもう1点を追加し、このまま逃げ切りました。

 <ロッテ3−2サムソン、ダブルヘッダー第2戦>
 前半は両チーム無得点でしたが、均衡は6回表サムソンが9番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)のタイムリーなどで2点を先制したことにより破れます。
 一方ロッテはその裏4番センターのイシオンのタイムリーで1点を返します。
 2−1とサムソン1点リードで迎えた9回裏、サムソンは守護神ノ・ジャンジンがロッテ打線に2塁にランナーを進められ、1死2塁の場面で1番セカンドのチョ・ソンファンを敬遠します。
 次の打者は三振しますが、続く3番ライトのイ・ゲソンに2点タイムリーを打たれ、首位現代を追う2位サムソンはまさかのサヨナラ負けを喫し、最下位ロッテに連敗しました。

 <キア7−2SK>
 SKは3回表、キアの先発ジョンソン(元近鉄)から3番サードのディアズのタイムリーで1点を先制します。
 キアは4回裏、SKの先発でここまで10勝をあげているチェ・チュンモから6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーで同点とすると、5回裏にはチャンスで2番セカンドのキム・ジョングクの内野ゴロをSKのサードのディアズ(元広島)が処理を誤り、3塁走者が生還し勝ち越すと、3番ファーストのチャン・ソンホが2点タイムリーを打ち、4−1とリードします。
 キアは6回裏にも2点を追加しリードをさらに広げますが、7回表に6番レフトのチョ・ギョンファンの第22号ソロHRでSKは1点を返します。
 その裏キアは1点を追加し勝負を決めました。
 先発ジョンソンは4勝目(3S)をあげ、これでキアは8連勝と、絶好調だった8月を最高の形で締めくくりました。

 <LG2−1ハンファ、ダブルヘッダー第1戦>
 LGは6回裏、5番DHキム・ジェヒョンのタイムリーで2点を先制し均衡を破ります。
 ハンファは7回表にLGの4番手チョン・スンナムのエラーなどで1点を返します。
 1点差の息の詰まる投手戦は、9回表にLGの守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)がハンファ打線を抑え30SP目をあげ、決着が付きました。
 LGの中継ぎチョン・スンナムは7勝目(1敗2S)をあげました。

 <ハンファ3−1LG、ダブルヘッダー第2戦>
 LGは1回裏、4番DHキム・ジェヒョンのタイムリーで1点を先制します。
 今季10勝目をかけて登板していたLGの先発イ・スンホを打ちあぐねていたハンファ打線は、5回表に2死2塁のチャンスで2番ライトのイム・ジェチョルがタイムリーを打ち同点とし、続く3番レフトのイ・ヨンウにもタイムリーが出て2−1と逆転し、イ・スンホをこの回でノックアウトします。
 ハンファは8回表に1点を追加し、8回からは新守護神ソン・ジヌがLG打線を封じ3セーブ目(5勝6敗)をあげました。ハンファの先発チ・ヨンギュは2勝目(2敗)をあげました。

2003年8月30日(土)

<試合結果>
現代−トゥサン、サムソン−ロッテ、キア−SK、LG−ハンファの全試合雨天中止。

2003年8月29日(金)

<試合結果>
 サムソン3−1ロッテ(釜山・社稷)
 現代9−8トゥサン(水原)
 キア11−1SK(光州)
 LG4−2ハンファ(ソウル・蚕室)

 <サムソン3−1ロッテ>
 サムソンはロッテに1点を先制されますが、3回表に3番ファーストの主砲イ・スンヨプの6試合ぶりとなる第47号2ランで逆転します。
 イ・スンヨプはHR王争いのライバルであるシム・ジョンス(現代)に2本差を付けました。
 さらにサムソンは4回表にも7番ショートのブリトーのタイムリーで1点を追加します。
 サムソンの先発ペ・ヨンスは6回と3分の1を1失点に抑え、2年ぶりの2ケタ勝利となる10勝目(5敗)を、守護神のノ・ジャンジンは28SP目をそれぞれあげました。

 <現代9−8トゥサン>
 現代の先発はキム・スギョン、トゥサンの先発は入来で始まったこの試合は乱打戦となりました。
 3−1とリードされたトゥサンは、3回表に3番セカンドのアン・ギョンヒョンの2ランで同点に追いつき、5回表には6番サードのホン・ウォンギのタイムリーなどで2点を勝ち越し、キム・スギョンをノックアウトします。
 トゥサンは6回表にも1点を追加しますが、その裏現代に1点を返されここで入来は降板します。
 トゥサンはさらに7回表2点を追加しますが、現代もその裏1番DHのチョン・ジュンホ、2番セカンドのパク・チョンホの連続タイムリーなどで3点を返し、8−7と1点差に迫ります。
 1点差で迎えた9回裏、トゥサンは守護神ク・ジャウンをマウンドに送ります。
 しかし現代は1死1,3塁のチャンスを作り、2番パク・チョンホの内野ゴロの間に3塁走者が生還しまず同点に追いつきます。続く3番ライトの主砲シム・ジョンスもヒットで続くと、続く4番センターのイ・スンヨンがサヨナラタイムリーを打ち、見事な大逆転勝利を収めました。
 9回表に登板した現代の中継ぎクォン・ジュンホンは8勝目(2敗9S)をあげました。

 <キア11−1SK>  
 後半戦絶好調の3位キアと、前半戦は首位に立ったものの8月以降下降気味の4位SKの対決は、両者の勢いの差がそのまま出てしまいました。
 2回裏キアはSKの先発チョ・ジンホ(元レッドソックス)から7番DHイ・ジェジュのタイムリーで先制します。3回表SKは同点に追いつきますが、その裏キアは1番センターのイ・ジョンボム(元中日)が2塁打と送りバントで3塁に進み、3番ファーストのチャン・ソンホの内野ゴロの間に生還し1点を勝ち越します。
 この回さらにキアは連打でチャンスを作り、イ・ジェジュが3ランを放ち一挙5点を取り試合を決めました。
 その後4回裏の3点などキアは追加点を重ね、先発のカン・チョルミンは6回を1失点に押さえ4勝目(5敗)をあげました。
 キアはこれで破竹の7連勝です。

 <LG4−2ハンファ>
 LGは4回裏、7番キャッチャーのチョ・インソンがハンファの先発でここまで10勝をあげているチョン・ミンチョル(元巨人)から3ランを放ち、先手を取ります。
 6回裏にはもう1点追加し、4−0とリードを広げます。
 ハンファは9回表に反撃し、9番セカンドのイム・スミンのタイムリーで2点を返し2死ながらもなおチャンスは続きます。
 ここで今週2度も抑えに失敗しサヨナラ勝ちを許している守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が登板し、最後の打者から三振を奪い、汚名返上となる29SP目をあげました。
 LGの先発キム・グァンサムは5回を無失点に抑え、6勝目(8敗)をあげました。

2003年8月28日(木)

<試合結果>
 現代7−3LG(水原、ダブルヘッダー第1戦)
 現代6−5LG(水原、ダブルヘッダー第2戦)
 キア4−1サムソン(光州)
 ハンファ4−4SK(仁川・文鶴、ダブルヘッダー第1戦)
 ハンファ3−2SK(仁川・文鶴、ダブルヘッダー第2戦)
 ロッテ7−4トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 トゥサン2−1ロッテ(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)

 <現代7−3LG、ダブルヘッダー第1戦>
 現代は1回裏、3番ライトの主砲シム・ジョンスの第44号2ランで先制します。
 その後4回裏には9番サードのチェ・ジョングク、5回裏には6番ショートのパク・チンマンの2ランなどが出て現代はリードを広げます。
 LGは8回表3番センターのマルティネスのHRなどで3点を返しましたが、反撃が遅すぎました。
 現代の先発バワーズは7回無失点で12勝目(4敗1S)をあげました。

 <現代6−5LG、ダブルヘッダー第2戦>
 現代は1回表LGに1点先制されますが、その裏第1戦に続き主砲シム・ジョンスの第45号2ランで逆転します。
 これでシム・ジョンスはこの日HRも打点もなかったサムソンの主砲、イ・スンヨプにHRは1本差と迫り、打点は119と単独トップに立ち4点差をつけました。
 その後現代はLGに逆転され、5−3とリードされた状況で9回裏を迎えます。
 マウンドにはLGの守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が上がりましたが、連打と四球で2死満塁のピンチを迎えます。
 そして現代は2番セカンドのキム・ギョンイルが強い打球をイ・サンフンに浴びせ、その間に3塁走者がホームインし、さらにイ・サンフンの1塁悪送球で2塁走者も生還し、同点に追いつきます。
 そして主砲シム・ジョンスは敬遠されLGは満塁策をとったものの、イ・サンフンは続く4番センターのイ・スンヨンに押し出し四球を与え、現代がサヨナラ勝ちを収めました。
  現代は3連勝で首位の座を守り、2位サムソンに5勝差を付け勝率もトップです。

 <キア4−1サムソン>
 キアは1点リードされた4回裏、6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーで同点とすると、続く8番キャッチャーのキム・サンフンは満塁から押し出し四球を選び勝ち越します。
 このあとキアは追加点をあげ、先発リオスに10勝目をプレゼントしました。
 キアは6連勝となり、SKに代わる3位の座をがっちりキープしています。サムソンの主砲イ・スンヨプは4試合連続ノーアーチとなり、この試合も無安打といいところがありませんでした。

 <ハンファ4−4SK、ダブルヘッダー第1戦> 
 1−1で迎えた4回裏、SKは5番サードのディアズ(元広島)の第21号ソロHRで勝ち越すとこの回もう1点取り、3−1とリードします。
 しかし6回表、ハンファは6番キャッチャーのイ・ドヒョンの2ランで同点とし、8回表には7番ライトのチョ・ヒョンスのタイムリーで4−3と逆転します。
 ところが9回裏、SKはハンファの新守護神ソン・ジヌから8番キャッチャーのパク・キョンワンが同点ソロHRを打ち、試合はこのまま引き分けとなりました。

 <ハンファ3−2SK、ダブルヘッダー第2戦>
 ハンファは4回表、4番ファーストのキム・テギュンの第23号2ランで先制します。
 SKは6回裏、2死満塁からハンファのピコタの連続押し出し四球で同点とします。
 試合は延長にもつれ込み、11回表3番レフトのイ・ヨンウのタイムリーで勝ち越したハンファが、その裏ギーロンの好投でSK打線を押さえ接戦を制しました。
 ギーロンは今季初セーブです。

 <ロッテ7−4トゥサン、ダブルヘッダー第1戦>
 3回裏に1点を先制されたロッテは、4回表4番センターのイシオンのソロHRで追いつくと、5回表1番サードのチョ・ソンファンのタイムリーで勝ち越しこの回4点を取り5−1とリードします。
 8回裏トゥサンは1点を返しますが、9回表ロッテは3番ライトのソン・インホのHRなどで2点を取ります。
 9回裏にトゥサンは代打キム・チャンヒの2ランで反撃しますが、ロッテはカン・サンスが何とか後続を断ち逃げ切りました。
 ロッテの先発ヨム・ジョンソクは7回を1失点に抑え、6勝目(11敗)をあげました。

 <トゥサン2−1ロッテ、ダブルヘッダー第2戦>
 トゥサンは1回裏、3番セカンドのアン・ギョンヒョンが2ランを放ち先制します。
 その後はトゥサン先発のソン・ヒョク、ロッテ先発のパク・チチョルによる投手戦となります。
 ロッテはトゥサンの中継ぎイ・ジェヨンから8回表に1点を返しましたが、9回表はトゥサンの守護神ク・ジャウンが1点を見事守りきり15セーブ目をあげました。
 6回を無失点に抑えたソン・ヒョクは3勝目(5敗)をあげました。

<トピックス>
 サムソンのエースであり、今季12勝をあげ最多勝争いにも加わっているイム・チャンヨンがプロ入り9年目にして初の2軍落ちとなりました。
 最近先発した3試合ともに4回持たず降板しており、エースの不振でチームも勢いに乗れず、首位現代を出し抜くことができない原因のひとつになっていました。
 チームを上昇気流に乗せるため、キム・ウンニョン監督はエースの2軍落ちという荒療治を施したものと思われます。

2003年8月27日(水)

<試合結果>
 現代−LG、キア−サムソン、SK−ハンファ、トゥサン−ロッテの全試合雨天中止。

<トピックス>
 このごろ韓国のスポーツ紙の野球欄をにぎわせている記事といえば、現代とサムソンのし烈な優勝争いももちろんですが、より読者の関心を引くものとしてサムソンの主砲、イ・スンヨプのメジャーリーグ進出があげられます。
 イ・スンヨプは今年でプロ入り9年目となり、FA権を得るためその行方が注目されています。
 2,3年前から海外進出の噂があり、かつて阪神が獲得に動いている、という記事も報じられたことがあります。
 現実問題、イ・スンヨプの年俸は韓国球界最高の推定6億1千万ウォン(約6100万円)あると言われ、今季もすでに46HRとシーズンHR数のアジア新記録である56HRまであと10本と迫る大活躍を見せ、これ以上の年俸は球団が払いきれないのではないか、という見方も出ています。
 そうなると、海外進出しかイ・スンヨプのプライドを満たすものはないと言えます。
 現にイ・スンヨプを視察しにメジャーリーグ数球団のスカウトが来韓している、と言われています。
 近年パク・チャンホ(レンジャース)を初めとしてキム・ビョンヒョン(レッドソックス)、ソ・ジェウン(メッツ)ら韓国人メジャーリーガーの活躍は目覚しく、メジャーリーグは日本市場同様韓国市場にも大きな進出を図っています。
 韓国プロ野球界最大のスターであるイ・スンヨプは、韓国市場のさらなる開拓にはもってこいの人材です。
 10月のシーズン終了後か、11月のアジア野球選手権終了後に進路をはっきりさせるでしょうが、その時はスポーツ界のみならず、昨年の松井秀喜のメジャー進出宣言時と同じように、韓国の全国民の関心を集めることでしょう。
 また、イ・スンヨプのHR王や打点王争いのライバルで、首位打者争いもしており3冠王も夢ではない現代の主砲、シム・ジョンスにもメジャーリーグや日本プロ野球など海外進出の噂が絶えません。
 この2人はシーズン中のみならず、オフの主役争いも熱くなりそうです。

2003年8月26日(火)

<試合結果>
 現代6−4LG(水原)
 キア3‐2サムソン(光州)
 ハンファ9−7SK(仁川・文鶴)
 トゥサン3−2ロッテ(ソウル・蚕室)

 <現代6−4LG> 
 現代は4回裏、現在奪三振トップのLGの先発イ・スンホから7番レフトのブロンバーが2ランを打ち先制します。
 一方LGは世界新記録となる先発での21連勝を狙う現代の先発チョン・ミンテから6回表に1点を返し、7回表には6番ファーストのホン・ヒョヌに2ランを浴び3−2と逆転されます。
 現代は7回裏に9番DHのキム・イルギョンのソロHRで同点としますが、8回表LGは3番ライトのマルティネスがタイムリーを打ち、4−3と勝ち越しチョン・ミンテはこの回でマウンドを降ります。
 LGは9回裏に守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)を投入しますが、まず6番ファーストのイ・テックンにタイムリーを打たれ同点とされると、続くブロンバーにサヨナラ2ランを打たれてしまいました。
 この日のブロンバーは、4安打4打点でチームの勝利に大きく貢献しました。
 9回に登板した現代の守護神チョ・ヨンジュンは2勝目をあげ、SPを22としました。

 <キア3−2サムソン>
 キアは3回裏、ここまで12勝をあげているサムソンの先発イム・チャンヨンからまず8番キャッチャーのキム・サンフンがソロHR、続くチャンスに3番ファーストのチャン・ソンホが2ランを打ち、3点を先行します。
 サムソンも4回表、無死1・2塁のチャンスを迎えエラーなどで2点を奪います。
 しかしその後はキアの先発キム・ジヌがしっかりと抑え、今季4度目の完投勝利となる8勝目(4敗)をあげました。
 キアはこれでSKを抜いて3位浮上です。

 <ハンファ9−7SK> 
 ハンファは2回表、6番キャッチャーのイ・ドヒョンの2ランで先制します
 が、その裏SKは8番キャッチャーのパク・キョンワンの3ランなどで4点を奪い逆転します。
 3回裏には4番DHイ・ホジュンの第34号HRが出て1点を追加します。
 ハンファは6回表に1点を返しますが、7回裏SKはイ・ホジュンのタイムリーなどで2点を追加し7−3とリードを広げ、勝負はあったかに思えました。
 ハンファはまず8回表に7番ライトのチョ・ヒョンスのソロHRで1点を返します。
 9回表にハンファ打線はSKのリリーフ陣に連打を浴びせ、ついにチョ・ヒョンスのタイムリーで同点に追いつきます。
 そして8番サードのイ・ボムホが勝ち越しタイムリーを打ち、ついに試合をひっくり返してしまいました。
 9回裏SK打線はハンファのソン・ジヌに抑えられ、ソン・ジヌは2セーブ目(5勝6敗)をあげました。

 <トゥサン3−2ロッテ>
 トゥサンは1回裏、3番セカンドのアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点先制しますが、3回表ロッテは2番ショートのパク・キヒョクのタイムリーで1−1の同点とします。
 続く4回表ロッテは6番レフトのイ・ゲソンのタイムリーで2−1と勝ち越します。
 追うトゥサンは5回裏、9番ショートのソン・シホンのプロ入り初HRで2−2の同点に追いつき、7回裏には1番センターのチョン・サンヨルのタイムリーで1点勝ち越しに成功します。
 このリードを最後は守護神ク・ジャウンが守りきり、トゥサンの先発キーファーは7勝目(5敗)をあげました。

2003年8月25日(月)

<試合結果>
 サムソン7−5LG(ソウル・蚕室)
 SK8−5ロッテ(仁川・文鶴)

 <サムソン7−5LG>
 サムソンは1回表、4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで先制すると、その後5番レフトのヤン・ジュンヒョク、6番サードのキム・ハンスも続きこの回3点をリードします。
 3回表にはキム・ハンスのタイムリーを足がかりに一挙4点を奪い、7−0とリードを奪いサムソンが試合を決めたかに思われました。
 しかしLGは3回裏と5回裏に1点ずつを返すと、6回裏には7番キャッチャーのチョ・インソンのタイムリーで3点を返し、7−5と2点差に迫ります。
 しかしこの反撃ムードをサムソンの4番手ソン・ヒョクが断ち、最後は復活した守護神ノ・ジャンジンが抑え勝利しました。
 サムソンは勝ち数こそ首位の現代と2勝差ありますが、勝率では再びトップに立ちました。

 <SK8−5ロッテ>
 ロッテは1回表、ここまで10勝をあげているSKの先発チェ・チュンモから5番DHのキム・ウングクが3点タイムリーを放ち先制します。
 ロッテは2回表にも1点追加点を奪い、チェ・チュンモをノックアウトします。
 SKは3回裏に1点を返し、その後5回裏のチャンスで代打キム・ギテが1点を返すと、3番ファーストのカン・ヒョクが2点タイムリーを放ち4−4の同点に追いつきます。
 さらに続く4番DHのイ・ホジュンが33号3ランが出て、この回計6点で7−4と一挙に逆転します。
 その後両チームとも1点を取り合い、最後はSKのチェ・ビョンニョンがロッテ打線を抑え勝利しました。

2003年8月24日(日)

<試合結果>
 キア7−2現代(光州)
 ハンファ2−1トゥサン(大田)
 LG−サムソン、SK−ロッテは雨天中止。

 <キア7−2現代>
 キアは1回裏、1番センターのイ・ジョンボム(元中日)が2塁打で出塁し、その後イ・ジョンボムは送りバントで3塁へ進塁し、3番ファーストのチャン・ソンホの犠牲フライで生還し先制のホームを踏みます。
 2回裏にもキアは6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーなどで2点を追加します。
 先制の犠牲フライを打ったチャン・ソンホは5回裏に2ランを、6回裏には2点タイムリーを打ち5打点の活躍で、現代を突き離します。
 イ・ジョンボムは6回裏に盗塁王争いトップを独走する37個目の盗塁を決めました。
 キアの先発ジョンソン(元近鉄)は7回を1失点に抑え、3勝目(3S)をあげました。
 キアは首位の現代に3連勝と、オールスター以後の勝率は6割を超え好調を維持しています。

 <ハンファ2−1トゥサン>
 ハンファは1回裏、トゥサンの先発入来から3番レフトのイ・ヨンウの犠牲フライで1点先制し、さらに2回裏6番キャッチャーのイ・ドヒョンのソロHRでもう1点追加します。
 その後入来はハンファ打線を完璧に抑え込みますが、味方打線の援護に恵まれません。
 トゥサンは9回表に1点を返しますが、最後はハンファのソン・ジヌに抑えられ今季初セーブを献上してしまいました。
 ハンファの先発ギーロンは6回を無失点に抑え、2勝目(1敗)をあげました。
 一方入来は完投したものの8敗目(5勝5S)を喫してしまいました。

2003年8月23日(土)

<試合結果>
 キア5−4現代(光州)
 トゥサン5−2ハンファ(大田)
 SK−ロッテ、LG−サムソンは雨天中止。

 <キア5−4現代>
 キアは3回裏、9番サードのイ・ヒョンゴンと1番センターのイ・ジョンボムが連打で作った好機に、現代の先発キム・スギョンの暴投などがからみ2点を先制します。
 一方現代は5回表に犠牲フライで1点を返したあと、2番セカンドのパク・チョンホのタイムリーで2−2の同点とします。
 キアは5回裏に1点を勝ち越しますが、6回表に現代は7番レフトのブロンバーのタイムリーで追いつくと、その後ダブルスチールを成功させ4−3と逆転します。
 しかしキアはその裏、5番ライトのパク・チェホンに逆転2ランが出ます。7回以降は1軍に復帰したばかりのキアのチン・ピルジュンが現代打線を抑え、19セーブ目をあげ復活をアピールしました。
 キアの3番手シン・ヨンウンは8勝目(3敗2S)をあげました。

 <トゥサン5−2ハンファ>
 ハンファは2回裏、6番キャッチャーのイ・ドヒョンのソロHRで先制します。
 追うトゥサンは5回表2番レフトのチャン・ウォンジンの3ランで逆転し、6回表には代打シム・ジェハクのタイムリーでもう1点を追加します。
 7回裏ハンファはイ・ドヒョンの今日2本目となるソロHRで1点を返しましたが、8回表トゥサンはダメ押しの1点を入れ、このまま勝利しました。
 トゥサンの先発パク・ミョンファンは7回を2失点に押さえ、5勝目(9敗)をあげ14勝した昨年の勢いが戻ってきました。

2003年8月22日(金)

<試合結果>
 キア2−1現代(光州)
 サムソン10−2LG(ソウル・蚕室)
 SK2−0ロッテ(仁川・文鶴)
 トゥサン3−2ハンファ(大田)

 <キア2−1現代>
 現代は2回表、6番ファーストのチョン・グンピョのソロHRで先制します。
 一方キアは4回裏、7番DHイ・ジェジュのタイムリーで同点とし、7回裏には3番ファーストのチャン・ソンホのソロHRで勝ち越します。
 キアの先発リオスは完投し現代打線を1失点に抑え、9勝目(10敗)をあげました。
 三冠王を狙う現代の主砲シム・ジョンスは無安打の打点なしに終わりました。

 <サムソン10−2LG>
 サムソンは1回表、5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで2点を先制します。
 その後サムソンは2回、3回にも1点ずつをあげ、4回には3番ファーストの主砲イ・スンヨプが、9日のLG戦で退場処分を受けた際に殴り合いをした因縁の相手であるLGの2番手ソ・スンファから、第46号3ランを放ちます。
 イ・スンヨプはHR王争いのライバル、シム・ジョンス(現代)との差を3本とし、打点もシム・ジョンスとトップタイの115としました。
 サムソンはその後も着実に追加点をあげ、先発ペ・ヨンスは7回を無失点に抑え9勝目(5敗)をあげました。

 <SK2−0ロッテ>
 SKは3回裏、1番センターのイ・ジニョンが先制2ランを放ちます。
 この2点のリードをSKは継投で守りきり、先発のチョ・ジンホ(元レッドソックス)は4勝目(4敗)、抑えのチョ・ウンチョンは31SP目をそれぞれあげました。

 <トゥサン3−2ハンファ>
 ハンファは1回裏、トゥサン内野陣のフィルダースチョイスによって1点を先制します。
 追うトゥサンは、4回表ハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)から8番キャッチャーのホン・ソンフンの犠牲フライで同点とし、続く5回表には3番セカンドのアン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点勝ち越します。
 そして8回表にはアン・ギョンヒョンがソロHRで追加点をあげ、9回裏ハンファに1点を返されますが、何とか逃げ切りました。
 トゥサンの先発イ・ギョンピルは5回を無失点に抑え6勝目(10敗)、抑えのク・ジャウンは15SP目をそれぞれあげました。

2003年8月21日(木)

<試合結果>
 現代4−1トゥサン(ソウル・蚕室)
 SK3−1サムソン(仁川・文鶴)
 キア7−3ハンファ(光州)
 LG9−5ロッテ(釜山・社稷)

 <現代4−1トゥサン>
 現代は2回表7番レフトのブロンバーのタイムリーで先制します。
 その後はトゥサンの先発ソン・ヒョクに抑えられますが、7回表3番ライトの主砲シム・ジョンスの第43号ソロHRで追加点をあげると、この回もう1点を取り3−0とリードを広げます。
 現代はこのまま逃げ切り、先発バワーズは7試合を無失点に抑える好投で今季11勝目(4敗1S)をあげました。

 <SK3−1サムソン>
 SKは2回裏、8番キャッチャーのパク・キョンワンのタイムリーで先制します。
 追うサムソンは4回表、3番ファーストの主砲イ・スンヨプの第45号ソロHRで同点にします。
 イ・スンヨプはHR王争いのライバル、シム・ジョンス(現代)との差を2本とします。
 しかしサムソンはその後のチャンスを生かせず、8回裏SKに7番セカンドのチョン・ギョンベとパク・キョンワンのタイムリーで2点を勝ち越され、そのまま逃げ切られました。
 8回から登板したSKの3番手チョ・ウンチョンは好投を見せ、今季5勝目となる最優秀救援部門トップの30SP目をあげました。
 最近抑えに転向したチェ・ビョンニョンは2試合連続の2セーブ目をあげました。

 <キア7−3ハンファ>
 キアはここまで12勝をあげているハンファの先発イ・サンモクから、2回裏に6番レフトのキム・ギョンインのタイムリーなどで2点を先制します。
 その後キア打線はイ・サンモクに抑えられますが、6回裏に8番キャッチャーのキム・サンフンの犠牲フライで1点を追加し、7回裏には連打を浴びせてノックアウトしこの回一挙4点をあげます。
 このあとキアはハンファの反撃を3点に抑え、先発のカン・ミンチョルは3勝目(5敗)、新守護神のイ・ガンチョルは6セーブ目(6勝4敗)をあげました。

 <LG9−5キア>
 LGは1回表、4番ライトのアルカントゥラの3ランで先制します。
 その裏ロッテに1点を返されますが、2回表すぐさま8番サードのイ・ジョンヨルのソロHRで追加点をあげます。その後4回表に2点、5回表にはこの試合2本目となるアル
 カントゥラのソロHRなどで順調に得点を重ねたLGが、連敗を6で止めました。
 LGの先発チャン・ムンソクは7回を1失点に抑え、7勝目(5敗)をあげました。

2003年8月20日(水)

<試合結果>
 トゥサン8−5現代(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 現代6−4トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 ハンファ2−1キア(光州)
 ロッテ5−3LG(釜山・社稷)

 <トゥサン8−5現代、ダブルヘッダー第1戦>
 第1戦は、現代が3回表に3番ライトの主砲シム・ジョンスのタイムリーで先制しますが、その裏トゥサンは4番DHキム・ドンジュのタイムリーで追いつくと、この回一気に5点を取り逆転します。
 しかし現代は7回表、代打キム・イルギョンの2ランで2点差とすると、8回表には7番レフトのブロンバーのタイムリーで5−5の同点とします。
 しかし8回裏、トゥサンの代打ムン・ヒソンが3ランを放ち、トゥサンの7連勝を決定付けました。
 8回から登板したトゥサンの守護神ク・ジャウンは4勝目(7敗11S)をあげました。

 <現代6−4トゥサン、ダブルヘッダー第2戦>
 第2戦は、現代が1回表にトゥサンの先発入来から4番センターのイ・スンヨンのタイムリーで先制すると、その裏トゥサンは現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)から4番DHキム・ドンジュが逆転2点タイムリーを放ちます。
 しかし3回表、現代は3番ライトの主砲シム・ジョンスの第42号3ランで逆転し、さらにこの回もう1点を奪い5−2と逆転しました。
 4回表に現代はシム・ジョンスの犠牲フライで1点追加し、シム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプに2本差と迫り、第1戦とあわせて5打点をあげ今季の打点は114となり、打点王争いではイ・スンヨプを抜き返しトップに立ちました。
 その後現代はトゥサンの反撃を2点に抑え、チョン・ミンテは今季負けなしの13勝目をあげ、個人通算連勝記録も20に伸ばしました。

 <ハンファ2−1キア>
 ハンファは3回表に2番セカンドのイム・スミンのタイムリーで1点先制すると、5回表にもイム・スミンが今日2本目のタイムリーで1点を追加します。
 キアも8回裏1番センターのイ・ジョンボムの犠牲フライで1点を返しますが、9回はキアのピコタに抑えられ15セーブ目をプレゼントしました。
 またハンファの先発チ・ヨングは今季初勝利をあげました。

 <ロッテ5−3LG>
 ロッテは1回裏4番センターのイシオンのタイムリーで先制し、すかさず2回表にLGは4番ライトのアルカントゥラのソロHRで追いつきます。
 そして5回表には2番レフトのパク・ヨンテクのバントで勝ち越しますが、6回裏ロッテの5番レフトのキム・ジュチャンがソロHRを放ち2−2の同点となります。
 7回表にはLGの9番セカンドのユ・ジヒョンのHRで1点を勝ち越されます。
 しかしその裏、ロッテの2番ショートのパク・キヒョクが3ランを打ち、一気に試合をひっくり返されます。
 このまま試合は終了し、ロッテの先発オク・チュヒョンは相変わらずの声量でした。

2003年8月19日(火)

<試合結果>
 サムソン8−7SK(大邱、ダブルヘッダー第1戦)
 SK17−12サムソン(大邱、ダブルヘッダー第2戦)
 ロッテ2−0LG(釜山・社稷)
 キア9−2ハンファ(光州)
 トゥサン−現代は雨天中止。

 <サムソン8−7SK、ダブルヘッダー第1戦>
 第1戦は、1回表SKは4番DHイ・ホジュンのタイムリーで1点先制しますが、その裏サムソンは4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで同点とします。
 5回裏サムソンは9番ショートのパク・チョンファンの犠牲フライで勝ち越すと、3番ファーストの主砲イ・スンヨプが第43号2ランを打つなどしてこの回5点を取り、試合をほぼ決めたかに思われました。
 しかしSKは7回表に2点を返し、8回表には4番DHイ・ホジュンの5試合連続となる第31号2ランで1点差に迫り、その後4連打で2点を奪い7−6と一気に逆転してしまいます。
 この流れでそのままSKが逃げ切るかに思えましたが、9回裏にドラマが待っていました。
 9回1死後、7番サードのキム・ハンスがヒットで出塁します。
 次の8番キャッチャーのチン・ガビョンはSKのチェ・ビョンニョンからレフトに打球を叩き込みサヨナラHRとなり、第1戦は幕を閉じました。

 <SK17−12サムソン、ダブルヘッダー第2戦>
 第2戦はより壮絶な試合となりました。サムソンの先発はここまで最多勝争いトップタイの12勝をあげているイム・チャンヨンで、SKの先発はここまで10勝をあげているチェ・チュンモでした。
 サムソンは1回裏マ・ヘヨンの第32号3ランで先制しますが、SKも3回表にイ・ホジュンの史上タイ記録となる6試合連続の第32号満塁弾で逆転します。
 しかしその裏サムソンは2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)やマ・ヘヨンのタイムリーで4点を取り逆転し、チェ・チュンモをノックアウトします。
 しかし4回表、SKは1番センターのイ・ジニョンのタイムリーなどで3点を取り、7−7の同点としイム・チャンヨンをノックアウトします。
 5回裏にサムソンはこの試合2本目となるマ・ヘヨンの第33号ソロHRで勝ち越しますが、6回表にSKはイ・ホジュンのタイムリーで三度追いつきます。
 7回表にSKは2番チョン・ギョンベの3ランと3番ファーストのカン・ヒョクのソロHRで4点をリードします。
 しかしその裏、サムソンはコ・ジヘンの犠牲フライで1点を返すと、続くイ・スンヨプが第44号3ランを打ち、12−12の同点とします。
 イ・スンヨプはこれでこの日試合が雨天中止となったHR王争いのライバル、シム・ジョンス(現代)に3本差をつけ、打点も110とし1点差を付けトップの座を奪い返しました。
 試合は8回表、SKがカン・ヒョクのタイムリーで勝ち越すとこの後4点を奪い、ようやく勝負を決めました。
 SKのチェ・ビョンニョンは第1戦でリリーフに失敗しましたが、この試合は8回から登板し2回を無失点に抑え、汚名返上となる9勝目(3敗)をあげました。

 <キア9−2ハンファ>
 キアは2回裏、5番ライトのパク・チェホンのソロHRで先制すると、その後2点を奪い試合の主導権を握ります。
 3回、4回表はハンファに1点ずつを返されますが、5回裏に4番ショートのホン・セワンの2ランでリードを広げると、6回裏にはホン・セワンに2打席連続となる満塁弾が飛び出し、勝負を決めました。
 キアの先発ジョンソン(元近鉄)は5回を2失点に押さえ、2勝目(3S)をあげました。

 <ロッテ2−0LG>  
 ロッテは4回裏に7番キャッチャーのチェ・ギムンのタイムリーで1点を先制します。
 7回裏には1番サードのチョ・スンファンのタイムリーでもう1点取り、このまま逃げ切りました。
 ロッテの先発で2001年には最多勝にも輝いたソン・ミンハンは7回を無失点に抑え、復活を告げる2勝目(9敗)をあげました。

2003年8月18日(月)

<トピックス>
 大韓野球協会(KBO)は、今年11月札幌ドームで行なわれる2004年アテネ五輪アジア地区予選を兼ねたアジア野球選手権の代表候補40名を発表しました。
 選手構成はシドニー五輪、釜山アジア大会の時などと同じように韓国プロ野球のオールスター軍団となる予定です。
 その他にもク・デソン(オリックス)キム・ビョンヒョン(レッドソックス)、ソ・ジェウン(メッツ)ら3名の海外で活躍する選手や、大学生も1名エントリーされています。
 正式な代表選手22名の決定は9月下旬となる見込みです。
 現代のキム・ジェバク監督が代表監督に内定し、キアのキム・ソンハン監督が打撃コーチに、SKのチョ・ボムヒョン監督が守備走塁コーチに、現代のチョン・ジンホコーチが投手コーチにそれぞれ内定しています。

2003年8月17日(日)

<試合結果>
 サムソン9−4現代(水原)
 SK2−1キア(仁川・文鶴)
 トゥサン7−1LG(ソウル・蚕室)
 ハンファ4−3ロッテ(大田)

 <サムソン9−4現代>
 サムソンは1回表、主砲イ・スンヨプのタイムリーで1点先制しますが、その裏すぐ同点に追いつかれ2回裏には9番サードのチェ・ジョングクのバントなどで2点を勝ち越されます。
 3回には両チーム1点ずつ取り合い、5回表サムソンは4番DHマ・ヘヨンのソロHRで1点差に迫ります。
 4−3で迎えた9回表、サムソンは現代の守護神チョ・ヨンジュンを攻め立て連打で無死1・3塁とし、5番レフトのヤン・ジュンヒョクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、ついに同点に追いつきます。
 そして7番サードのキム・ハンスのタイムリーで勝ち越すと、この回一挙6点を挙げ試合をひっくり返しました。
 7回から登板したサムソンのキム・ジヌンは3回を無失点に抑え、8勝目(8敗)をあげました。

 <SK2−1キア>
 SKは2回裏に1点を先制しますが、その後はキアの先発リオスに抑えられてしまい、6回表にはキアの3番ファーストのチャン・ソンホにソロHRを打たれ同点に追いつかれます。
 しかし8回裏、SKは4番DHのイ・ホジュンの4試合連続となる第30号ソロHRで勝ち越し、そのまま逃げ切り連敗を7で止めました。
 キアの連勝も7でストップしました。
 8回途中から登板したSKのチェ・ビョンニョンは8勝目(2敗1S)をあげました。

 <トゥサン7−1LG>
 LGは3回表、3番DHキム・ジェヒョンのタイムリーで1点先制します。
 しかしトゥサンはその裏4番DHキム・ドンジュのタイムリーで同点に追いつくと、続く5番ライトのキム・チャンヒのタイムリーなどで3点を勝ち越します。
 その後4回、5回にも追加点をあげたトゥサンは、同じ蚕室(チャムシル)野球場を本拠地とするライバルのLGを3タテし、連勝を6に伸ばしました。
 トゥサンのキム・ドンジュはこの試合3安打し、現在首位打者のシム・ジョンス(現代、打率.348)にあと2厘差(.346)と迫りました。

 <ハンファ4−3ロッテ>
 ロッテはここまで10勝をあげているキアの先発チョン・ミンチョル(元巨人)から2回表に6番レフトのイ・ゲソンのタイムリーで、3回表に9番セカンドのキム・テギュンのHRでそれぞれ1点ずつを奪います。
 しかし6回裏にハンファは1点を返すと、7回裏には4番ファーストのキム・テギュンの第22号2ランで3−2と逆転します。
 ロッテも8回裏に2番セカンドのパク・キヒョクのタイムリーで同点とします。
 このまま延長に突入かと思われた9回裏、ハンファは2死から1、2塁のチャンスを作り、キム・テギュンのタイムリーでサヨナラ勝ちしました。
 キム・テギュンは3安打1HR3打点と大活躍し、4番にふさわしい働きをしました。
 8回から投げたハンファの2番手ソン・ジヌは2ヶ月ぶりとなる5勝目(6敗)をあげ、これで個人通算勝利数は韓国プロ野球史上最多の167となりました。

2003年8月16日(土)

<試合結果>
 現代10−8サムソン(水原)
 キア9−5SK(仁川・文鶴)
 トゥサン7−4LG(ソウル・蚕室)
 ロッテ13−7ハンファ(大田)

 <現代10−8サムソン>
  注目の首位攻防戦第2戦は、1回表サムソンが4番DHマ・ヘヨンのタイムリーなどで一気に4点をあげ先制します。
 その裏現代は2番セカンドのパク・チョンホのソロHRと、4番センターのイ・スンヨンの2ランで3点を返します。
 2回裏現代は7番レフトのブロンバーのソロHRで4−4の同点とし、試合の行方は分らなくなります。
 そして3回裏、現代は主砲の3番ライトのシム・ジョンスの第41号ソロHRで勝ち越します。
 シム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプ(サムソン)に1本差と迫りました。
 この回現代はもう1点追加し、6−4とリードします。
  現代は5回裏にも1点を追加しましたが、6回表サムソンは7番サードのキム・ハンスのタイムリーで1点を返し、7回表にはマ・ヘヨンの第30号2ランで7−7の同点に追いつきます。
 マ・ヘヨンはこれで3年連続30HRを達成しました。
 しかし7回裏、現代は1死満塁から8番キャッチャーのキム・グィテが押し出し四球を選び勝ち越します。
 キム・グィテはこの試合2安打3打点と大活躍しました。
 サムソンも8回表に1死満塁から2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)が押し出し四球を選び、再び8−8の同点とします。
 現代は8回裏、5番セカンドのパク・チンマンのタイムリーで勝ち越すと、さらにもう1点追加し10−8と2点リードします。
 9回は8回から登板していた守護神のチョ・ヨンジュンが何とか抑え、今季初勝利となる19SP目をあげ、首位攻防戦を1勝1敗のタイとしました。

 <キア9−5SK>
  キアは1回表5番レフトのパク・チェホンの3ランで先制します。
 その裏SKは1番センターのイ・ジニョンと4番DHイ・ホジュンのソロHRで2点を取ります。
 キアは2回表に8番キャッチャーのキム・サンフンのソロHR、4回表には7番DHのイ・ジェジュの2ランが出てリードを広げます。
 6回表にもキアは1点を追加しますが、その裏SKは7番セカンドのチョン・ギョンベに3ランが出て7−5と2点差に追い上げます。
 ですがその後キアは追加点を奪い、SKに快勝しました。
 キアの先発チェ・サンドクは6回5失点の内容でしたが、打線の援護を受け今季11勝目をあげました。
 4位キアは7連勝で3位SKにあと1勝差と迫り、一方SKは元気なく7連敗です。

 <トゥサン7−4LG>
 LGは1回表、3番DHキム・ジェヒョンの犠牲フライで1点先制します。
 トゥサンは2回裏、8番キャッチャーのホン・ソンフンの2ランで逆転し、3回裏には1死満塁から代打シム・ジェハクの押し出し死球などで一挙4点をあげます。
 4回裏にも追加点をあげたトゥサンは、その後のLGの反撃を振り切り、破竹の5連勝を飾りました。
 一方でLGは4連敗となりました。

 <ロッテ13−7ハンファ>
 ハンファは1回裏、4番ファーストのキム・テギュンの第21号3ランで先制します。
 ロッテは4回表に1点を返した後、7番キャッチャーのチェ・ギムンのタイムリーで同点に追いつきます。
 しかしその裏ハンファは相手投手の暴投などで3点を勝ち越します。
 このまま6−3で迎えた9回表、ロッテは代打パク・チョンテの犠牲フライで1点を返し、その後相手投手の悪送球などで6−6の同点に追いつきます。
 試合は延長に突入し、10回表ロッテは2番セカンドのパク・キヒョクのタイムリーで勝ち越すと、この回一挙に7点をあげ勝負を決めました。
 7回途中から登板したロッテのイ・ジョンフンは今季7勝目をあげました。

2003年8月15日(金)

<試合結果>
 サムソン7−6現代(水原)
 キア8−5SK(仁川)
 トゥサン7−3LG(ソウル・蚕室)
 ロッテ7−1ハンファ(大田)

 <サムソン7−6現代>
 注目の首位攻防戦は、サムソンが最多勝争いトップタイの12勝をあげているエースのイム・チャンヨン、現代は10勝をあげているバワーズ(元横浜)でした。
 1回裏、現代は1死3塁から主砲シム・ジョンスの内野ゴロの間に3塁走者が先制し、シム・ジョンスは打点王争いトップを独走する109打点をあげます。
 2回表、サムソンは8番キャッチャーのチン・ガビョンのタイムリーなどで4点を取り逆転します。
 この回サムソンの主砲イ・スンヨプは押し出し四球で打点1をあげ、打点トップのシム・ジョンスに5点差と迫る104打点目をあげます。
 ですが3回裏現代は2番セカンドのパク・チョンホのソロHRを皮切りに4点を奪い、イム・チャンヨンをノックアウトして再逆転します。
 6回表、サムソンはチン・ガビョンのソロHRで5−5の同点とし、故障明け初の先発となったバワーズはこの回でマウンドを降ります。
 続く7回表、サムソンは2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)のタイムリーで勝ち越し、9回表にはチン・ガビョンの2打席連続のソロHRで7−5と2点差をつけます。9回裏現代はサムソンの守護神、ノ・ジャンジンから1点を返しますが一歩及びませんでした。
 ノ・ジャンジンは26SP目をあげ、チン・ガビョンは2HRを含む3安打3打点の大活躍を見せました。

 <キア8−5SK>
 キアは1回表、ここまで10勝をあげているSKの先発チェ・チュンモから4番ショートのホン・セワンが2ランを打ち先制します。
 SKは3回裏に1点を返しますが、5回表キアは3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで2点を追加します。
 SKもその裏1点を返しますが、6回・7回とキアに2点ずつ追加されてしまい、反撃も9回裏の4番DHイ・ホジュンの第28号ソロHRのみで、ついに6連敗となってしまいました。
 キアの先発キム・ジヌは6回3失点とさほどいい内容ではありませんでしたが、今季7勝目をあげました。
 4位キアはこれで6連勝となり、3位SKとの勝ち数差を2に縮め、すでに勝率ではSKを上回っています。

 <トゥサン7−3LG>
 トゥサンは2回裏、8番キャッチャーのホン・ソンフンの犠牲フライなどで2点を先制します。
 そして5回裏、5番ファーストのチャン・ウォンジンの3点タイムリーで追加点を奪います。
 6回表にLGは4番ライトのアルカントゥラのタイムリーなどで3点を取り反撃しますが、7回裏にトゥサンは6番サードのホン・ウォンギのタイムリーで2点を追加し勝負を決めました。
 トゥサンの先発で去年最多勝となりながらも不振でキアからトレードされたキーファーが6勝目(5敗)をあげ、守護神のク・ジャウンは11セーブ目をあげました。
 トゥサンはこれで4連勝です。

 <ロッテ7−1ハンファ>
 ハンファは4回裏、5番キャッチャーのイ・ドンヒョンのタイムリーで1点を先制します。
 ですがロッテは5回表、無死1,3塁で3番DHキム・ウングクの内野ゴロの間に3塁走者が生還し同点に追いつき、その後キアの2番手ソン・ジヌの暴投などで2点を勝ち越します。
 そして9回表ロッテは代打パク・チョンテのタイムリーなどで4点を追加し、勝負を決めました。
 ロッテの先発ヨム・ジョンソクは6回を1失点に抑え、5勝目(10敗)をあげました。

2003年8月14日(木)

<試合結果>
 現代3−0LG(ソウル・蚕室)
 サムソン7−4ハンファ(大邱)
 トゥサン6−1SK(仁川・文鶴)
 キア6−2ロッテ(光州)

 <現代3−0LG>
 中盤までは現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)、LGの先発イ・スンホの投げ合いによる投手戦となりました。
 現代は6回表5番キャッチャーのキム・ドンスのタイムリーで先制し、均衡を破ります。
 7回表にも現代は2番ショートのパク・チンマンの2ランで追加点をあげ、9回は守護神チョ・ヨンジュンが抑えLG打線を完封しました。
 チョン・ミンテは最多勝トップタイトなる12勝目をあげ、2000年シーズンから続く韓国プロ野球での連勝記録を19に伸ばしました。なおこの試合3安打を放った現代の主砲シム・ジョンスは打率を.351に伸ばし首位打者に立ち、これまで8球団トップの108打点をあげており暫定2冠王となりました。

 <サムソン7−4ハンファ>
 サムソンは1回裏、乱闘騒ぎによる出場停止処分が解けた主砲イ・スンヨプの第42号3ランなどでこの回5点をあげ、試合の主導権を握ります。
 ハンファは2回表に1点、5回表に2点を返し5−3と2点差に迫りますが、サムソンは5回裏に5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで2点を追加し、5回途中で降板した先発ライアンの後を受けた2番手オ・サンミンがロングリリーフで好投しハンファの反撃ムードを絶ち、サムソンが快勝しました。
 オ・サンミンは今季4勝目をあげました。

 <トゥサン6−1SK>
 トゥサンは1回表にSKの先発でここまで6勝をあげているソン・ウンボムから、3番セカンドのアン・ギョンヒョンが2ランを放ち先制し、3回表にはアン・ギョンヒョンのタイムリーなどで2点を追加します。
 4回裏にSKは4番イ・ホジュンの第27号HRで1点を返しますが、その後トゥサンは4番DHのシム・ジェハクのHRなどで追加点をあげ、SKに快勝しました。
 トゥサンはこのSK3連戦を3連勝で飾りました。

 <キア6−2ロッテ>
 ロッテは2回表4番センターのイシオンのソロHRで先制しますが、キアはその裏3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーなどで3点を取り逆転します。
 キアはその後5番ライトのパク・チェホンのソロHRなどで追加点をあげ、先発カン・チョルミンの後を受けたイ・ガンチョルなどのリリーフ陣がキア打線を抑えました。
 キアは5連勝と調子を上げ、昨年から続くロッテ戦の連勝を17とし、同一チーム相手の連勝新記録を達成しました(途中1試合引き分けをはさむ)。

2003年8月13日(水)

<試合結果>
 LG4−2現代(ソウル・蚕室)
 ハンファ6−5サムソン(大邱)
 トゥサン4−1SK(仁川・文鶴)
 キア12−4ロッテ(光州)

 <LG4−2現代>
 LGは2回裏に4番ライトのアルカントゥラのソロHRで先制しますが、4回表現代は主砲のシム・ジョンスの第40号ソロHRで同点に追いつきます。
 シム・ジョンスはこれでHR王争いトップのイ・スンヨプ(サムソン)に1本差と迫りました。
 5回裏LGは1番センターのマルティネスのタイムリーなどで2点を勝ち越すと、1点を返された6回裏、アルカントゥラが今日2本目となるソロHRを打ち、9回表には守護神のイ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が登板し28SP目をあげそのまま逃げ切りました。

 <ハンファ6−5サムソン>
 主砲のイ・スンヨプを出場停止で欠くサムソンは、3回までに5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第24号3ランなどで4−1とリードします。
 そしてハンファは5回表に9番セカンドのイム・スミンのHRで2点を返し、6回裏にサムソンも1番センターのパク・ハニのHRで1点を追加します。
 粘るハンファは8回表に1点を返し、9回表には1死満塁から1番センターのキム・スヨンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、5−5の同点に追いつきます。
 試合は延長に突入し、12回表ハンファが満塁からの押し出しで1点を勝ち越し、その裏も9回からロングリリーフしていたパク・チョンジンがしっかりと抑え、ハンファが5時間近くにおよぶ熱戦を制しました。パク・チョンジンは今季5勝目(5敗3S)をあげました。

 <トゥサン4−1SK>
 トゥサンは2回表に2番レフトのチョ・ギョンファンの犠牲フライで先制し、その後3番セカンドのアン・ギョンヒョン、4番DHキム・ドンジュのタイムリーでこの回4点を奪います。
 トゥサンの先発入来はSK打線を1失点に抑え完投し、今季5勝目(6敗5S)をあげました。

 <キア12−4ロッテ>
 キアは2回裏、ここまで6勝(8敗1S)をあげているロッテの先発イ・ジョンフンを攻め立て、打者一巡の猛攻で7安打を集中し一挙7点を奪います。
 3回裏にはイ・ジョンボムのHRで2点を追加したキア打線はその後も着実に得点を積み重ね、ロッテ戦の昨年から続く連勝を16に伸ばしました(引き分け1試合を含む)。
 キアの先発ジョンソン(元近鉄)は5回1失点に抑え今季初勝利をあげました。

2003年8月12日(火)

<試合結果>
 現代4−1LG(ソウル・蚕室)
 サムソン8−3ハンファ(大邱)
 トゥサン2ー0SK(仁川・文鶴)
 キア10ー4ロッテ(釜山・社稷)

 <現代4ー1LG>
 現代は1回表に2番セカンドのパク・チョンホの2ランで先制します。
 その後5回表に1点を追加し、その裏LGに1点を返されます。
 9回表には3番センターのイ・スンヨンにソロHRが出て、そのまま現代が逃げ切りました。
 現代の先発キム・スギョンは8回途中のピンチで降板しましたが、今季6勝目をあげました。

 <サムソン8ー3ハンファ>
 乱闘劇により出場停止となった主砲のイ・スンヨプを欠いたサムソン打線ですが、2回裏2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)の満塁弾などで計8点を取り快勝しました。
 サムソン先発のペ・ヨンスは6回1失点の好投で今季8勝目をあげました。
 また、サムソンのヤン・ジュンヒョクは2回裏に史上2人目となる通算300本2塁打を記録しました。

 <トゥサン2−0SK>
 トゥサンは2回表に4番DHのキム・ドンジュのソロHRで先制すると、4回表にも追加点をあげます。
 投手陣は先発イ・ギョンピルをはじめとする5人の継投でSK打線を完封し、イ・ギョンピルは今季4勝目をあげました。

 <キア10ー4ロッテ>
 ロッテは1回表4番センターのイシオンの3ランで先制しますが、2回裏キアは8番キャッチャーのキム・サンフンのタイムリーなどをきっかけに4点を取り逆転します。
 3回裏にも2点を取り、4回裏には1番センターのイ・ジョンボムの通算150本目となる今季15号ソロHRが出ます。
 その後もキアは得点を重ね、ロッテに今季負けなしの14勝目をあげました。
 キアの先発リオスは7回3失点で今季8勝目をあげました。

2003年8月11日(月)

<トピックス>
 9日のサムソン−LG戦で、サムソンの投手がLGの打者にビーンボールまがいの投球をしたとして、両チームの選手がグラウンドに飛び出し一触即発ムードになった時、サムソンの主砲イ・スンヨプとLGのソ・スンファがつかみ合いの喧嘩をしたとして、イ・スンヨプはプロ入り後初の退場処分を受けました。
 これに対して、イ・スンヨプとソ・スンファには12日からの2試合の出場停止処分が下され、罰金300万ウォン(約30万円)が科せられました。
 両チームは10日にも同じような乱闘騒ぎを起こしており、監督不行き届きということでサムソンのキム・ウンニョン監督とLGのイ・グァンファン監督にも制裁金500万ウォン(約50万円)が科せられました。
 イ・スンヨプはここまで41HRを記録し、自己の持つ韓国プロ野球シーズン最多HR記録(1999年・54本)のみならず日本プロ野球の記録(王貞治らの55本)をも塗り替えるのではないか、と大きく期待されていましたが、この出場停止処分は記録更新への道に垂れ込める大きな暗雲となりそうです。
 また、HR王争い目下2位のライバル、現代のシム・ジョンスはイ・スンヨプに2本差と迫る39HRを放っており、イ・スンヨプはタイトル争いの面でも苦しい立場に追い込まれてしまいました。

2003年8月10日(日)

<試合結果>
 ハンファ6−0現代(大田)
 LG10−3サムソン(大邱)
 ロッテ13−6SK(釜山・社稷)
 キア1−1トゥサン(ソウル・蚕室)

 <ハンファ6−0現代>
 ハンファは1回裏、3番レフトのイ・ヨンウの2ランで先制します。
 その後ハンファは追加点を取れませんでしたが、ここまで11勝をあげている先発のイ・サンモクが現代打線を完璧に抑えます。
 6回裏には7番サードのイ・ボムホのHRを皮切りに3点をあげ、8回裏にはもう1点を追加します。
 イ・サンモクは7回途中のピンチで降板し、その後はベテランのソン・ジヌらが現代打線に得点を許さず、イ・サンモクにイム・チャンヨン(サムソン)と並ぶ最多勝争いトップタイの12勝目(5敗)をプレゼントしました。
 イ・サンモクは防御率部門でもトップに躍り出ました。

 <LG10−3サムソン>
 LGは1回表、4番DHキム・ジェヒョンの2ランと5番ライトのアルカントゥラのソロHRで3点を先制します。
 サムソンもその裏4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで1点を返します。
 3回LGは3番ファーストのホン・ヒョヌの2ランで追加点をあげますが、次のキム・ジェヒョンがサムソンのノ・ジャンジンから死球を受けた際に両軍ベンチから選手達が一斉に飛び出し、一触即発ムードとなり試合がしばらく中断します。
 これは9日のこのカードで、9回表LGの攻撃中にLGの打者チャン・ジェジュンがサムソンのラ・ヒョンジンからビーンボールまがいの球を投げられたとして、両軍ベンチから選手が飛び出し険悪なムードとなり、この時サムソンの主砲イ・スンヨプがLGのソ・スンファとつかみ合いの喧嘩をし、プロ初の退場処分を受けたことが発端となっています。
 試合は7回以降毎回追加点をあげたLGが快勝し、4位の座を奪還しました。
 LGの先発チャン・ムンソクは3連勝で今季6勝目(4敗)をあげました。

 <ロッテ13−6SK>
 SKは1回表、2番セカンドのチョン・ギョンベのHRで1点を先制します。
 ロッテも2回裏4番センターのイシオンのHRで同点としますが、3回表SKに4番DHイ・ホジュンのタイムリーで2点を勝ち越されます。
 ロッテはその裏に1点を返しますが、SKは6回表にイ・ホジュンと7番レフトのチョ・ギョンファンのソロHRで2点を追加し、5−2とリードを広げます。
 ところがロッテはその裏ビッグイニングを迎えます。
 打者13人でイシオンと2番セカンドのシン・ミョンチョルの2HRを含む7安打で一挙10点を取り、試合をひっくり返してしまいます。
 SKは先発のチェ・チュンモがノックアウトされ、続くキム・ミョンワンとチェ・ビョンヨンは1アウトも取れず降板しました。
 その後ロッテはSKの反撃を1点に抑え、久しぶりの連勝となりました。中継ぎで登板したイ・ジョンフンが今季6勝目(7敗)をあげました。

 <トゥサン1−1キア>
 この試合はトゥサンの先発キーファー、キアの先発チェ・サンドクの投手戦となりました。
 トゥサンは3回裏2番レフトのチョ・ギョンファンの犠牲フライで先制します。
 キーファーは古巣相手に好投を続けていましたが、5回表にキアの1番センターのイ・ジョンボム(元中日)に同点タイムリーを打たれます。
 キーファーは7回を1失点、チェ・サンドクは8回を1失点に抑える見事な投球内容でした。
 1−1の同点で迎えた9回裏、トゥサンの攻撃中に突如強い雨が降り出し、降雨コールドで試合終了となりました。

2003年8月9日(土)

<試合結果>
 現代14−11ハンファ(大田)
 サムソン12−4LG(大邱)
 ロッテ4−0SK(釜山・社稷)
 キア6−5トゥサン(ソウル・蚕室)

 <現代14−11ハンファ>
 この試合は両チーム合計で26安打25得点と大変な乱打戦となりました。
 この壮絶な泥試合の主役となったのは、現代の主砲シム・ジョンスでした。
 1回表、シム・ジョンスは第38号2ランで先制しますが、その裏に現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)は5点を失いあっさり逆転されます。
 ですが、2回表に現代は5−5の同点に追いついたあと、シム・ジョンスが第39号2ランを放ち7−5と勝ち越します。
 その後両チーム1点ずつを取って迎えた4回裏、ハンファは2本のタイムリーで3点を取り9−8と再逆転に成功します。
 しかし5回表に現代は同点に追いついたあと、シム・ジョンスに第39号満塁弾が出て13−9と勝ち越します。
 ハンファは5回裏に2点を返しますが、7回以降両チーム無得点に終わり現代がなんとか接戦をものにしました。
 シム・ジョンスはこの試合3本のHRを打ち、最近HRを打っていないサムソンのイ・スンヨプに2本差と迫りました。
 現代の投手陣では、これまで今季11勝をあげていましたが故障のため登録抹消され最近1軍に復帰したバワーズ(元横浜)が8回から登板し、今季初セーブをあげました。

 <サムソン12−4LG>
 LGは2回表にサムソンの先発イム・チャンヨンから1番レフトのパク・ヨンテクの2ランなどで、4点を先取します。
 サムソンは3回裏、LGの先発イ・スンホから主砲イ・スンヨプの今季100打点目となるタイムリーなど打者12人で5者連続を含む8安打を集中し、一挙9点を取り逆転し、試合を一気に決めてしまいました。
 サムソンはその後も追加点をあげ、余裕の継投で快勝しました。
 イム・チャンヨンは最多勝争い単独トップとなる12勝目をあげました。
 一方、主砲イ・スンヨプの今季98試合目での100打点は韓国プロ野球史上最速ペースです。年間ホームラン記録だけでなく、打点の新記録も期待されます。

 <ロッテ4−0SK>
 ロッテはSKの先発チョ・ジンホ(元レッドソックス)を攻略し、1回裏に4番センターのイシオンのタイムリーで1点を先制し、2回裏には1点、3回裏にも3番DHキム・ウングクの2ランで2点を追加し、4−0とリードを広げます。
 投手陣は先発のヨム・ジョンソクが6回途中で降板したあとは、5人の小刻みな継投でSK打線を散発6安打無失点に抑えました。

 <キア6−5トゥサン>
 キアは1回表、3番ファーストのチャン・ソンホと5番ライトのパク・チェホンのタイムリーで2点を先制します。
 トゥサンも3回裏に3番DHキム・ドンジュのタイムリーで1点を返します。
 4回表にキアは1点を追加しますが、その裏トゥサンは代打ムン・ヒソンの犠牲フライや、キアの2番手コ・ウソクの暴投で3塁走者が生還し3−3の同点に追いつきます。
 5回表、キアは6番レフトのキム・ギョンオンのタイムリーで1点を勝ち越すと、6回表には2番セカンドのキム・ジョングクのタイムリーで2点を追加し、6−3とリードを広げます。
 トゥサンは8回裏、代打キム・チャンヒが古巣相手にタイムリーを放ち、さらにもう1本タイムリーが出て6−5の1点差に追い上げます。
 8回から登板したキアの中継ぎエースのイ・ガンチョルはトゥサンの反撃を断ち、チームが接戦を制するのに大きく貢献しました。

2003年8月8日(金)

<試合結果>
 ハンファ17−3現代(大田)
 サムソン6−4LG(大邱)
 SK8−3ロッテ(釜山・社稷)
 トゥサン1−1キア(ソウル・蚕室)

 <ハンファ17−3現代>
 ハンファは首位現代から1回裏に一挙5点を先制し、現代の先発マ・イリョンをわずか3分の1回でノックアウトしました。
 ハンファは3回裏に1点を追加し、現代も4回表に2点を返しますが、ハンファはその裏に3点、5回裏にも5点を追加し中盤で勝負を決めてしまいました。
 ハンファは7番ショートのペク・チェホが1HRを含む2安打5打点、8番イム・スミンが3安打3打点、チーム全体では先発全員安打となる16安打で17点をあげました。
 ハンファの先発で先月韓国球界に復帰したギーロンは今季初勝利をあげました。

 <サムソン6−4LG> 
 LGは1回表にマルティネスのタイムリーで1点を先制し、3回表にも1点を追加します。
 一方サムソンも3回裏に5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を返すと、4回裏には2番セカンドのコ・ジヘン(元阪神の高山智行)の犠牲フライで同点とします。
 LGは6回表、無死満塁から6番DHのチェ・ドンスの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1点を勝ち越すとさらにその後も犠牲フライで1点を追加し、4−2とリードを奪います。
 しかし7回裏、サムソンは6番ショートのブリトーの満塁弾で6−4と試合をひっくり返し、そのまま逃げ切りました。
 中継ぎで6回から登板したサムソンのチョン・ヒョヌクが4回無失点と好投し、今季2勝目をあげました。

 <SK8−3ロッテ>
 SKは1回表、3番ライトのイ・ジニョンのタイムリーなどで3点を先行します
 が、2回裏ロッテは4番センターのイシオンの2ランと5番DHキム・ウングクのソロHRで3−3の同点とされます。
 しかしSKは3回表イ・ジニョンの2ランで勝ち越すと、その後小刻みに得点を重ね最下位ロッテに快勝しました。
 SKの先発スミスは今季5勝目をあげ、6回からロングリリーフしたキム・ミョンワンがプロ入り初セーブをあげました。

 <トゥサン1−1キア>
 トゥサンの先発は入来、キアの先発はキム・ジヌと、8月3日のこのカードで熱い投手戦を繰り広げた2人が再び見ごたえのある投げ合いを披露しました。
 キアは2回表、7番DHイ・ジェジュのタイムリーで1点を先制します。
 トゥサンも4回裏に1死2・3塁から5番ファーストのチャン・ウォンジンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1−1の同点に追いつきます。
 その後は入来、キム・ジヌの投げ合いが続き、2人は9回まで得点を許さず、試合は延長に突入します。
 入来は9回が終わったところでマウンドを降りましたが、まだ高卒2年目のキム・ジヌは11回まで150球を投げ続けました。
 試合は12回が終了したところで1−1の引き分けとなりました。

2003年8月7日(木)

<試合結果>
 現代9−8キア(水原、ダブルヘッダー第1戦)
 キア4−2現代(水原、ダブルヘッダー第2戦)
 サムソン4−2トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 トゥサン5−2サムソン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 SK6−3LG(仁川・文鶴)
 ロッテ−ハンファは雨天中止。

 <現代9−8キア、ダブルヘッダー第1戦>
 <キア4−2現代、ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦はキアが1回表、3回表に2点ずつをあげ4−0とリードしますが、4回裏現代は5安打を集中し一挙5点を取り逆転に成功し、キアの先発リオスをノックアウトします。
 現代は6回裏に9番ショートのパク・チンマンの2ランで7−4とリードを広げますが、8回表キアに2本のタイムリーで7−6と1点差にされ、9回表にもキアは5番ライトのパク・チェホンの逆転2ランで8−7とします。
 9回裏、現代は5番キャッチャーのキム・ドンスのHRで同点とします。
 その後7番レフトのブロンバーが四球で出塁し、次の打者がバントして塁に進めようとしたらキアのイ・ジョンボムが3塁へ悪送球し、ブロンバーが生還し思わぬ形でサヨナラ勝ちを収めました。

 第2戦は、現代が1回裏、打点トップのサムソンのイ・スンヨプ(99打点)に1点差と迫る主砲シム・ジョンスのタイムリーで1点を先制します。
 しかしキアは、4回表と6回表に6番レフトのキム・ギョンオンにタイムリーが出て2点ずつを取り、4−1と逆にリードを奪います。
 9回裏にキアはイ・ガンチョルが登板し、現代の反撃を7番レフトのブロンバーのソロHRだけに抑え勝利しました。

 <SK6−3LG>
 SKは4回までに4番DHイ・ホジュン、現在首位打者の2番ライトのイ・ジニョンらの4本のソロアーチで4−0とリードします。
 SKは6回、7回にも1点ずつを加え、LGの反撃を3点で抑え勝利しました。
 SKの先発でルーキーのソン・ウンボムは6勝目をあげ、新人王の有力候補の一人となっています。

 <サムソン4−2トゥサン、ダブルヘッダー第1戦>
 <トゥサン5−2サムソン、ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦は、サムソンが3回表に4番DHのマ・ヘヨン、5番レフトのヤン・ジュンヒョクらのタイムリーで3点を取り先制します。
 トゥサンは5回裏に1番センターのチョン・スグンのタイムリーなどで2点を返します。
 その後はサムソンが継投でしのぎ、9回表にも1点を追加し勝利しました。
 サムソンは元阪神の高山智行ことコ・ジヘンが2番セカンドとして先発出場し、2安打を打ち勝利に貢献しました。

 第2戦はトゥサンが1回裏に1点を先制し、3回裏にも6番−8番の下位打線の3連続タイムリーで3点を取り4−0とリードを広げます。
 6回表にサムソンは6番ショートのブリトーの2ランで反撃しますが、その裏トゥサンは8番キャッチャーのホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加します。
 その後トゥサンは継投でリードを守り、9回表には守護神のク・ジャウンがサムソン打線を抑え勝利しました。

2003年8月6日(水)

<試合結果>
 トゥサン3−1サムソン(ソウル・蚕室)
 LG3−2SK(仁川・文鶴)
 ハンファ3−2ロッテ(馬山)
 現代−キアは雨天中止。

 <トゥサン3−1サムソン>
 サムソンは6回表、主砲イ・スンヨプのタイムリーで1点を先制します。
 しかしトゥサンは7回裏代打チャン・ウォンジンのタイムリーで同点とします。
 サムソンは8回から守護神のノ・ジャンジンをマウンドに送り必勝体制をとりますが、トゥサンに1番センターのチョン・スグンと2番ライトのチョン・サンヨルの連続タイムリーで2点を勝ち越され、ノ・ジャンジンは1アウトも取れず降板します。
 9回はトゥサンの守護神ク・ジャウンがサムソン打線を抑え、サムソンは今季初の4連敗となりました。

 <LG3−2SK> 
 SKは2回裏に5番ファーストのキム・ギテの2ランで先制しますが、その後追加点が奪えません。
 LGは4回表、3番センターのマルティネスのタイムリーで1点を返します。
 SKは9回表満を持して守護神チョ・ウンチョンをマウンドに送りますが、LGの6番ファーストのホン・ヒョヌに逆転2ランを打たれてしまいます。
 LGは守護神のイ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が9回裏を3人で完璧に抑え、23セーブ目をあげました。
 4位LGは5連勝と勢いに乗っており、一方3位SKは4連敗とLGとの勝数の差を4に縮められてしまいました。

 <ハンファ3−2ロッテ>
 ハンファは1回表に3番レフトのイ・ヨンウのタイムリーで1点を先制し、4回表にも5番DHのチョ・ヒョンスのHRなどで2点を追加します。
 一方ロッテは4回裏に5番ライトのソン・インホのタイムリーで1点を返します。
 そして7回裏にも8番キャッチャーのチェ・ギムンの犠牲フライで1点を返し、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)をマウンドから引きずり下ろします。
 その後ハンファはチョ・ギュスとパク・チョンジンの2人の中継ぎの継投によって1点差を守りきりました。
 ハンファの先発チョン・ミンチョルは1999年以来のシーズン10勝目をあげました。

 <その他のトピックス>
 ロッテのペク・インチョン(白仁天)監督がチームの成績不振のため更迭されました。
 ロッテは今季開幕12連敗を記録したあとも低迷を続け、7月中旬から8月上旬にかけて今季最悪の15連敗を記録し、勝率2割5分台で圧倒的最下位に沈んでいます。
 ペク・インチョン監督は現役時代日本のパリーグ4球団で19年間プレーし、1975年には太平洋クラブライオンズで首位打者を獲得しました。
 日本での現役引退後は、1983年に創設された韓国プロ野球のサムソンで選手兼監督として活躍しました。
 去年6月末に低迷するロッテの切り札として監督に就任しましたが、わずか1年余りで更迭の憂き目にあってしまいました。
 今シーズンの残り試合はキム・ヨンチョルヘッドコーチが監督代行として指揮を執ります。

2003年8月5日(火)

<試合結果>
 キア3−0現代(水原)
 LG6−5SK(仁川・文鶴)
 ロッテ5−4ハンファ(馬山)
 トゥサン−現代は雨天中止。
 このカードは6日ダブルヘッダーで行なわれます。

 <キア3−0現代>
 この試合は現代の本拠地水原で行なわれたということもあり、北朝鮮との経済交流の発展に貢献し、4日に投身自殺が確認された現代峨山(ヒョンデアサン)のチョン・モンホン会長を追悼するセレモニーが行なわれ、両チームの選手やコーチが黙祷をささげました。
 試合は3回表、キアが3番ファーストのチャン・ソンホのタイムリーで1点を先制し、5回表にも2番セカンドのキム・ジョングクのタイムリーでもう1点追加します。
 キアの先発チェ・サンドクは7回無失点の好投を見せ、チーム1番乗りとなる今季10勝目をあげました。
 現代の連勝は7でストップしました。

 <LG6−5SK>  
 SKは1回裏、2番セカンドのチョン・ギョンベのソロHRで先制し、2回裏にも6番レフトのチョ・ギョンファンのHRなどで2点を追加し3−0とします。
 いっぽうLGは5回表、6回表に1点ずつを入れ3−2と1点差に迫り、迎えた9回表にはまず5番DHのキム・ジェヒョンのソロHRで同点とし、9番ショートのアン・サンジュンの勝ち越し3ランで、6−3とします。
 追うSKも9回裏LGの守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)から2点を返しますが、何とか逃げ切られました。

 <ロッテ5−4ハンファ>
 ハンファの先発は最多勝争いトップタイの11勝をあげているイ・サンモクでしたが、1回裏ロッテは4番センターのイシオンのタイムリーで1点を先制し、2回裏にも1点、3回裏には3番DHのキム・ウングクのソロHRで3−0とリードします。
 しかしハンファは7回表、3番ライトのイム・ジェチョルの同点タイムリーなどで3−3とし試合を振り出しに戻します。
 試合はこのまま延長に突入し、10回表ハンファは4番ファーストのキム・テギュンが、ロッテの守護神イム・ギョンワンから勝ち越しソロHRを打ち、4−3とします。
 しかし16連敗だけはどうしても避けたいロッテは、その裏2アウトからハンファの守護神のピコタから連打で1・2塁とし、代打イ・ゲソンが同点タイムリーを打ち、次の打者パク・ヒョンスンがサヨナラタイムリーを打ち、連敗を15で止めました。


2003年8月3日(日)

<試合結果>
 現代6−3サムソン(大邱)
 ハンファ6−5SK(大田)
 キア2−0トゥサン(光州)
 LG5−0ロッテ(ソウル・蚕室)

 <現代6−3サムソン> 
 首位攻防第3ラウンドの先発は、現代はエースのチョン・ミンテ(元巨人)、サムソンは新外国人のライアンでした。
 現代は2回表に1点を先制し、3回表には9番ショートのパク・チンマンのHRで1点を追加し、2−0とリードします。
 サムソンも4回裏、4番DHマ・ヘヨンの第29号2ランで同点に追いつきます。
 6回表、今季高打率を残し首位打者争いをしている5番サードのチョン・ソンフンが空振り三振した際ボールが手首に当たり、退場します。
 6回表、現代はチョン・ソンフンの代わりに途中出場したキム・ドンスの3ランなどで4点を勝ち越します。
 サムソンは9回裏マ・ヘヨンのタイムリーで1点を返しますが、反撃もここまででした。
 現代はこの首位攻防戦でサムソンを3タテし、7連勝で首位の座をがっちりキープしました。
 チョン・ミンテは今季負けなしの11連勝となり、2000年シーズンから続く先発での連勝を韓国プロ野球新記録となる18まで伸ばしました。
 チョン・ソンフンは試合中に病院へ直行し、骨折で4−6週間の治療が必要と診断され、チームにとっても大きな痛手となりました。
 サムソンは今季初の3連敗を、首位攻防戦での3タテという最悪の形で喫してしまいました。

 <ハンファ6−5SK>
 ハンファは1回裏、4番ファーストのキム・テギュンのタイムリーなどで先制します。
 SKも4回表に1点を返し、6回表には8番キャッチャーのチョン・サンホと9番ライトのキム・ガンミンのタイムリーで3−2と逆転します。
 しかしハンファもその裏、5番ライトのチョ・ヒョンスの犠牲フライで同点とします。
 8回表、SKはハンファのセカンドのキム・スングォンが2つのエラーを犯し、2点を勝ち越します。
 ですがハンファも、代打イム・ジェチョルのタイムリーとSKのエラーで5−5の同点に追いつきます。
 このまま試合は延長に突入し、10回裏ハンファは3番レフトのイ・ヨンウがSKの守護神のチョ・ウンチョンからサヨナラホームランを放ち、シーソーゲームに決着をつけました。

 <キア2−0トゥサン>
 この試合はトゥサンの先発入来、キアの先発キム・ジヌ(2002年最多奪三振)の2人の投げ合いによる投手戦となりました。
 キアは3回裏に2番セカンドのキム・ジョングクの2点タイムリーで先制します。
 その後は入来、キム・ジヌともに試合終了まで1安打も打たれず、エラーや四球以外でランナーの出ない両チーム合計6安打の非常にしまった投手戦となりました。
 試合はキム・ジヌがトゥサン打線をわずか2安打に抑え完封し、6勝目をあげました。
 入来は好投しながらも完投負けとなり、今季6敗目(4勝5セーブ)を喫しました。

 <LG5−0ロッテ>
 LGは2回裏、8番サードのイ・ジョンヨルの犠牲フライなどで2点を先制し、4回裏には1番レフトのパク・ヨンテクのタイムリーで2点を追加します。
 LGの先発で奪三振トップのイ・スンホはロッテ打線を完封し、今季9勝目をあげ防御率も1位に躍り出ました。
 ロッテは泥沼の15連敗となり、今シーズンの最多連敗記録を更新し続けてます。

2003年8月2日(土)

<試合結果>
 現代7−5サムソン(大邱)
 ハンファ10−7SK(大田)
 トゥサン5−0キア(光州)
 LG5−4ロッテ(ソウル・蚕室)

 <現代7−5サムソン>
 注目の首位攻防戦第2ラウンドは、2回裏にサムソンが1点を先制しますが、3回表に現代が5番サードのチョン・ソンフンのタイムリーなどで3点を取って逆転します。
 5回表にも現代は1点を追加しますが、その裏サムソンは2番セカンドのパク・チョンファンのタイムリーと主砲イ・スンヨプの犠牲フライで2点を返し、4−3と追い上げます。
 ですが6回表、現代は8番キャッチャーのキム・ドンスのHRと主砲シム・ジョンスのタイムリーで3点を追加し、サムソンを突き放します。
 粘るサムソンは9回裏、現代の復活が期待される守護神、チョ・ヨンジュンから4番DHマ・ヘヨンの2ランで7−5と2点差に追い上げますが、反撃もここまででした。
 現代は6連勝でこの3連戦勝ち越しを決め、首位の座をがっちりキープしました。

 <ハンファ10−7SK>
 ハンファは1回裏1点を先制しますが、2回表8番ショートのキム・ミンジェの犠牲フライなどで2点を取り逆転し、ハンファは2回裏に1点を返し同点に追いつきます。
 ですがSKは3回には3番サードのディアズ(元広島)の2ランで4−2と勝ち越し、6回表に4番DHイ・ホジュンのソロHRと6番ファーストのカン・ヒョクの2ランで3点を奪い、7−2とリードを広げ試合の主導権を握ったかに見えました。
 ところがその裏、ハンファは4番ファーストのキム・テギュンの3ランと5番ライトのチョ・ヒョンスのソロHRと2試合連続アーチで7−6と1点差に迫り、その後も4連打で一挙この回6点を取り、8−7と逆転に成功します。
 さらに8回表ハンファはキム・テギュンのダメ押しタイムリーなどで2点を取り、そのまま逃げ切りました。

 <トゥサン5−0キア>
 トゥサンは2回表、5番セカンドのアン・ギョンヒョンのソロHRで1点を先制します。
 その後トゥサンは4回表にSKのエラーで2点を追加し、その後も追加点をあげ、先発のパク・ミョンファンら3人の継投でキア打線を完封しました。

 <LG5−4ロッテ>
 LGは3回裏1番レフトのパク・ヨンテクのソロHRで先制します。
 5回に両チーム1点ずつを取り2−1で迎えた6回表、ロッテは4番ライトのイシオンなどの3本のタイムリーで4−2と逆転します。
 ですが8回裏、LGは5番DHキム・ジェヒョンの2ランで4−4の同点に追いつきます。
 試合は延長に突入し、迎えた10回裏1死満塁の場面で6番ファーストのホン・ヒョヌのセーフティースクイズでサヨナラ勝ちしました。
 10回表に登板した守護神のイ・サンフン(元中日)が4勝目をあげました。ロッテは泥沼の14連敗となりました。

2003年8月1日(金)

<試合結果>
 現代6−5サムソン(大邱)
 SK10−7ハンファ(大田)
 キア6−5トゥサン(光州)
 LG4−3ロッテ(ソウル・蚕室)

 <現代6−5サムソン>
 注目の首位攻防戦は、現代の先発が今季負けなしの7勝をあげ新人王候補のイ・ドンハク、サムソンの先発がペ・ヨンスで始まりました。
 現代は1回表に1点を先制しますが、2回裏サムソンに7番ライトのカン・ドンウのタイムリーなどで3−1と逆転されます。
 現代は4回表に7番レフトのブロンバーのソロHR、6回表に4番のシム・ジョンスの第36号ソロHRで3−3の同点に追いつきます。
 しかし6回裏、サムソンは5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーなどで2点を勝ち越します。
 追う現代は7回表に5番サードのチョン・ソンフンのタイムリーで5−5の同点とし、8回表には1死3塁からサムソンのショートのブリトーがエラーを犯し、1点を勝ち越します。
 現代は7回から登板したクォン・ジュンホンが9回もしっかり抑え、7勝目をあげました。
 これで首位現代は5連勝となり2位サムソンと3勝差を付けました。

 <SK10−7ハンファ>
 この試合は序盤から激しい点の取り合いとなり、SKは4回表に一挙5点を取り、10−3と大きくリードします。
 ところがハンファは4回裏には2点、6回裏には4連打で2点を取り10−7と3点差に迫りますが、終盤はSKの継投策により無得点に抑えられてしまいました。
 SKは連敗を3でストップしました。

 <キア6−5トゥサン>
 キアの先発は、先日初勝利をあげた元守護神のチン・ピルジュンでした。
 キアは2回裏に1点を先制しますが、トゥサンは3回表に6番ファーストのムン・ヒソンの2ランなどで4点を取り逆転し、チン・ピルジュンはノックアウトされます。
 ですがキアは4回裏に1点を返し、6回裏には1番レフトのチャン・ソンホのタイムリーで4−4の同点に追いつきます。
 そして8回裏には2番セカンドのキム・ジョングクのタイムリーでキアが1点を勝ち越します。
 しかしトゥサンは9回表に3番レフトのチェ・ギョンファンの押し出し四球で同点に追いつき、試合は延長に突入します。
 そして12回裏、キアは9番ショートのホ・ジュンのサヨナラタイムリーで、5時間近くにわたる熱戦を制しました。
 9回から登板し12回までトゥサン打線を封じたキアの中継ぎのシン・ヨンウンが6勝目をあげました。

 <LG4−3ロッテ>
 ロッテは6回表、代打パク・チョンテのタイムリーで2点を先制します。
 LGは7回裏に7番キャッチャーのチョ・インソンのタイムリーなどで2−2の同点としますが、8回表ロッテに7番キャッチャーのチェ・ギムンにタイムリーを打たれ1点を勝ち越されます。
 しかし9回裏、ロッテの守護神イム・ギョンワンは8番サードのイ・ジョンヨルに同点タイムリーを打たれ、その後1番レフトのパク・ヨンテクの押し出し死球でLGがサヨナラ勝ちしました。

2003年7月31日(木)

<試合結果>
 現代6−0SK(水原)
 サムソン12−11ロッテ(大邱)
 キア2−1LG(光州)
トゥサン4−2ハンファ(ソウル・蚕室)

 <現代6−0SK>  
 現代はここまで10勝をあげているSKの先発チェ・チュンモから3回裏に2番ショートのパク・チョンホのタイムリーなどで2点を先制し、4回裏にはさらにもう1点追加し、チェ・チュンモをノックアウトします。
 7回裏の主砲シム・ジョンスの第35号HRなどで追加点を上げた現代が勝利しました。
 先発のキム・スギョン(2000年最多勝)は今季5勝目を完封で飾りました。

 <サムソン12−11ロッテ>
 サムソンの先発はここまで最多勝争いトップタイの11勝をあげているエースのイム・チャンヨンと、荒れる気配はないはずでしたが、イム・チャンヨンは2回途中でノックアウトされ、5回を終わって9−6とサムソンの3点リードととんでもない打撃戦となりました。
 特にサムソンの4番DHマ・ヘヨンは、自身3度目の3打席連続HRでこの試合だけで6打点をあげました。
 その後ロッテは徐々に追い上げ、8回表に7番キャッチャーのチェ・ギムンのタイムリーでついに11−10と逆転します。
 しかし、8回裏サムソンは3番ファーストのイ・スンヨプの第41号HR、5番レフトのヤン・ジュンヒョクの第22号HRと2本のソロアーチで12−11と逆転に成功します。
 最終回は守護神のノ・ジャンジンが締め、今季8勝目をあげました。この試合はサムソンが14安打、ロッテは21安打と両チーム壮絶な打撃戦となったことがこの数字によく表れています。
 サムソンはこれでホームゲーム12連勝、一方ロッテは開幕直後に続く2度目の12連敗です。

 <キア2−1LG>
 キアは3回裏、1番センターのイ・ジョンボム(元中日)のソロHRで先制しますが、4回表にLGは6番ファーストのホン・ヒョヌの犠牲フライにより同点に追いつきます。
 しかし6回裏、キアは2死満塁から2番セカンドのキム・ジョングクの押し出し死球で勝ち越し、そのまま逃げ切りました。
 キアの先発として好投したリオスは今季7勝目をあげました。
 キアはLGに代わって4位進出の可能性が高くなりました。

 <トゥサン4−2ハンファ>
 トゥサンは1回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)から3番DHキム・ドンジュのタイムリーなどで3点を奪います。
 ハンファは4回表に3番ライトのイ・ヨンウと8番キャッチャーのイ・ドヒョンのタイムリーで2点を返します。
 その後トゥサンは7回表に1点を追加し、2点差のリードを守護神のク・ジャウンが保ち快勝しました。

2003年7月30日(水)

<試合結果>
 現代7−4SK(水原) 
 サムソン13−7ロッテ(大邱)
 LG8−2キア(光州)
 トゥサン1−0ハンファ(ソウル・蚕室)

 <現代7−4SK> 
 SKは2回表5番サードのディアズ(元広島)のソロアーチで先制し、3回表に2点を追加しリードを広げますが、現代は3回裏に2番セカンドのパク・チョンホ(2000年首位打者)などのタイムリーで3−3の同点に追いつきます。
 現代は4回裏8版キャッチャーのキム・ドンスのタイムリーで勝ち越すと、5回裏には3点を追加しそのまま勝利しました。

 <サムソン13−7ロッテ>
 サムソンは1回裏5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制し、2回裏にも9番サードのキム・ハンスの2ランで追加点をあげます。
 そして3回裏1番センターのパク・ハニから始まってヤン・ジュンヒョク、7番ライトのカン・ドンウ、8番キャッチャーのチン・ガビョンら4人がHRを放ち、一挙6点を奪います。
 その後6番ショートのブリトーにも2打席連続アーチが出て、7本のHRで13点を奪ったサムソンが快勝しました。
 サムソンはこれでホームゲーム11連勝となり、ロッテは11連敗といまだにオールスター戦後勝ち星がありません。

 <LG8−2キア>
 LGは1回表に3番センターのマルティネスのタイムリーなどで2点を先制しますが、1回裏キアは1番ライトのイ・ジョンボム(元中日)の先頭打者アーチで1点を返します。
 LGは2回から5回まで7番キャッチャーのチョ・インソン、6番ファーストのホン・ヒョヌらのソロHRなどで1点ずつ取り、6−2とリードを広げます。
 7回表には4番ライトのアルカントゥラの2ランで2点を追加し、そのまま勝利しました。
 この試合アルカントゥラは4安打2打点の大活躍でした。
 この勝利によりLGはキアを抜いて4位浮上となりました。

 <トゥサン1−0ハンファ>
 ハンファの先発はこれまでイム・チャンヨン(サムソン)と並ぶ最多勝トップタイの11勝をあげているイ・サンモクで、トゥサンの先発は今月キアからトレードされた去年の最多勝投手、キーファーでした。
 試合は両投手の好投で白熱した投手戦となりました。
 特にイ・サンモクは8回途中まで12奪三振を奪う好投を見せました。
 試合はトゥサンが9回裏1死満塁のサヨナラのチャンスで、ハンファの2番手で中継ぎエースのパク・チョンジンから9番ショートのキム・ミノがサヨナラタイムリーを放ち勝利しました。
 キアは完封で移籍後初勝利となるシーズン5勝目(5敗)をあげ、これでトゥサンは4連勝です。

2003年7月29日(火)

<試合結果>
 現代13−6SK(水原) 
 サムソン7−4ロッテ(大邱)
 LG3−1キア(光州)
 トゥサン8−4ハンファ(ソウル・蚕室)

 <現代13−6SK> 
 SKは現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)を攻め、1回・2回表に1点ずつをあげますが、現代は3回裏に6番ファーストのチョン・グンピョの3ランなどで4点を取り、4回裏にも4点を取り8−2と逆に大きくリードします。
 SKは5回表にSKは4番DHイ・ホジュンの2ランで追い上げますが、その後現代は着実に得点を重ね、13−6で勝利しました。
 現代のチョン・ミンテは今季負けなしの10勝目をあげ、2000年から続く韓国プロ野球での先発での連勝を17とし、8年ぶりに韓国プロ野球新記録を達成しました(2001・02年は巨人に在籍)。
 また、現代の1番レフトのチョン・ジュンホは5打数5安打の大活躍でした。

 <サムソン7−4ロッテ>
 ロッテは6回表のイシオンのホームランなどで2−0とリードしていましたが、6回裏にサムソンは4番DHマ・ヘヨン(1999年首位打者)のタイムリーで同点に追いつきます。
 しかしロッテは7回表に2番セカンドのシン・ミョンチョルの2ランで4−2と勝ち越しますが、8回裏にサムソンは5番レフトのヤン・ジュンヒョク(2001年など3度の首位打者に輝く)の2ランで4−4の同点とします。
 試合は延長10回裏、サムソンが6番ショートのブリトーのサヨナラ3ランで勝利しました。
 サムソンはこれでホームゲーム10連勝となり、一方ロッテは10連敗となりオールスター(7月17日)後は1勝もしてません。

 <LG3−1キア>
 LGは4回表、昨年の韓国シリーズ以来8ヶ月ぶりに怪我から復帰した5番DHのキム・ジェヒョンの3ランが決勝点となり、キアに勝利しました。
 キム・ジェヒョンはサードのレギュラーとして数年間活躍しており、1日も早い復帰が望まれていました。
 LGの先発イ・スンホは8勝目をあげ9個の三振を奪い、今季100奪三振1番乗りを達成し奪三振王争いトップを独走しています。
 一方敗戦投手となった昨年の奪三振王、キアの先発キム・ジヌも9個の三振を奪いました。

 <トゥサン8−4ハンファ>
 初回は両チーム共に1点ずつを取り合い、1−1の同点で迎えた2回裏、トゥサンは7番サードのホン・ウォンギのソロHRを皮切りに3点を奪い試合の主導権を握ります。
 その後ハンファは1点を返しますが、トゥサンは5回裏にホン・ウォンギの犠牲フライで1点を追加し、6回裏には4番ライトのシム・ジェハクのタイムリーなどで3点を奪い、そのままリードを保ち勝利しました。
 トゥサンの先発入来は6回を2失点に抑え今季4勝目(5敗5セーブ)をあげ、2番レフトのチョン・サンヨルは打点こそなかったものの4安打を放ちチャンスを広げ、チームの勝利に貢献しました。

2003年7月27日(日)

<試合結果>
 キア5−2ロッテ(釜山・社稷)
 現代−ハンファ、サムソン−SK、トゥサン−LGは雨天中止。

 <キア5−2ロッテ>

 キアは1回表、4番ショートのホン・セワンと5番ライトのパク・チェホンのタイムリーで2点先制します。
 3回表には3番ファーストのチャン・ソンホの2ランでリードを広げます。
 その裏にロッテは4番DHイシオンの2ランで反撃しますが、5回表にキアは1番センターのイ・ジョンボム(元中日)のソロHRで5−2とし、そのまま逃げ切りました。
 キアの先発カン・チョルミンは今季初勝利を完投で飾りました。
 キアはロッテ戦今季13勝負けなしの1分けと、対戦連勝記録を伸ばし続けています。

2003年7月26日(土)

<試合結果>
 現代7−5ハンファ(水原)
 SK8−7サムソン(仁川・文鶴)
 キア4−1ロッテ(釜山・社稷)
 トゥサン10−2LG(ソウル・蚕室)

 <現代7−5ハンファ>
 ハンファは1回表、2回表に2点ずつを取り4−0とリードしますが、2回裏現代は打者一巡の猛攻で5点を取り逆転します。
 3回表ハンファは再び同点に追いつきますが、その裏現代は6番ファーストのチョン・グンピョと8番キャッチャーのキム・ドンスのソロアーチ2本で7−5とします。
 荒れ気味だった試合も4回以降は現代の中継ぎエース、イ・サンヨルの好投もあり、両チーム無得点に終わり、現代の先発イ・ドンハクは今季負けなしの7勝目を飾りました。

 <SK8−7サムソン>
 SKは4番サードのディアズ(元広島)と5番DHのイ・ホジュンが2ホーマーずつ、3番ライトのイ・ジニョンも1ホーマーを放ち、計5本塁打で7回までに8−1と大きくリードします。
 しかし、8回表サムソンは3番ファーストのイ・スンヨプの第40号HRを皮切りに打者一巡の猛攻で6点を奪い、8−7と一点差に迫ります。
 しかし、9回表はSKの守護神チョ・ウンチョンに抑えられてしまいました。
 イ・スンヨプは今季78試合目で40本塁打到達となり、これは米大リーグのバリー・ボンズの82試合(2001年)を抜く世界新記録となりました。
 このペースですと、公式戦133試合では64本打つ計算となり、自己の持つ韓国プロ野球記録の54本(1999年)と日本プロ野球記録の王貞治(1964年)、ローズ(2001年)、カブレラ(2002年)らの持つ55本は抜くことが可能です。

 <キア4−1ロッテ>
キアの先発は2度の最優秀救援投手に輝き、今季トゥサンから移籍しオールスター戦後抑えから転向したチン・ピルジュンでした。
 チン・ピルジュンは5回無失点に抑え、その後キア投手陣は継投で逃げ切りました。
 チン・ピルジュンは今季3勝目を先発初勝利で飾り、新守護神ジョンソンも2セーブ目をあげました。
 キアはロッテ戦今季負けなしの12勝目(1分け)とこれ以上ないお得意様にしています。

 <トゥサン10−2LG>
 LGは1回裏に1点を先制しますが、2回表トゥサンにあっさり同点にされ、その後トゥサンは3回表3番DHキム・ドンジュの2ランで勝ち越し、その後も得点を積み重ね18安打で10点を奪い、LGに圧勝しました。

2003年7月25日(金)

<試合結果>
 ハンファ10−7現代(水原)
 サムソン7−6SK(仁川・文鶴)
 キア9−8ロッテ(釜山・社稷)
 トゥサン11−5LG(ソウル・蚕室)

 <ハンファ10−7現代>
 現代は1回裏、主砲シム・ジョンスの第34号3ランで先制します。
 ところがハンファは2回表に3点を取り同点、3回表に2点を取って一気に勝ち越します。
 7−5とハンファ2点リードで迎えた8回裏、現代は主砲シム・ジョンスのタイムリーなどで同点に追いつき、試合は延長に突入します。
 11回表、ハンファは6番キャッチャーのイ・ドヒョンのタイムリーなどで3点を勝ち越し、そのまま逃げ切り現代の連勝を8でストップさせました。
 抑えから中継ぎに転向したハンファの6番手ピコタは3回無失点に抑え、今季2勝目をあげました。
 試合時間は5時間17分と非常に長く、試合終了は11時48分と韓国プロ野球史上最も遅い時間に終わった試合となりました。

 <サムソン7−6SK>
 サムソン先発は最多勝争いトップタイの11勝をあげているイム・チャンヨンです。
 ところが、今日は4回3失点と今ひとつの内容で早々と降板しました。
 3−2とSKリードで迎えた6回表、サムソンは4番DHマ・ヘヨンのタイムリーなどで5−3と逆転に成功します。
 ところが8回裏、SKは2番ショート、キム・ミンジェと代打イ・ホジュンの2ホーマーで3点を取り6−5と逆転します。
 土壇場の9回表、サムソンは7番ライトのカン・ドンウが同点ホームランを打ち、試合は延長に突入します。
 そして試合に決着を付けたのは、ここまでいいところがなかったサムソンの主砲、イ・スンヨプの一振りでした。
 11回表、イ・スンヨプはSKの守護神、チョ・ウンチョンから第39号ソロアーチを放ち、1点を勝ち越したサムソンはキム・ヒョヌクの好投で熱戦を制し連勝を4に伸ばしました。

 <キア9−8ロッテ>
 キアは1回表に2点を先制しますが、その裏ロッテに5点を取られ先発のカン・チョルミンは1アウトも取れず降板します。
 5回表、キアは2番セカンドのキム・ジョングク(2002年盗塁王)のタイムリーなどで一気に4点を取り6−5と逆転します。
 しかしその裏、ロッテは5番ライトのソン・インホのタイムリーなどで2点を取り7−6と逆転します。
 6回表キアはキム・ジョングクの犠牲フライで再び同点に追いつきます。
 ですが7回裏、ロッテは1点を勝ち越し再びリードを奪います。8回表キアは先頭打者で1番ライトのイ・ジョンボム(元中日)が2塁打でチャンスを作ると、続くキム・ジョングクがタイムリー3塁打を放ち同点、さらには3番ファーストのチャン・ソンホの内野ゴロの間にキム・ジョングクが生還し三度逆転に成功します。
 キム・ジョングクはこの試合4打数4安打3打点と目覚しい活躍でした。
 その後はキアの4番手のイ・ガンチョルと新外国人ジョンソンがロッテ打線を抑え、1点差を守りきりました。イ・ガンチョルは今季6勝目、ジョンソンは来韓初セーブをあげました。
 キアはロッテ戦今季11勝負けなしの1分けと、これ以上ないほどのお得意様にしています。

 <トゥサン11−5LG>
 トゥサンは1回表、2回表にそれぞれ打者9人ずつを送り4点ずつ奪い、8−0と序盤で試合を決めてしまいました。
 LGも3回裏に4番ライトのアルカントゥラの満塁弾で4点差とし、7回裏にも1点を返し8−5と3点差に詰め寄りますが、8回表トゥサンは代打チャン・ウォンジンの3ランで突き放し、そのまま勝利しました。

2003年7月24日(木)

<試合結果>
 現代8−6ロッテ(釜山・社稷)
 サムソン11−2トゥサン(大邱)
 LG3−1SK(ソウル・蚕室)
 キア12−4ハンファ(テジョン)

 <現代8−6ロッテ>
 ロッテは1回裏3番ライトのペレス(元オリックス)の7号2ランで先制します。
 しかし3回表、現代は3本のタイムリーを集中し3点を取り逆転、4回表には3番センターのイ・スンヨンの2ランなどで3点を取りリードを広げます。
 現代はさらに5回表新外国人ブロンバーの来韓第1号HRで1点を追加しますが、ロッテも久々に代打で登場したかつての看板選手、代打パク・チョンテのタイムリーで1点を返します。
 ですが7回表には主砲シム・ジョンスの33号HRでもう1点を追加しましました。
 9回裏は22日に1軍復帰したばかりの守護神チョ・ヨンジュン(2002年新人王・最優秀救援投手)が2点を失いながらも今季16セーブ目をあげ、復活をアピールしました。
 現代はこれで8連勝し、首位をがっちりキープしています。

 <サムソン11−2トゥサン>
 サムソンは1回裏、5番レフトのヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点先制し、その後打線が爆発し先発全員安打で11点を奪い快勝しました。
 6回裏には4試合HRのなかったイ・スンヨプに第38号ソロHRが出ました。
 サムソンの先発の新外国人ライアンは7回を無失点に抑え、来韓初登板初先発で初勝利をあげました。
 サムソンはLG戦に負けたSKに勝ち星で並び、負け数がSKより少ないためSKを抜いて2位に浮上しました。

 <LG3−1SK>
 SKは5回表、1番センターのチョ・ウォヌのタイムリーで1点を先制します。
 LGは6回裏、8番キャッチャーのチョ・インソンの2点タイムリーで逆転し、チョ・インソンは8回裏にもタイムリーを打ち1点を追加します。
 9回裏LGは守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)がきっちり抑え、今季20セーブ目をあげました。
 SKはこの敗戦でトゥサン戦に勝利したサムソンに勝ち星で並ばれ、負け数がサムソンより多いため3位に転落しました。

 <キア12−4ハンファ>
 キアの先発は、イム・チャンヨン(サムソン)と並んで最多勝争い争いトップタイの11勝をあげているイ・サンモクでした。
 しかし今日は乱調で、5回途中7失点で降板してしまいました。
 キア打線は先発全員安打でその後も追加点を取り、ハンファに大勝しました。
 キアのイ・ジョンホム(元中日)は3回表に今季29個目の盗塁を決め、パク・ヨンテク(LG)と並んで盗塁王争いトップタイとなりました。


2003年7月23日(水)

<試合結果>
 現代6−1ロッテ(釜山・社稷)
 サムソン3−2トゥサン(大邱)
 LG6−5SK(ソウル・蚕室)
 ハンファ3−2キア(大田)

 <現代6−1ロッテ>
 現代は4回表に主砲シム・ジョンスのタイムリーで1点先制し、その後も追加点をあげリードを広げます。
 現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)は6回を1失点に抑え今季9勝目をあげ、2000年シーズンからの韓国プロ野球での連勝を16に伸ばしました(2001−02シーズンは巨人に在籍)。
 現代は今シーズンのロッテとの対戦成績は13勝1分けの負けなしと、首位と最下位の差を如実に表しています。

 <サムソン3−2トゥサン>
 サムソンは1回裏トゥサンの先発入来から4番DHマ・ヘヨンのタイムリーで1点を先制します。
 2回表、トゥサンは4番ライトのシム・ジェハクと6番ファーストのムン・ヒソンのソロホームラン2本で逆転します。
 4回裏、サムソンは7番ライト、カン・ドンウのタイムリーで同点に、6回裏には8番キャッチャー、チン・ガビョンのタイムリーで3−2と逆転し、入来をこの回で降板させます。
 サムソンはこのまま1点差を守りきり、入来は今季5敗目(3勝)を喫しました。

 <LG6−5SK>
 2−0とリードされた4回裏、LGは3番センターのマルティネスの2ランで同点とします。
 5回裏LGは1番レフトのパク・ヨンテクのタイムリーで1点を勝ち越し、7回裏にはマルティネスのこの試合2本目となる2ランで5−2とリードを3点に広げます。
 しかし8回表、SKは代打キム・ギテの犠牲フライで2点差に迫り、9回表はLGの守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)から1番センターのチョ・ウォヌが同点2ランを打ち試合の行方は分からなくなります。
 ですが、9回裏2死3塁の場面でLGは代打のチャン・ジェジュンがサヨナラタイムリーを放ち、6−5でLGがサヨナラ勝ちを収めました。
 9回表同点に追いつかれたイ・サンフンは今季3勝目をマークし、セーブポイントを22としました。

 <ハンファ3−2キア>
 キアは2回表、8番キャッチャーのキム・サンフンの2ランで先制します。
 一方ハンファは5回裏、キアの先発リオスを捕らえ1死満塁から2番ショート、ハン・サンフンの2点タイムリーとキム・サンフンのパスボールで3点を取り逆転します。
 ハンファの先発チョン・ミンチョルは5回で降板したものの、ハンファは6回から9回まで投手5人の継投で乗り切り、チョン・ミンチョルに今季9勝目をプレゼントしました。
 ハンファはこれで5連勝です。

2003年7月22日(火)

<試合結果>
 ハンファ4−3キア(大田)
 トゥサン−サムソン、現代−ロッテ、SK−LGは雨天中止。
 これらの3カードは、23日ダブルヘッダーで行われます。

 <ハンファ4−3キア>
 ハンファは1回裏、3番レフトのイ・ヨンウのタイムリーで1点先制します。
 一方キアは3回表、1番ライトのイ・ジョンボム(元中日)と3番ファーストのチャン・ソンホ(2002年首位打者)がそれぞれソロHRを放ち、2−1と逆転します。
 さらにキアは6回表にも1点を追加しますが、その裏ハンファは5番キャッチャーのイ・ドヒョンに2点タイムリーが出て3−3の同点に追いつきます。
 そしてこのまま延長突入かと思われた9回裏、ハンファは無死1塁で代打チョ・ヒョンスがキアの守護神、チン・ピルジュンからサヨナラ2塁打を打ち、4−3でハンファが勝利しました。
 これでハンファは4連勝、現代・SK・サムソンの上位3強だけでなく、ポストシーズン進出権が得られる4位争いも、4位LG、5位キア、6位ハンファが3勝差にひしめく混戦となってきました。

 <トピックス>
 現代の守護神として活躍し、昨年新人王と最優秀救援投手の2冠に輝いたチョ・ヨンジュンが1軍に復帰しました。
 チョ・ヨンジュンは6月5日に右肩の筋肉痛で1軍を登録抹消されていました。

2003年7月20日(日)

<試合結果>
 SK8−5キア(光州)
 現代−トゥサン、LG−サムソン、ハンファ−ロッテは雨天中止。

 <SK8−5キア>
 キアは1回裏、3番ファースト、チャン・ソンホ(2002年首位打者)の2ランで先制します。
 しかしSKも2回表に、1番センター、チョ・ウォヌの同点2点タイムリー、3番ライト、イ・ジニョンなどのタイムリーで4点を取り逆転します。
 一方キアは4回裏に1点を返し、5回裏にイ・ジョンボム(元中日)の好走塁やSKのエラーもあって2点を取り、5−4と逆転します。
 6回表SKは9番ショート、キム・ミンジェの同点タイムリー、その後チョ・ウォヌとイ・ジニョンなど連打が続き一気に7−5と逆転します。
 イ・ジニョンは8回表にもダメ押しタイムリーを打ち、SKは9回守護神、チョ・ウンチョンが2死満塁のピンチをしのぎ今季28セーブポイント目をあげました。
 SKは連敗を3で止め、首位現代と勝ち数で並びました。

2003年7月19日(土)

<試合結果>
 現代11−7トゥサン(ソウル・蚕室)
 サムソン2−0LG(大邱)
 キア6−4SK(光州)
 ハンファ8−3ロッテ(大田)

 <現代11−7トゥサン>
 1回裏、現代の先発マ・イリョンは先頭打者にヒットを許した後、なんと3者連続四球を与えトゥサンに1点を献上し、1アウトも取れないまま降板しました。
 その後トゥサンはこの回一気に6点を取り、試合の主導権を完全に握ったかに見えました。
 2回表、現代は5番サード、チョン・ソンフンのソロホーマーで反撃を開始し、3回表には5本のヒットを浴びせ4点を取り、6−5と1点差に迫ります。
 4回表には7番ファースト、チョン・グンピョのソロホームランで同点に追いつきます。
 トゥサンも4回裏に1点を勝ち越しますが、5回表現代もすかさず同点に追いつきます。
 そして6回表にパク・チョンホ(2000年首位打者)のタイムリーで現代は2点を勝ち越し、その後9回にも2点を追加し、6点差を跳ね返す逆転勝利を収め首位をキープしました。

 <サムソン2−0LG>
 この試合はサムソンの先発イム・チャンヨンとLGの先発キム・グァンスの好投で投手戦となりました。
 サムソンは2回裏8番ライト、カン・ドンウのタイムリーで1点を先制しますが、追加点がなかなか奪えません。
 7回表、サムソンはLGのショート、ユ・ジヒョンのエラーで1点を追加します。
 イム・チャンヨンは最多勝争いトップに立つ11勝目を6安打完封で飾りました。

 <キア6−4SK>
 キアは1回裏に4番ショート、ホン・セワンのタイムリーなどで2点を先制します。
 しかしSKは2回表、ディアズ(元広島)のソロアーチを皮切りにこの回4点を取り、逆転に成功します。
 キアは5回裏、まずホン・セワンの同点2点タイムリーでSKに追いつき、代打キム・ギョンオンの勝ち越し2点タイムリーでこの回4点を取り、6−4と逆転します。
 試合は6回表SKの攻撃中に雨が強くなったため、コールドゲームとなりました。SKにとっては不運な敗戦です。

 <ハンファ8−3ロッテ>
 2−2の同点で迎えた3回裏、ハンファは3番レフト、イ・ヨンウのタイムリーで1点を勝ち越し、4回裏には2点を追加、5回裏には7番キャッチャー、イ・ドヒョンのこの試合2本目となるホームランなどで2点を追加し、ロッテに快勝しました。
 ハンファの先発イ・サンモクは11勝目をあげ、サムソンのイム・チャンヨンと並んで最多勝争いトップタイに立っています。

2003年7月18日(金)

 この日は公式戦はありませんでした。

 ハンファは新外国人投手として、1999−2001年までロッテジャイアンツで活躍していたギーロンを獲得しました。
 ギーロンは2001年シーズン途中に負傷でロッテを退団後、先日韓国へ入国しハンファの入団テストを受け合格しました。
 ロッテでは先発として活躍し、3年間の通算成績は19勝11敗です。
 ハンファではイ・サンモク(10勝)、チョン・ミンチョル(8勝)、ソン・ジヌ(4勝)に続く第4の先発としての活躍が期待されます。

 サムソンの新外国人投手、ライアンがチームに合流しました。
 ライアンはイム・チャンヨン(10勝)、キム・ジヌン(7勝)に続く第3の先発として起用が予定されています。
 昨年最優秀防御率のタイトルに輝き韓国シリーズ制覇にも貢献したエルビラ(元近鉄)は、今季わずか1勝と大きく期待を裏切っており、その穴埋めも期待されています。

2003年7月17日(木)

<試合結果>(2003年プロ野球オールスターゲーム)
 西軍9−4東軍
 
 西軍:LG、キア、現代、ハンファ
 東軍:サムソン、トゥサン、SK、ロッテ

 今年のオールスターゲームは、ハンファの本拠地大田で行なわれました。
 試合前には前座としてオールドスターチームと芸能人チームの対戦が行われ、オールドスターチームではあのソン・ドンヨルも登板しました。
 そして始球式はなんとノ・ムヒョン大統領が行ないました。
 試合は東軍先発が現在最多勝争いトップタイのイム・チャンヨン(サムソン)、西軍が奪三振1位のイ・スンホ(LG)で始まります。
 2回裏、西軍はイ・ジョンボムの2点タイムリーで先制します。
 しかもこの回イ・ジョンボムは、さらにランナーを3塁において果敢に盗塁まで決め、続くパク・ヨンテク(LG)のタイムリーでイ・スンヨプがホームインし、さらに2点を追加します。
 5回裏にヒットで出塁したイ・ジョンボムはすかさず盗塁を決め、続くチャン・ソンホ(キア、2002年首位打者)のタイムリーで追加点のホームを踏みます。
 6回裏西軍はキム・ジョングク(キア、2002年盗塁王)のタイムリーでさらに2点を追加し、ここで西軍7点リードと、勝負は完全にあったかに思えました。
 しかし8回表、東軍はアン・ギョンヒョン(トゥサン)のタイムリーと現在首位打者のキム・ドンジュ(トゥサン)の3ランで一挙4点を返し、3点差に迫ります。
 ですが8回裏、西軍はキム・テギュン(ハンファ)とキム・サンフン(キア)がソロホーマーを放ち2点を追加し、そのまま逃げ切り9−4で勝利しました。

 MVPは2安打2打点2盗塁の成績で、西軍の勝利に大きく貢献したイ・ジョンボム(キア)が初受賞しました。
 注目の東軍のイ・スンヨプは2塁打2本と期待されたなりの活躍を見せましたが、残念ながら後続が打ち取られ勝利には結びつきませんでした。

2003年7月15日(火)

 韓国プロ野球も、日本同様前半戦が終わりました。今回はこれまであまりお伝えしなかった個人タイトル上位者の成績を掲載します。
 (記録はすべて7月13日現在)

 (打撃各部門ベスト5)

 <打率>
 1.キム・ドンジュ(トゥサン)  .345
 2.イ・ジニョン(SK)     .341
 3.チョン・ソンフン(現代)   .338
 4.シム・ジョンス(現代)    .333
 5.ヤン・ジュンヒョク(サムソン).329

 <ホームラン>
 1.イ・スンヨプ(サムソン)   37
 2.シム・ジョンス(現代)    32
 3.マ・ヘヨン(サムソン)    23
 4.ヤン・ジュンヒョク(サムソン)19
   イ・ホジュン(SK)

 <打点>
 1.イ・スンヨプ(サムソン)   90
 2.シム・ジョンス(現代)    79
 3.キム・ドンジュ(トゥサン)  61
 4.マ・ヘヨン(サムソン)    60
 5.イ・ホジュン(SK)     58

 <安打>
 1.イ・ジニョン(SK)    102
 2.イ・ジョンボム(キア)    95
 3.イ・スンヨン(現代)     91
   キム・ドンジュ(トゥサン)
 5.チョン・ソンフン(現代)   89

 <盗塁>
 1.パク・ヨンテク(LG)    29
 2.イ・ジョンボム(キア)    25
 3.ユ・ジヒョン(LG)     16
 4.イ・ヨンウ(ハンファ)    15
 5.チョン・スグン(トゥサン)  14
   ら他2名

 (投手各部門ベスト5)
 <勝利>
 1.イム・チャンヨン(サムソン) 10
   バワーズ(現代)     
   イ・サンモク(ハンファ)
 4.チョン・ミンテ(現代)     8
   チョン・ミンチョル(ハンファ)
   ら他2名

 <防御率>
 1.イ・サンモク(ハンファ)   2.67
 2.イム・チャンヨン(サムソン) 2.81
 3.イ・スンホ(LG)      2.96
 4.バワーズ(現代)       3.00
 5.チェ・サンドク(キア)    3.16

 <セーブポイント>
 1.チョ・ウンチョン(SK)   27
 2.ノ・ジャンジン(サムソン)  24
 3.イ・サンフン(LG)     21
 4.チン・ピルジュン(キア)   20
 5.クォン・ジュンホン(現代)  15
   チョ・ヨンジュン(現代)

 <奪三振>
 1.イ・スンホ(LG)      88
 2.チョン・ミンテ(現代)    78
 3.キム・ジヌ(キア)      71
 4.リオス(キア)        69
 5.ソン・ジヌ(キア)      68
   キム・スギョン(現代) 

 <ホールド>
 1.イ・ガンチョル(キア)    11
   イ・サンヨル(現代)
 3.カ・ドゥギョム(ロッテ)    9
 4.チャ・ミョンジュ(トゥサン)  8
   ら他5名

2003年7月13日(日)

<試合結果>
 現代4−1SK(仁川・文鶴、ダブルヘッダー第1戦)
 現代4−4SK(仁川・文鶴、ダブルヘッダー第2戦)
 LG7−1キア(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 キア1−0LG(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 トゥサン−ロッテ、サムソン−ハンファのダブルヘッダーは雨天中止。

 <現代4−1SK、ダブルヘッダー第1戦>
  <現代4−4SK、ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦は、現代の先発チョン・ジュンホが好投し7回途中まで1失点に抑え、4−1で快勝しました。
 チョン・ジュンホは約2年ぶりの先発勝利です。SK打線はわずか2安打しか打てず、ついに勝ち星で現代に並ばれ、SKより負け数が少ないため5連勝と好調の現代が首位に立ちました。
 第2戦は、1回表現代が先制するものの、その裏SKが首位打者イ・ジニョンの3ランで逆転します。
 ですが3回表に現代は主砲シム・ジョンスのタイムリーなどで追いつきます。
 5回にお互い1点ずつ取り合い、現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)は6回途中で降板します。
 その後両チーム点が取れず、延長12回4−4の引き分けに終わりました。
 この結果、オールスター前での首位は現代となり、2位はSK、3位はこの日試合がなかったサムソンとなりました。

 <LG7−1キア、ダブルヘッダー第1戦>
  <キア1−0LG、ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦は、LG打線がキアの先発リオスを攻略し、3、4回裏に1点ずつ、5回裏は6安打を集中し5点をあげ、勝負を一気に決めてしまいました。
 第2戦は、去年高卒新人ながらも11勝をあげ、最多奪三振のタイトルに輝いたキアの先発、キム・ジヌが11三振を奪う見事な投球で虎の子の1点を守りきり、完封で今季5勝目をあげました。

 なお、韓国プロ野球は17日のオールスター戦を挟んでオールスター休みに入り、公式戦再開は19日となっています。

2003年7月12日(土)

<試合結果>
 ハンファ4−1サムソン(大田)
 トゥサン−ロッテ、キア−LG、現代−SKは雨天中止。
 これらのカードは13日ダブルヘッダーで行なわれます。

 <ハンファ4−1サムソン>
 サムソンは3回表に先制しますが、その裏ハンファにすぐさま同点とされ、7回裏ハンファは3番レフト、イ・ヨンウの2ランと4番ファースト、キム・テギュンのソロアーチで3点を勝ち越されます。
 ハンファの先発チェ・ギョンピルはサムソン打線を1点に抑え、約2年ぶりの勝利を完投で飾りました。

2003年7月11日(金)

<試合結果>
 現代12−4SK(仁川・文鶴) 
 ハンファ3−1サムソン(大田)
 キア4−3LG
 トゥサン−ロッテは雨天中止。
 このカードは12日ダブルヘッダーで行われます。

 <現代12−4SK>
 この試合は現代の主砲、「ヘラクレス」のあだ名を持つシム・ジョンスのワンマンショーとなりました。
 4回表、シム・ジョンスは第30号先制2ランを放ちます。4−1で迎えた5回には第31号2ランでSKを突き放し、とどめは7回表の第32号3ランでした。
 3打席連続HRに7打点と文句のつけようがないシム・ジョンスは、ハンファ戦で第37号HRを放ったサムソンのイ・スンヨプに5本差と迫りました。
 優勝の行方同様、この2人のHR王争いからも目が離せません。

 <ハンファ3−1サムソン>
 サムソンは梅雨により試合がずっと雨天中止になっていたため、6日ぶりの公式戦となりました。
 ハンファの先発は防御率1位であり、これまで9勝をあげながらもなかなか10勝目が遠いイ・サンモクで、一方サムソンの先発は現在10勝で最多勝争いトップタイのエース、イム・チャンヨンでした。
 この試合は両チームの先発の好投により投手戦となりました。
 先に動きがあったのはサムソンでした。
 4回表サムソンは主砲イ・スンヨプの第37号ソロアーチで先制します。
 ですがこの後追加点が奪えず、サムソンは8回裏から登板した守護神、ノ・ジャンジンが3点を失い、そのままハンファが逃げ切り痛恨の逆転負けとなりました。
 イム・チャンヨンは最多勝単独トップとなる11勝目を逃し、8回まで投げたイ・サンモクは最多勝争いトップタイとなる10勝目をあげました(この2人以外は現代のバワーズが10勝をあげています)。

 <キア4−3LG>
 キアもサムソン同様、試合がずっと雨天中止になっていたため9日ぶりの公式戦となりました。
 キアは久しぶりの実戦にもかかわらずLG投手陣を攻略し、1回に押し出し四球で先制、4回にはイ・ジョンボム(元中日)のタイムリーが出て、その後も得点を追加し7回までに4−0とリードします。
 終盤LGの反撃にあい3点を返されますが、最後は守護神チン・ピルジュンが20セーブポイント目をあげ、何とか逃げ切りました。

2003年7月10日(木)

<試合結果>
 トゥサン3−2SK(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 SK7−1トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 現代7−6ロッテ(水原、ダブルヘッダー第1戦)
 現代7−3ロッテ(水原、ダブルヘッダー第2戦)
 ハンファ−LG、キア−サムソンは雨天中止。

 <トゥサン3−2SK、ダブルヘッダー第1戦>
  <SK7−1トゥサン、ダブルヘッダー第2戦>

 第1戦はSK、トゥサンともに初回1点ずつを取り合います。
 トゥサンは5回裏1番センター、チョン・サンヨルの勝ち越しタイムリーなどで2点を取り3−1とリードします。
 SKも7回表8番キャッチャー、パク・キョンワン(2000年のHR王)がソロアーチを放ち1点差としますが、その後はトゥサンの新守護神、ク・ジャウンに抑えられてしまいました。
 第2戦は、SKの先発チョ・ジンホ(元レッドソックス)がランナーは出すものの要所を締め、打線も3回表4番ファースト、イ・ホジュンの3ランなどで4点を先制しその後も追加点を重ね、チョ・ジンホに71日ぶりの勝利となる3勝目をプレゼントしました。
 SKの3番センターを打ち、現在首位打者(.348)のイ・ジニョンは3安打を放ち、100安打一番乗りを果たしました。
 トゥサンは1998−2001年まで4年連続の盗塁王に輝いた俊足巧打の韓国を代表する外野手、チョン・スグンが1軍復帰しました。
 チョン・スグンは先月上旬に左親指に四球を受け負傷し、2軍で再調整していました。

 <現代7−6ロッテ、ダブルヘッダー第1戦>
  <現代7−3ロッテ、ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦は、ロッテ打線が現代の先発キム・スギョン(2000年最多勝)を攻略し、4回までに6−0と大きくリードします。
 しかし、首位争いから脱落したくない現代は、5回裏に6安打2四球と打者一巡の猛攻で一挙7点を取り試合をひっくり返し、そのまま逃げ切りました。
 第2戦は、2−2の同点で迎えた4回裏、現代が8番キャッチャー、カン・グィテの勝ち越しタイムリーをはじめとして3点を奪い、その後追加点を奪いロッテに快勝しました。
 現代の先発だったイ・ドンハクは今季負けなしの6連勝、高卒2年目でまだ新人王の資格があり最有力候補になっています。
 このダブルヘッダー連勝で現代は2位サムソンに勝ち数で並び、負け数が多いため3位となっていますが、首位SKに1勝差と迫りました。
 ですが現代はチームの勝ち頭で最多勝争いトップタイの10勝をあげているバワーズ(元横浜)が、疲労性の筋肉痛のため2軍落ちしました。



2003年7月9日(水)

 本日予定されていたトゥサン−SK、現代−ロッテ、LG−ハンファ、サムソン−キアの4試合はすべて雨天中止となりました。
 これらのカードは10日すべてダブルヘッダーで行われます。

 というわけで、今日はトレードのニュースなどをお届けします。

 去年19勝をあげ最多勝投手となりながら、今季はわずか4勝にとどまっているキアのキーファーが、トゥサンのチェ・ヨンホ投手とトレードされることとなりました。
 チェ・ヨンホは去年今年と故障によりほとんど登板機会がありませんが、これまで主に先発で25勝をあげた実績があります。

 キアはキーファーに代わる新外国人として、米大リーグジャイアンツ傘下の3Aフレスノに所属する右腕投手のジョンソンを獲得しました。
 ジョンソンは大リーグ5年で7勝14敗の実績を残しています。

 ハンファのチョン・ミンチョル(元巨人)は右ひじ痛のため、1軍登録を抹消され前半戦は絶望となりました。
 チョン・ミンチョルは12日のサムソン戦の先発登板が予定されていました。

2003年7月8日(火)

<試合結果>
 トゥサン11−8SK(ソウル・蚕室)
 現代12−6ロッテ(水原)
 LG9−4ハンファ(大田)
 サムソン−キアは雨天中止。
 このカードは9日ダブルヘッダーで行われます。

 <トゥサン11−8SK>
 この試合は序盤から点の取り合いとなり、トゥサンの先発入来は4回7失点でマウンドを降りました。
 8−8と同点で迎えた8回裏、トゥサンは2番レフトのチェ・ギョンファンの2点タイムリー3ベースで勝ち越し、さらにその後1点を追加しそのまま逃げ切り、本拠地蚕室(チャムシル)野球場での対SK戦の連敗を10でストップしました。
 チェ・ギョンファンは3回裏にも逆転2ランを放つなど、4打点をあげる活躍でした。

 <現代12−6ロッテ>
 現代の先発チョン・ミンテ(元巨人)は5回3分の2を4失点とあまりほめられた内容ではありませんでしたが、打線の援護もあり51日ぶりの白星となる今季負けなしの8勝目をあげました。
 チョン・ミンテは2000年シーズンから続く韓国プロ野球での連勝を15に伸ばしました(2001・02年は巨人に在籍)。
 現代打線は8安打で12点と非常に効率のよい攻撃を見せました。特に5回裏の現代の攻撃は、4四球による2つの押し出しと、この回唯一のヒットとなった7番セカンドのパク・チョンホ(2000年度首位打者)の3ランによって5点を取るなど、この試合ではほとんど残塁がありませんでした。

 <LG9−4ハンファ>
 LGは序盤からハンファ投手陣を攻略し、初回で4点を取りその後も着実に追加点を積み重ね快勝しました。
 特に4番DHのアルカントラは4安打2ホーマー3打点の大活躍でした。LGは敵地でのハンファ戦の連敗を6で止めました。

2003年7月7日(月)

 7月17日大田(テジョン)公設野球場で開かれる2003年韓国プロ野球オールスターゲームのファン投票最終結果が発表されました。
 オールスターは東軍(サムソン、トゥサン、SK、ロッテ)と西軍(LG、現代、ハンファ、キア)に分かれて行なわれ、両軍の各ポジション1位は次のようになりました。

      (東軍)                  (西軍)

 イム・チャンヨン(サムソン)   投手    ソン・ジヌ(ハンファ)
 チン・ガビョン(サムソン)     捕手    チョ・インソン(LG)  
 イ・スンヨプ(サムソン)      1塁手    チャン・ソンホ(キア)
 アン・ギョンヒョン(トゥサン)   2塁手    ユ・ジヒョン(LG) 
 キム・ハンス(サムソン)     3塁手    チョン・ソンフン(現代)
 ブリトー(サムソン)        遊撃手    ホン・セワン(キア)
 ヤン・ジュンヒョク(サムソン)  左翼手    パク・ヨンテク(LG)  
 パク・ハニ(サムソン)      中堅手    イ・ビョンギュ(LG)
 カン・ドンウ(サムソン)      右翼手    イ・ジョンボム(キア)
 マ・ヘヨン(サムソン)        DH     チャン・ジョンフン(ハンファ)

 最多得票はヤン・ジュンヒョク(サムソン)の20万2934票でした。
 ちなみに2位は先月通算300号HRを達成した「国民打者」、イ・スンヨプの20万2569票と、1位のヤン・ジュンヒョクとはわずか365票差の僅差でした。
 ヤン・ジュンヒョクは新人王、4度の首位打者に輝いた韓国球界を代表する大打者であり、今回で通産3度目のオールスター最多得票となりました。

 東軍はファン投票10部門のうちに2塁を除く全ポジションをサムソンの選手が占めました。
 現在首位を快走するSKは10部門のうち誰も選出されず、首位チームの選手がファン投票選出がゼロとなったのは韓国プロ野球史上初の珍事です。

2003年7月6日(日)

<試合結果>
 ロッテ4−3SK(仁川・文鶴)
 LG4−2現代(ソウル・蚕室)
 トゥサン−サムソン、キア−ハンファは雨天中止。

 <ロッテ4−3SK>
 ロッテは2回表新外国人の4番センター、イシオンの5号ソロHRで先制、その後3回表に1点を追加、その裏SKに1点を返されるも6回表に3番ライト、ペレス(元オリックス)のタイムリーでさらに1点追加、7回にもう1点を奪い試合の主導権を握り続け接戦をものにしました。
 ロッテの先発でこの数年中継ぎとして活躍してきたカン・サンスは4年10ヶ月ぶりの先発勝利を収めました。

 <LG4−2現代>
 現代の先発は現在最多勝争いトップタイの10勝をあげたバワーズ(元横浜)、LGは先発の一番手イ・スンホであり、序盤は投手戦となり3回表に現代が1点先制したものの、4回裏LGは同点に追いつき、7回裏LGの3番ライトのマルティネスが勝ち越し2点タイムリーを打ち3−1と2点リード、8回裏さらに1点を追加します。
 現代は9回に1点を返したもののときすでに遅く、LGの守護神、イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)に今季19セーブ目を献上してしまいました

2003年7月5日(土)

<試合結果>
 SK11−9ロッテ(仁川・文鶴)
 サムソン10−4ハンファ(大邱)
 現代8−3LG(ソウル・蚕室)
 サムソン−ハンファのダブルヘッダー2戦目、トゥサン−キアは雨天中止。
 この2カードは明日ダブルヘッダーで行われます。

 <SK11−9ロッテ>
 首位SKの先発は元レッドソックスのチョ・ジンホでしたが、3回途中4失点で降板してしまい、1軍復帰登板は最悪のスタートとなりました。
 その後SKは5回裏に2点を返しますが、6回表ロッテにペレス(元オリックス)の6号2ランで2点を追加されます。
 ところがSKは6回裏に打者一巡の7安打を集中し、7点を奪い一気に10−6と逆転します。
 その後7回表ロッテが3点を奪いますが、8回裏SKが1点を追加し、点の奪い合いを制しました。
 8回から登板したSKの守護神、チョ・ウンチョンは今季27SP目をあげ、史上12人目となる100SPを達成しました。

 <サムソン10−4ハンファ>
 サムソン打線は序盤から爆発し、ハンファの先発チョン・ミンチョル(元巨人)を3回途中でノックアウトし、その後も追加点を重ねこの試合はサムソンの快勝に終わりました。
 特にサムソンのマ・ヘヨンは今日も3安打2HR4打点と、7月に入ってから4試合で5ホーマーを放ち好調を維持してます。

 <現代8−3LG>
 現代は2−2の同点で迎えた6回表、主砲シム・ジョンスの第29号ソロアーチで勝ち越し、その後も追加点を重ねLGに快勝しました。
 シム・ジョンスは、HR王争いトップを独走するサムソンのイ・スンヨプに7本差とまた一歩迫りました。

2003年7月4日(金)

<試合結果>
 SK5−1ロッテ(仁川・文鶴)
 現代7−4LG(ソウル・蚕室)
 ハンファ−サムソン、トゥサン−キアは雨天中止。
 この2試合は5日ダブルヘッダーで行われます。

 <SK5−1ロッテ>

 ロッテは3回表1点を先制しますが、4回裏SKは元ロッテのチョ・ギョンファンの2ランで逆転、その後SKは7回に1点、8回にはディアズ(元広島)の2ランなどで得点を追加し勝利、サムソンから首位の座を奪い返しました。
 SKの先発チェ・チュンモは8勝目をあげ、昨年9月から続く連勝を10に伸ばしました。

 <現代7−4LG>

 現代は主砲シム・ジョンスの第28号HRなどで序盤から点を積み重ね、LGに快勝しました。
 シム・ジョンスはHR王レース独走中のイ・スンヨプに8本差をつけられています。
 現代の先発投手で2000年最多勝のキム・スギョンは約2ヶ月ぶりとなる今季4勝目をあげ、不振からの復活を果たしました。
 一方LGは9回裏4点を返しましたが、時すでに遅しでした。
 LGのパク・ヨンテクは1回に今季28個目の盗塁を決め、2位のキアのイ・ジョンボム(元中日)に3個差をつけ、盗塁王争いトップに立っています。

2003年7月3日(木)

<試合結果>
 サムソン12−3トゥサン(ソウル・蚕室)
 LG5−3SK(仁川・文鶴)
 ハンファ−現代、キア−ロッテは雨天中止。

 <サムソン12−3トゥサン>
 サムソンは初回トゥサンに2点先制されたものの、2回表マ・ヘヨンが第20号ソロアーチ、続く3回表にサムソンはブリトーの3ランで逆転、さらにこの回マ・ヘヨンが今日2本目となる第21号2ランを打ち、この回一気に5点を取り試合の主導権を握り、その後も追加点を重ね12−3と圧勝しました。
 サムソンの先発イム・チャンヨンは現代のバワーズ(元横浜)と並んで最多勝争いトップとなる10勝目(1敗)をあげました。
 サムソンはこの日SKがLGに敗れたため、6日ぶりに首位を奪還しました。

 <LG5−3SK>
 SKは4回裏3本のソロアーチで3点を先行するものの、LGは6回表に1点を返し、7回表8番キャッチャーのチョ・インソンの同点2ランで追いつきます。
 8回表LGは5番サードのキム・サンヒョンの勝ち越し2ランが出て、9回裏には守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)がSK打線を抑え、シーズン20セーブポイント目をあげました。
 6日間首位だったSKは2位に転落し、勝ったLGはキアを抜いて4位に立ちました。

2003年7月2日(水)

<試合結果>
 サムソン4−2トゥサン(ソウル・蚕室)
 SK7−6LG(仁川・文鶴)
 現代7−5ハンファ(大田)
 キア1−1ロッテ(馬山、ダブルヘッダー第1戦)
 キア4−2ロッテ(馬山、ダブルヘッダー第2戦)

 <サムソン4−2トゥサン>
 この試合、トゥサンの先発は入来でした。
 入来は初回に2点のリードをもらいますが、4回表先頭打者のイ・スンヨプに第36号ソロHRを打たれ、その後同点タイムリーを打たれます。
 イ・スンヨプは今季初めて全本拠地でHRを打った選手となりました。
 そして6回にはマ・ヘヨンに勝ち越しタイムリーを献上し、残念ながらその後打線の援護がなく入来は今季4敗目(3勝)を喫しました。
 サムソンの5番DHのマ・ヘヨンは9回のダメ押しソロHRを含め、3安打2打点の大活躍でした。

 <SK7−6LG>
 この試合は序盤激しい点の取り合いとなりました。
 LGが6−4とリードした5回裏、SKは1番チョ・ウォヌのソロHRで1点差とし、ランナー1人をおいて4番イ・ホジュンが逆転2ランを放ち、試合を決めました。
 特にこのHRは、イ・ホジュンにとってプロ通算100号となるメモリアルアーチでした。
 その後は両チーム得点が入らず、前半の得点ラッシュが嘘のようでした。
 また、LGの新外国人4番アルカントラは先制2ランを含む5打数5安打と大当たりでしたが、チームの勝利に貢献できませんでした。

 <現代7−5ハンファ>
 この試合は試合時間が5時間近くにわたる熱戦となりました。
 両チーム先発はハンファが10勝目を狙うイ・サンモク、現代が久しぶりの先発勝利を狙うチョン・ミンテ(元巨人)でした。
 4−3と現代1点リードで迎えた7回裏、チョン・ミンテは8勝目の権利を確保したままマウンドを降りますが、2アウト1・2塁のピンチでハンファの4番、キム・テギュンが同点タイムリーを放ちます。
 8回表に現代は3番イ・スンヨンのソロHRで勝ち越しますが、ハンファは9回裏2アウト3塁のチャンスで3番ソン・ジマンが現代の新守護神、クォン・ジュンホンから同点タイムリーを打ち5−5の同点に追いつきます。
 延長に突入したこの試合は、12回表現代が2000年の首位打者、9番パク・チョンホのタイムリーで勝ち越し、さらにもう1点追加し勝利しました。

 <キア1−1ロッテ:ダブルヘッダー第1戦>
  <キア4−2ロッテ:ダブルヘッダー第2戦>
 第1戦は両チーム合わせて9安打の投手戦で、韓国プロ野球では9回で同点の場合引き分けとするルールにより、1−1の引き分けとなりました。
 第2戦は去年の最多勝投手、キアの先発キーファーがようやっと4勝目をあげました。
 キアは今日のダブルヘッダーを1勝1分けで乗り切り、SKに負けたLGに代わって4位に浮上しました。

2003年7月1日(火)

<試合結果>
 トゥサン5−4サムソン(ソウル・蚕室)
 LG4−2SK(仁川・文鶴)
 ハンファ4−0現代(大田)
 ロッテ−キアは雨天中止となり、この試合は明日ダブルヘッダーで行われます。

 今日の韓国プロ野球は、下位3チームが上位3チームを破る波乱の結果となりました。

 <トゥサン5−4サムソン>
 トゥサン−サムソン戦は、1点を争う好ゲームとなりました。3回表にサムソンが1点先制しますが、その裏トゥサンはムン・ヒソンに満塁アーチが出て、4−1と逆転します。
 6回サムソンは同点に追いつきますが、8回裏トゥサンは正捕手ホン・ソンフンの代わりにホームベースを守るカン・イングォンのタイムリーで勝ち越し、そのまま逃げ切りました。

 <LG4−2SK>
 LG−SK戦は、両チームの先発投手ともにイ・スンホと、同名対決となりました。
 試合はただいま首位打者のSKのイ・ジニョンの2ランでSKが先制します。
 その後LGは1点を返し、2−1で迎えた6回表、先発イ・スンホのあとを受けた新人ながらも中継ぎで活躍するSKのソン・ウンボムが、LGのマルティネスに逆転3ランを打たれ、イ・スンホ対決はLGに軍配が上がりました。
 この勝利で、LGは今日試合がなかったキアを抜いて単独4位となりました。

 <ハンファ4−0現代>
 ハンファ−現代戦では、現代の先発バワーズ(元横浜)は打線の援護に恵まれず、ハンファ打線に数少ないチャンスをものにされ、7回を3失点とまずまずの内容だったものの、最多勝争いトップを突っ走る11勝目をあげられませんでした。

 <トピックス>
 6月の月間MVPに、世界最速の300号HRの大記録を達成したサムソンのイ・スンヨプが選ばれました。
 イ・スンヨプは6月を通して打撃好調で、打率.351、15HR、35打点と文句のつけようがない成績でした。
 また、記念すべき300号HRのホームランボールは、これを激しい争奪戦の上、我が物とした27歳の男性が、中国・北京在住の朝鮮族の男性に10万ドル(約1200万円)で売ったそうです。
 韓国プロ野球史にとって記念すべきホームランボールが海外へ流出することについて、サムソン球団にはファンからの批難があとを絶たないそうです。


2003年6月29日(日)

<試合結果>
 キア7−0ハンファ(清州、ダブルヘッダー第1戦)
 ハンファ3−2キア(清州、ダブルヘッダー第2戦)
 ロッテ3−2SK(釜山・社稷)
 トゥサン−LG、現代−サムソンは雨天中止。

 キアーハンファのダブルヘッダーは、1勝1敗の痛み分けとなりました。
 第1戦はキアの先発チェ・サンドクが今季初完封となる7勝目をあげ、チームの勝ち頭となりました。
 第2戦は2−2の同点で迎えた9回裏、キャッチャーのイ・ドヒョンがキアの抑えのエース、チン・ピルジュンからサヨナラアーチを放ち劇的な勝利を収めました。

 ロッテはSKとの延長戦を制し、連敗を5で止めました。
 ロッテは9回裏2−1とリードされていましたが追いつき、10回裏SKの守護神、チョ・ウンチョンからチェ・ギムンがサヨナラヒットを放ちました。

2003年6月28日(土)

<試合結果>
 サムソン7−1現代(水原)
 SK6−1ロッテ(釜山・社稷、ダブルヘッダー第1戦)
 SK10−4ロッテ(釜山・社稷、ダブルヘッダー第2戦)
 LG11−3トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第1戦)
 LG2−0トゥサン(ソウル・蚕室、ダブルヘッダー第2戦)
 ハンファ−キアのダブルヘッダーは雨天中止。
 サムソン−現代、ハンファ−キアの2試合は29日ダブルヘッダーで行われます。

 サムソンはイ・スンヨプの第35号HRなどで現代に快勝し、6連勝を飾りました。

 一方2位のSKは、ロッテのダブルヘッダーに連勝し、サムソンに1勝差をつけて1日で首位を奪い返しました。
 特に第2戦は、1−4と3点リードされた3回に打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い試合を一気に決めました。

 LGはトゥサンとのソウルダービーマッチに連勝し、試合が雨天中止となったキアを抜いて1勝差で4位に浮上しました。
 第2戦では、イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が16セーブ目をあげました。

2003年6月27日(金)

<試合結果>
 トゥサン−LG、ロッテ−SK、現代−サムソン、ハンファ−キア4試合とも雨天中止。

 現代−サムソンが本拠地水原公設運動場の都合で3時からデーゲーム1試合のみ行われますが、あとの3試合はダブルヘッダーで行われます。

 今月30日に、第2次ドラフト会議が行われます。
 韓国プロ野球のドラフトは、韓国独自のシステムをとっていて、各球団の本拠地のある地域の有力選手を優先的に指名できます。
 たとえば大邱に本拠地のあるサムソンは、大邱広域市(日本の政令指定都市のようなもの)と大邱が道庁所在地となっている慶尚北道(日本の県に相当)の有力選手を1人指名できます。
 この地元の有力選手を取るためのドラフトが第1次ドラフトで、毎年6月上旬に開かれています。
 それ以外の選手を取るのが、昨年最下位のチームから優先的に選手を指名できるウェーバー方式の第2次ドラフトです。
 今年は昨年の最下位、ロッテが1番最初に指名し、続いて下位からハンファ、SK、トゥサン、現代、キア、LG、サムソンの順に指名していきます。

 なお、韓国のアマチュア球界は日本ほど裾野が広くなく、高校野球か大学野球しかありません。
 両方とも中学の全国大会でベスト8に相当する実績を残さないと、高校で野球部に所属できません。
 そのため野球部のある高校は全国に数十校しかなく、日本で言うと甲子園の常連校しか野球部がない状況を想像していただければ分かると思います。
 ですので、高校野球の大会はいつも選抜高校野球状態です。
 大学の野球部も高校時代の全国大会でベスト8に残らないと所属することが出来ません。
 野球に限らずあらゆるスポーツに適用されているこの8強制度が、韓国のスポーツの屋台骨となっています。
 しかも以前は8強制度ではなくて4強制度でした。

2003年6月26日(木)

<試合結果>
 サムソン11−2ロッテ(大邱)
 トゥサン4−3SK(仁川・文鶴)
 現代5−2キア(光州)
 LG6−5ハンファ(ソウル・蚕室)

 サムソンは先発イム・チャンヨンの好投と打線の猛攻でロッテに圧勝し、34日ぶりに首位の座をSKから奪い返しました。
 6回3分の2を2失点に抑えたエースのイム・チャンヨンは9勝目(1敗)をあげ、ハンファのイ・サンモクと並び最多勝争い2位につけました(トップは現代のバワーズ)。
 34号HRが期待された主砲イ・スンヨプはこの日ノーアーチでしたが、1安打2四球で勝利に貢献しました。

 ロッテはこれで単独最下位に転落し、このところ主砲のペレス(元オリックス)が右手の負傷で試合に出場しておらず、もう一人の新外国人イシオンも不調で、両外国人の存在感の薄さが一時期差をつけたはずのトゥサンに抜かれた大きな原因となっています。

 トゥサンは先発入来がSK打線を6回3分の2を3失点に抑えチームの連敗を4で止め、今季3勝目をあげました。
 最近抑えを任されているトゥサンのク・ジャウンも4セーブ目と、少しずつ抑えの仕事が板についてきました。
 トゥサンはSK戦今季初勝利、去年から続くSK戦の連敗を15で止め、昨日の同率最下位から単独7位に浮上しました。

 現代はプロ初先発のイ・ドンハクが好投し、対キア戦6連勝を飾りました。現代は最近10試合は8勝2敗と好調で、サムソン、SKの上位2チームにぴったり並走しています。

 LG−ハンファの一戦は延長11回、4時間46分のロングゲームとなり、11回裏LGがキム・サンヒョンのサヨナラヒットで接戦をものにしました。
 LGはブルペン入りした8人の投手をすべて使い切り、まさに総力戦という言葉がふさわしい内容でした。

 (おまけ)
 スポーツ朝鮮のウェブサイトの入来の記事です。
 見出しの太字は、「入来、3勝目よりも(チームの)連敗を4で止めたことのほうがうれしい」とあります。


2003年6月25日(水)

<試合結果>
 サムソン4−3ロッテ(大邱)
 SK7−6トゥサン(ダブルヘッダー第1戦、仁川・文鶴)
 SK4−3トゥサン(ダブルヘッダー第2戦、仁川・文鶴)
 現代5−4キア(光州)
 LG5−4ハンファ(ダブルヘッダー第1戦、ソウル・蚕室)
 ハンファ4−2LG(ダブルヘッダー第2戦、ソウル・蚕室)

 サムソンのイ・スンヨプはロッテ戦で5回裏2−2の同点の場面で、決勝2ランとなる第34号HR(通算302号)を放ち、チームの4連勝に貢献しました。

 SKはトゥサンとのダブルヘッダー2試合に連勝し、再び単独首位に立ちました。
 2試合とも1点差となる接戦でした。特にSKの捕手パク・キョンワンは2試合とも貴重な同点HRを放ちチームの逆転勝利に貢献し、プロ入団以来10年連続2桁HRを達成しました。
 SKは今季トゥサン戦は9戦負けなしと大のお得意様とし、去年からのトゥサン戦の連勝は15まで伸びました。
 なおトゥサンは今日の連敗で再びロッテと同率最下位になりました。

 現代は先発チョン・ミンテ(元巨人)の調子が悪く、6回途中4失点で降板しました。
 キアは14安打を放ち、しかも先発全員安打を記録しましたが打線のつながりが悪く、わずか6安打の現代に逆転負けしました。
 現代の主砲シム・ジョンスは、3−1とリードされた3回に第27号同点HRを放ち、トップのイ・スンヨプに次ぐHR王争い2位の座をキープしています。

 LGとハンファのダブルヘッダーは1勝1敗でした。
 これまで今季9勝をあげた第1戦のハンファの先発、イ・サンモクは最多勝争いトップでこれまで10勝をあげた現代のバワーズ(元横浜)に並ぼうと力投しましたが、残念ながら敗戦投手となりました。
 イ・サンモクは22日の現代戦でリリーフとして登板し今季初セーブをあげたのですが、今日また先発に復帰しています。
 この辺の選手起用の流動性は、日本球界には見られないものですね。


2003年6月24日(火)

<試合結果>
 サムソン6−4ロッテ(大邱)
 現代8−4キア(光州)
 SK−トゥサン(仁川・文鶴)、ハンファ−LG(ソウル・蚕室)は雨天中止。
 この2試合は明日25日にダブルヘッダーで行われます。

 サムソンは3度の首位打者に輝いた5番レフト、ヤン・ジュニョクの17号HRを含む4安打で快勝しました。
 4安打放ったものの2塁打のみ出なかったため、惜しくもサイクルヒットは逃しました。

 一方22日のSK戦で300号HRを打ったイ・スンヨプはこの日ノーヒットでした。
 今日の大邱公設野球場は、土日の超満員の盛況ぶりが嘘のように閑古鳥が鳴いていました。
 ですが、イ・スンヨプがこのまま打ち続け、自己の持つ年間最多ホームラン数(1999年・54本)を更新するとなると、また大邱公設野球場は賑わいを見せることでしょう。
 この勝利でサムソンはSKと同率首位に立ちました。ロッテは負け数を1つ増やしたため、同じ勝数のトゥサンが7位となりロッテは最下位転落となりました。

 現代は先発バワーズ(元横浜)がキアを6回2失点に抑え、最多勝争い単独トップに立つ10勝目(1敗)をあげました。
 キアのイ・ジョンボム(元中日)が1回にシーズン24個目の盗塁を決め、LGのパク・ヨンテクと並び盗塁王争いトップタイとなりました。


2003年6月22日(日)

<試合結果>
 サムソン8−4SK(大邱)
 ハンファ5−2現代(水原)
 ロッテ6−2LG(馬山)
 キア5−2トゥサン(ソウル・蚕室)

 韓国の「国民打者」であり、ナンバー1スラッガーであるサムソンのイ・スンヨプが、大記録を達成しました!
 この10日あまりの韓国プロ野球、ひいてはスポーツ界全体の話題は、イ・スンヨプがいつ史上最年少の通算300号HRを達成するかでもちきりでした。
 6月14日の現代戦で、通算298号目となる今季第30号HRを打ったあとは、なかなか相手投手陣から勝負してもらえず、これまで今季はかつてないペースでホームランを打ち続けていたイ・スンヨプにとって、あと2本がとてつもなく遠く感じられたことだったでしょう。

 通算299号となる今季第31号HRが出たのは、20日のSK戦でした。
 そしてついに、誰もが待ちわびた歴史的瞬間は、本拠地大邱公設野球場でのSKとの首位攻防戦で生まれました。

 8回裏、3−2とSKがリードし、1アウトランナーなしでイ・スンヨプに打席が回ってきました。
 この試合3打席1四球とまだヒットがありません。日曜の夜ということもあり、超満員の大邱公設野球場のファンたちの期待は高まります。
 そしてついについにイ・スンヨプが期待に応え、SKの3番手キム・ウォニョンの直球をライトスタンドに運びました!
 新記録は同点HRという劇的な形で生まれました!

 続く4番マ・ヘヨンも勝ち越しソロHRを放ち、サムソンは4−3と1点リードし9回表を迎えます。
 しかし、粘るSKは1アウト満塁から押し出しで同点に追いつきます。
 さて、9回裏サムソンも2アウト満塁のチャンスを作り、ここでまたイ・スンヨプに打席がまわってきます。
 ここですかさずSKベンチは守護神チョ・ウンチョンを送ります。
 しかし、この勢いを誰も止めることは出来ません。イ・スンヨプの放った打球は再びライトスタンドへ飛サヨナラ満塁HRとなり、サムソンが8−4と劇的な勝利を収めました!
 これで2位サムソンは首位SKに1勝差と迫りました。

 イ・スンヨプは通算300号HRを世界最年少となる26歳10ヶ月で達成した、と韓国のマスコミは報じています。
 これは日本の王貞治の27歳3ヶ月、米メジャーリーグのアレックス・ロドリゲス(レンジャース)の27歳8ヶ月を抜いたからだ、という根拠からです。
 新聞記事によっては、ギネスブックに申請しようと主張しているのもありますが、これはやりすぎですね。

 3位現代はハンファ先発のチョン・ミンチョルに抑えられ、5−2で敗戦しました。
 チョン・ミンチョルは今季8勝目(3杯)をあげ、今季最多勝争いトップタイの9勝をあげているイ・サンモクが抑えに転向し、今季初セーブをあげました。
 この辺の選手起用の変化の速さは、日本のプロ野球では考えられません。

 キアはトゥサンに逆転勝ちし、トゥサンはこの日勝利したロッテと並び再び同率最下位となりました。
 ロッテはLGに勝利し、連敗を7でストップしました。LGの先発は2001年の最多勝&最優秀救援投手、シン・ユノでしたが、ロッテの1・2番打者に連続HRを浴び、次の打者を打ち取ったものの、4・5番打者に連続長打を打たれさらにもう1失点、結局1アウトを取っただけで3失点で降板と、かつての面影はまったくありませんでした。
 シン・ユノは2001年70試合に登板し15勝6敗18セーブをあげましたが、昨年は4勝3敗1セーブと大きく成績を落とし、今季はまだ未勝利です。


2003年6月21日(土)

<試合結果>
 サムソン3−1SK(大邱)
 現代5−4ハンファ(水原)
 キア4−3トゥサン(ソウル・蚕室)
 LG6−1ロッテ(馬山)

 韓国プロ野球は1982年に創設され、今年は22年目のシーズンとなっていますが、今日の4試合で約3万3千人の観衆を集め、ついに創設以来の観客動員数が7000万人を突破しました。
 これは韓国プロスポーツとしては初めての大台です。韓国のスポーツといえば、サッカーW杯や過去に日韓戦で多くの死闘が繰り広げられたこともあり、サッカーのイメージが強いですが、日本同様プロサッカーの人気はプロ野球より低く、実はプロ野球や韓国人メジャーリーガーの記事がスポーツ紙の1面を飾ることが多いのです。
 サッカー1面を飾るのは韓国代表の重要な試合があったときぐらいのものです。

 2位サムソンは、昨日首位SKに9回5点差を逆転された雪辱を晴らしました。
 今日の先発投手、エースのイム・チャンヨンがSK打線を1点に抑え8勝目(1敗)をあげました。
 通算300号HRまであと1本と迫ったサムソンのイ・スンヨプは1安打2四球に終わり、超満員となったホーム大邱公設野球場につめかけたファンたちをがっかりさせてしまいました。

 3位ハンファは4−3と1点リードされた9回裏2アウトから9番ショート、パク・チンマンのタイムリーで同点とし、10回裏に主砲シム・ジョンスの25号サヨナラHRで見事な逆転勝ちを収めました。
 2日連続で抑えに失敗したハンファのピコタはここまで12セーブをあげていますが、先発転向が検討されています。

 キアのイ・ジョンボム(元中日)はトゥサン戦で5打数3安打1盗塁と、今日もチームの勝利に貢献し、史上32人目の通算1000本安打を達成しました。
 これまで3度の盗塁王に輝いているイ・ジョンボムですが、今季はすでに24盗塁を決め、盗塁王争いトップに立つパク・ヨンテク(LG)に1個差と迫りました。

 このところ日韓共にロッテに元気がありません。
 韓国ロッテは今日もLGにいいところなく破れ7連敗、一方の千葉ロッテはダイエーに破れ6連敗と、お互い連敗街道を突っ走ってます。


2003年6月20日(金)

<試合結果>
 SK11−10サムソン(大邱)
 トゥサン6−0キア(ソウル・蚕室)
 現代8−7ハンファ(水原)
 LG6−5ロッテ(馬山)

 サムソン−SKの首位攻防戦は、壮絶な試合展開となりました。
 SKが5−4と1点リードで迎えた8回裏、サムソンはまず4番レフトのヤン・ジュンヒョクのソロHRで同点、続く8番キャッチャー、チン・ガビョンの2ランで勝ち越してなおその後1点を追加し、3番イ・スンヨプの通算300号HRまであと1本と迫る31号2ランで、この回一挙6点を取り試合を決めたかに思われました。
 ですが、9回表SKは猛反撃を見せます。
 一気に連打でたたみかけ10−8と2点差と迫り、1死満塁の場面で1軍復帰して間もない主砲の5番ディアズ(元広島)の走者一掃となるタイムリーツーベースでついに逆転、この回打者一巡となり一挙6得点を奪い11−10と大逆転に成功しました。
 粘るサムソンも9回裏ノーアウト1,2塁のチャンスを作りましたが、後続が抑えられてしまいました。

 ※ 21日更新分のSK-サムソン戦の記事中に誤りがありました。お詫びして訂正致します。(2003/6/23 管理人)
  首位攻防戦となったSK−サムソン戦は、ものすごい試合となりました。
 SKが5−4とリードして迎えた8回裏、イ・スンヨプの通算300号に王手をかける31号2ランで逆転し、その後も2本のアーチで4点を追加しサムソンはこの回6点を取り、10−5と完全に試合を決めたかに思われました。
 だが9回表、SKは打者9人の猛攻で一挙に6点を取り、11−10と再逆転し勝利を収め、首位をキープしました。
 決勝タイムリーとなる走者一掃の2ベースを放ったのは、復帰したばかりの主砲ディアズ(元広島)でした。


 トゥサンの入来はキア戦に先発し、10安打を打たれながらも要所を抑え、見事今季初完投を完封で飾りました。
 トゥサンはこれで5連勝し、ロッテが負けたため単独7位に浮上しました。

 SK、サムソンを追う3位の現代は、ハンファ戦で9回裏抑えのエース、ピコタから3番イ・スンヨンが逆転サヨナラ3ランを打ち、4連勝を飾り上位2チームにしっかり食らいついてます。

 LGはロッテとの接戦を制し、守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)は史上11人目となる通算100セーブポイントを達成しました。
 ロッテは4連敗となり、ついにトゥサンに抜かれ単独最下位となりました。

 現代は外国人打者のフランクリン(元日ハム)を解雇し、新外国人としてブロンバー外野手を獲得しました。
 ブロンバーは今季大リーグホワイトソックス傘下の3Aシャーロットで活躍していました。
 ちなみにフランクリンの今季成績は、38試合に出場し打率.221、10HR、28打点でした。
 フランクリンは昨年7月現代に入団し、昨季は49試合に出場し、打率.276、14HR、30打点の成績でした。

 順位は下位チームで入れ替えがあり、5位LG、6位ハンファ、7位トゥサン、8位ロッテとなりました。

 (おまけ)
 入来の写真が載ったスポーツ朝鮮のページ

 太字の見出し文には、「入来スライダーで勝負 先発がしっくりくる」と書いてあります。
 やはり抑えは自分に合ってなかったということでしょうかね。

2003年6月19日(木)

<試合結果>
 LG7−3サムソン(ソウル・蚕室)
 現代8−2ロッテ(水原)
 SK5−4キア(仁川・文鶴)
 トゥサン−ハンファは雨天中止。

 サムソンのイ・スンヨプは今日のLG戦では3打数ノーヒットに抑え込まれ、チームの連勝も7でストップしてしまいました。
 LGは投手6人の継投で逃げ切り、最後は守護神イ・サンフン(元中日のサムソン・リー)が登板し13セーブ目をあげました。

 現代は先発バワーズ(元横浜)がロッテ打線を抑え、ハンファのイ・サンモクにならぶ最多勝争いトップタイの9勝目をあげ、チームも3連勝となりました。
 主砲シム・ジョンスも24号2ランを打ち、HR王争いを独走するイ・スンヨプ(サムソン)にあと6本と迫りました。

 首位SKは5月末に足の負傷で戦線離脱していた主砲ディアズ(元広島)が復帰し、11号決勝アーチを放ちチームを4連勝に導きました。
 SK、サムソン、現代の激しい首位争いはしばらく続きそうです。どこが最初に抜け出すのでしょうか?


2003年6月18日(水)

<試合結果>
 SK10−9キア(仁川・文鶴)
 サムソン4−3LG(ソウル・蚕室)
 現代5−1ロッテ(水原)
 トゥサン13−2ハンファ(大田)

 サムソンのイ・スンヨプはここ4試合で10四球と、相手バッテリーに勝負してもらえず、あと2本と迫った史上最年少300号HRへの道は想像以上に険しいものとなっています。
 今日のLG戦は4打数1安打1四球と抑え込まれましたが、5番マ・ヘヨンの同点タイムリーや決勝点となる犠牲フライなど3打点の活躍で、チームは7連勝と絶好調です。

 首位SKはキアとのシーソーゲームを制しました。
 5回までSKが8-1とリードしていたものの、6回に6失点し、7,8回と1点ずつ取られ一時は9−8と7点差を逆転されてしまいました。
 ところが8回にチョ・ギョンファンの逆転2ランが出て、そのまま10−9と逃げ切りました。
 なお、2回に8号HRを放ったパク・キョンワンは、史上9人目の200号HRを記録しました。
 彼は2000年にHR王とシーズンMVPのタイトルを取り現代の韓国シリーズ制覇に貢献した強打の捕手で、昨年オフFAでSKに移籍しました。

 トゥサンは今シーズン10勝1番乗りを狙ったハンファの先発、イ・サンモクを打ち崩し今季初の4連勝を記録しました。
 またロッテは元気なく現代に敗れ、ついに両チーム共に19勝と勝ち数では並び、負け数1つの差でトゥサンが最下位となっています。


2003年6月17日(火)

<試合結果>
 SK3−0キア(仁川・文鶴)
 サムソン5−3LG(ソウル・蚕室)
 現代13−3ロッテ(水原)
 トゥサン8−1ハンファ(大田)

 300号HRまであと2本と迫ったサムソンのイ・スンヨプは、LG投手陣からなかなか勝負してもらえず、今日は1安打2四球でした。
 ですが周囲の打者がLG投手陣を攻略し、サムソンは見事6連勝を飾りました。

 SKは先発のチェ・チュンモが好投し、今季負けなしの6勝目をあげ、抑えのチョ・ウンチョンもセーブ王争いトップの20セーブポイント目をあげました。
 チェ・チュンモは高卒2年目ながらも、昨年は9勝をあげており、今季の飛躍が期待される選手の一人です。
 こういった若手の活躍がSKの首位の原動力となっています。

 現代は主砲、シム・ジョンスの3試合連続となる23号HRなど13−3と快勝しました。
 シム・ジョンスはHR王争いトップのイ・スンヨプ(サムソン)に6本差と迫っています。
 打撃好調のロッテの3番ペレス(元オリックス)は今日も5号HRを含む3安打猛打賞です。

 トゥサン戦に先発登板したチョン・ミンチョル(元巨人)は7回2失点に抑えたものの、打線がトゥサン投手陣から1点も取れず、リリーフ陣が8回に6失点し残念ながら今季3敗目(7勝)を喫してしまいました。


2003年6月15日(日)

<試合結果>
 ロッテ2−6トゥサン(釜山・社稷)
 サムソン5−4現代(大邱)
 LG−キア、SK−ハンファは雨天中止

 今日のロッテ戦に先発したトゥサンの入来は、7回と3分の2を11安打を打たれながらも相手の拙攻に助けられて2失点に抑え、来韓初勝利をあげました。
 しかもこれは、在日韓国人選手を除く日本人選手の韓国プロ野球史上初勝利となりました。
 これからも多くの日本人選手が韓国プロ野球で活躍することを願わずにいられません。入来の歴史的初勝利を心からお祝いいたします。

 史上最速の300号HRまであと2本、と迫ったサムソンのイ・スンヨプは、今日の現代戦では2安打2四球2打点とHRこそ出なかったものの、チームの5連勝に大きく貢献しました。


2003年6月14日(土)

<試合結果>
 キア4−0LG(ソウル・蚕室)
 ロッテ5−3トゥサン(釜山・社稷、ダブルヘッダー第1戦)
 トゥサン12−9ロッテ(釜山・社稷、ダブルヘッダー第2戦)
 サムソン5−4現代(大邱)
 SK6−5ハンファ(仁川・文鶴)

 サムソンのイ・スンヨプは、現代の先発バワーズ(元横浜)から今季56試合目にして30号HRを放ちました。
 プロ通算300号HRまであと2本と迫り、史上最年少300号HRはもう目の前です。

 先日左ひざに死球を受けたキアのイ・ジョンボム(元中日)は、守備に就くのが難しいということで指名打者でLG戦に出場しました。
 また、4月下旬に足の筋肉断裂で1ヶ月ほど戦線離脱し、復帰後指名打者で出場していた主砲のパク・チェホンはライトのスタメンで出場しました。


2003年6月13日(金)

<試合結果>
 サムソン5−4現代(大邱)
 トゥサン3−2ロッテ(釜山・社稷)
 ハンファ11−3SK(仁川・文鶴)
 キア5−1LG(ソウル・蚕室)

 ハンファのイ・サンモクは首位SK戦に先発して9勝目をあげ、最多勝争い単独トップに立ちました。

 サムソンと現代の2位攻防戦は、現代が絶好調の主砲、イ・スンヨプに3四球を与え勝負を避けるものの、3回4番DHマ・ヘヨンの同点3ランや、5回6番三塁キム・ハンスの決勝2ランで見事な逆転勝ちを収めました。

 キアのイ・ジョンボム(元中日)はLG戦で3回の第2打席で左ひざに四球を受け、やむを得ず交代しました。試合はその3回にキアが3点を奪い試合の主導権を握り快勝しました。

2003年6月12日(木)

<試合結果>
 雨で全試合中止

 といってもネタが何もないのもさみしいので、オールスターの話題を。
 今年の韓国プロ野球オールスター戦は、7月17日にハンファの本拠地、大田(テジョン)公設野球場で行われます。
 韓国プロ野球はメジャーリーグ同様オールスター戦は毎年1試合しか行われません。
 韓国プロ野球は1リーグ制のため、8チームを東軍(サムソン・トゥサン・SK・ロッテ)と
 西軍(LG・キア・現代・ハンファ)に分けてオールスター戦を戦います。

 現在ファン投票が行われ、中間集計結果(6月9日現在)によるポジション別得票1位の選手は
 以下のようになっています。

        (東軍)             (西軍)
 投手:イム・チャンヨン(サムソン)     ソン・ジヌ(ハンファ)
 捕手:チン・ガビョン(サムソン)      チョ・インソン(LG) 
 1塁:イ・スンヨプ(サムソン)       チャン・ソンホ(キア)
 2塁:アン・ギョンヒョン(トゥサン)    ユ・ジヒョン(LG) 
 3塁:キム・ドンジュ(トゥサン)      チョン・ソンフン(現代)
 遊撃:ブリトー(サムソン)         ホン・セワン(キア)
 左翼:ヤン・ジュニョク(サムソン)     パク・ヨンテク(LG) 
 中堅:パク・ハニ(サムソン)        イ・ビョンギュ(LG) 
 右翼:カン・ドンウ(サムソン)       イ・ジョンボム(キア)
 DH:マ・ヘヨン(サムソン)        チャン・ジョンフン(ハンファ)

 注目すべきは、東軍でサムソンの選手が8人も1位になっていることです。
 まるで日本のオールスターファン投票のセリーグで、阪神の選手が1位を独占しているのと同じような現象が起きています。
 さすが昨年度の覇者であり、韓国球界随一のタレント軍団だけのことはあります。

 その一方で、現在首位SKの選手が西軍で誰一人としてトップになっていません。
 SKは今年でまだ4年目の新しい球団で、球界で長く活躍している知名度の高い選手が少ないせいでしょう。

 また、個人最多得票は4度の首位打者に輝いたヤン・ジュニョク(サムソン)の11万4924票で、例年にないペースでホームランを量産しているイ・スンヨプ(サムソン)は僅差で2位の11万4652票を獲得しています。

2003年6月11日(水)

<試合結果>
 サムソン7−1ロッテ(釜山・社稷)
 SK−トゥサン、ハンファ−キア、LG−現代は雨天中止。
 ※この3試合は明日ダブルヘッダーで行われます。

 サムソンがロッテに快勝し、単独2位に復帰しました。

 右太ももの筋肉痛で2軍落ちしていたトゥサンの入来ですが、12日の本拠地ソウル・蚕室(チャムシル)野球場でのSK戦に先発することとなりました。
 果たして低迷を続けるトゥサン投手陣の救世主となるでしょうか。

 また、同じトゥサンの新外国人、マイク・クールボー(元阪神のスコット・クールボーの実弟)は、打撃不振のため退団が決定しました。
 トゥサンでの成績は44試合に出場、打率.215、10HR、24打点でした。  

2003年6月10日(火)

<試合結果>
 サムソン16−2ロッテ
 LG5−4現代
 ハンファ17−8キア
 SK8−2トゥサン

 サムソンのイ・スンヨプはロッテ戦でなんと27・28・29号と3HRを放ち、このペースで打ち続けると公式戦では72本のHRと、米メジャーリーグのバリー・ボンズの世界記録(2001年・73本)も狙えるようになってきました。
 1999年イ・スンヨプは54HRの韓国プロ野球新記録を達成し、HRを量産していたシーズン終盤は各地の球場で大フィーバーを起こしましたが、このままいくと今年はそれ以上の騒ぎとなりそうです。
 日本同様米メジャーリーグへの選手流出で低迷するプロ野球人気の回復は、イ・スンヨプのバットにかかっているといっても過言ではありません。

 ハンファのチョン・ミンチョル(元巨人)は今日のキア戦で先発し、シーズン7勝目(2敗)をあげました。
 この試合、両軍合わせて31安打の乱打戦でしたが、勝負は満塁アーチが2本出たハンファに軍配が上がりました。

 SKの守護神、チョ・ウンチョンはトゥサン戦で16セーブ目をあげ、今季のセーブポイントは19と、セーブ王争いトップを走っています。
 現在首位のSKの好調は先発、中継ぎ、抑えがそろった強力投手陣によるところが大きく、チョ・ウンチョンはその象徴的存在です。

 今季日本球界から復帰し、現在7勝負けなしと好調の現代のチョン・ミンテが右ふくらはぎの怪我のため2軍落ちしました。
 先月中旬から痛みを訴え1度先発ローテーションを飛ばしたのですが、病院での精密検査の結果、筋肉に破裂箇所があったとのことです。


2003年6月8日(日)

<試合結果>

 現代3−2SK(仁川・文鶴)
 キア4−2ロッテ(光州)
 ハンファ4−1サムソン(大田)
 トゥサン11−8LG (ソウル・蚕室)

 現代は先発バワーズ(元横浜)がハーラーダービートップタイの8勝目(1敗)をあげ、対SK戦の連敗を5でストップしました。
 また、韓国プロ野球史上最多の419盗塁を決めている現代のチョン・ジュンホは、今日の試合で今季10個目の盗塁を決め、13年連続2ケタ盗塁の韓国プロ野球新記録を達成しました。

 韓国プロ野球史上最多の165勝をあげているハンファのソン・ジヌは、今日のサムソン戦に先発し、今季初完投で4勝目をあげました。
 キアは対ロッテ戦今季負けなしの9連勝を飾り、最近4連勝と調子を上げてきました。

 トゥサンはLGを破り今季初の3連勝を飾りました。一方LGは元気なく6連敗です。
 トゥサンは6−3と3点リードされた9回表に、LGの守護神イ・サンフン(もと中日のサムソン・リー)を打ち崩し一気に8点を取る大逆転劇を見せました。
 ここまで1勝12セーブと、今季も安定した成績を残しているイ・サンフンには今季初黒星が付きました。


2003年6月7日(土)

<試合結果>
 SK10−1現代(仁川文鶴・ダブルヘッダー第1戦)
 SK7−0現代(仁川文鶴・ダブルヘッダー第2戦)
 ハンファ8−5サムソン(大田)
 キア8−1ロッテ(光州)
 トゥサン9−4LG(蚕室・ダブルヘッダー第1戦)
 トゥサン6−3LG(蚕室・ダブルヘッダー第2戦)

・SKがホームでの2位現代との直接対決ダブルヘッダーに連勝し、首位をキープし3勝差をつけました。しかも、2試合とも大量得点差での圧勝と文句のつけようがありません。
・SKは、主砲として活躍し10HRを放って28打点をあげている元広島のディアズが先月末骨折により戦線離脱したにもかかわらず、チーム一丸となって首位戦線を戦っています。
・ハンファのイ・サンモクは今日のサムソン戦で先発し8勝目をあげ、ハーラーダービー単独トップに立ちました。
・トゥサンはLG相手に久しぶりの連勝を飾りました。キアに敗れた7位ロッテとの勝差は5に縮まりました。


2003年6月6日(金)

<試合結果>
 サムソン10−9ハンファ(大邱)
 キア8−7ロッテ(光州)
 斗山−LG(蚕室)雨天中止
 SK−現代(仁川・文鶴)雨天中止

・韓国の国民打者ことサムソンのイ・スンヨプは今日のハンファ戦で26号HRを打ち、HR王レースで2位の現代のシム・ジョンスに7本差をつけ大独走しています。
 このペースでHRを打ち続けると、シーズン133試合で69本になるとか。
・今日の26号HRでイ・スンヨプはプロ通算294号となり、300号が見えてきました。
 このままだと王貞治やメジャーリーグのアレックス・ロドリゲス(レンジャース)の27歳を抜き、1976年8月生まれのイ・スンヨプは26歳で史上最年少で300号HR到達になるそうです。

・サムソンのヤン・ジュンヒョクが史上2人目の900打点を達成しました。(史上1位はハンファのチャン・ジョンフンの1110打点)

・ロッテの新外国人・元オリックスのペレスは、9回表7−4と3点リードされた2死1・2塁の場面で、キアの守護神のチン・ピルジュンから3号同点3ランを打ちましたが、キアが10回裏サヨナラ勝ちしてしまいました。
 ここまで14セーブをあげているチン・ピルジュンは10回も登板したため、今季初勝利となりました。


 ・このページの情報はふるりん氏の情報を元にDutchが編集を行っております。
 ・出来るだけ正確な情報を心がけておりますが、新情報、表記や数値の間違え等がありましたら、掲示板orメール(kato-44 @ baystars.net)でご指摘いただければ幸いです。
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